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教育改革史。教育基準、現代化、能力主義、ゆとり、新自由主義の教育改革が行われた。

2011-05-28 13:20:27 | Weblog
放送大学で教育改革の歴史を見た。1958年は教育の基準を示した。1968年には教育の現代化を求めた。1971年に中央教育審議会が能力主義時代の教育改革を示した。1977年に、ゆとり教育のカリキュラムになった。1987年ごろは中曽根政権で自由化、民営化、国際化時代の新自由主義的な教育改革が行われた。2001年の小泉政権でも金持優位の新自由主義的な教育改革が行われ格差が生じた。1977年からゆとり教育になったのは貿易収支で日本の黒字が増えすぎ、働き中毒の日本人という欧米からの批判に対応したものだった。欧米では休暇は労働者が勝ち取った権利だったが、日本では経営者側が労働者に休みを取るように指導した。平等主義から自由化、多様化を求めるようになった。学力が低下し、高所得者の子供がいい教育を受けていい成績をとるようになった。階層格差ができた。家庭環境が子供の成績に影響している。文化水準の高い家庭は美術を見てクラシック音楽を聴く。文化水準が低い家庭は歌謡曲を聴く。朝食を食べるゆとりがある家庭の子は成績がいい。本の多い家庭の子は勉強する。レジャーにでかけ、テレビゲームをして、なんでもお金で考える時代だという。教育も時代に応じて変化しなければならないだろう。


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