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放送大学の心理学講座で自我発達、生物的発達論を聴いた。道徳心、良心は、禁止すると発達するという。

2008-03-01 18:34:39 | Weblog
心理学での自我発達論は、まず、1歳ぐらいまでの口唇感覚期に母への信頼感を持ち、愛や安心の心理をもつという。母に拒否されると不安、不信、苦痛の心理が発達するという。3歳ぐらいまでの筋肉感情期には、排便のコントロールができるようになり、自己信頼、意志が発達し、失敗すると無能力感、恥、疑いが発達するという。6歳ぐらいまでの移動整理期には、好奇心が増し、遊び、自発性、積極性が発達する。禁止されると道徳心、良心、罪悪感が発達するという。道徳心も良心も罪悪感も先天的に人間が持っているものではなく、厳しい親や兄、姉に子供の頃にあれこれ禁止されると発達するようだ。動物に良心や罪悪感はないようだが、恐怖や危険を感じることはあるようだ。これが道徳心の原型かもしれない。最近は自由に好きなことをするように教育されているので、禁止されることが少なく、道徳心、良心が発達しないのかもしれない。


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