MA社会研究所情報

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大学のゼミの総会。先生がガンになり、念仏や、歴史を振り返り、自分史を書くことを勧めた。

2011-07-09 23:30:58 | Weblog
大学時代の経済地理のゼミのOB総会があった。450人ぐらいの会員数だが、年とともに参加者が減り、今年は50人ほど集まった。総会で決算報告を承認したあとで、先生が講演した。腎臓がんになり、血尿が出て手術したという。死を感じているのか、念仏とは仏を念ずることだとか、仏像の印の結び方を示して、気を操る呼吸法を指南していた。75年間の自分の人生を振り返り、1955年に戦後体制ができ、米国に留学していたころにケネディー大統領暗殺事件を体験した。1964年の東京オリンピック、1973年のオイルショック、1989年のベルリンの壁崩壊、冷戦構造の終わり、2001年の航空機テロなどの思い出を語った。OBの諸君もぜひ個人史を書いてほしい、貴重な時代の記録になると呼びかけていた。
OBは定年になっている人が多いが、まだ社長や大学教授をしてがんばっている人もいる。
大学教授をしているOBは大学の理事をするには常識を超えた知恵が要るといった。インド駐在から帰った会社員は、インドの富裕層といっても日本の女子高生ぐらいの資金しか持っていないので、お客にならない、日本ではインド経済成長のイメージばかり間違って伝えているという。ヘッジファンド投資会社の人はドルや各国通貨は当てにならない、金がいい投資先だという。現場の話しを聴くとマスコミの描くイメージとは違うようだ。


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