国立大学の入学試験では、文系でも数学と理科が課され、理系でも国語と地歴、公民も勉強しなければならず負担が多い。センター試験で高得点をとり、2段階選抜、2次試験と3重の試験を通らねばならない。出願者が減って倍率は低くなる。旧帝国大学の法学部は志願者が減り続けているが、来年は増えそうだ。地方では国立大学の存在が大きい。工学部系の人気は高い。エンジニアや教員は地元で就職しやすい。医学部も人気がある。獣医も一定の人気がある。センター試験まであと2か月。出願先を決めなければならない時期だろう。2014年に東京大学に合格した人のでた高校は、1位が開成で158人、2位が筑波大付属駒場で104人、3位が灘で104人、4位が麻布で82人、5位が駒場東邦で75人、6位が聖光学院で71人、7位が桜蔭で69人、8位が栄光学園で67人、9位が学芸大附属で56人、10位が渋谷教育学園幕張で48人、11位がラサールで41人、12位が海城で40人、13位は久留米大付設で38人、14位が日比谷で37人、15位が浅野で34人、16位が浦和で33人といったランキングになる。地域により各地の大学の出身高校はかなり違っている。日本の骨格となる人材を育成してほしいものだ。
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