自衛隊の海外拠点が強化されているという。アラビア半島に近いアフリカ東部のジブチに自衛隊の海外拠点がある。海賊対策のために設置され、哨戒機が配備されて入りが、緊急時の日本人救出など多目的に使えるように強化しようとしている。2016年度予算に経費を計上しようとしているて、事実上の海外基地になる。拠点はジブチ空港に隣接する12ヘクタールの土地を賃貸してもらい、約47億円かけて司令部や部隊の施設、P3C哨戒機3機分の駐機場と1機分の格納庫などを建設し2011年6月に設置された。海上自衛隊約110名、警備の陸上自衛隊約70人を4か月交代で派遣して、ソマリア沖やアデン湾を航行する船舶を海賊から守ってきた。海賊対策以外にも災害派遣や国連平和維持活動、有事やテロ事件の時に自衛隊の部隊を送り込んだり、物資や人員を輸送する拠点として強化する。ジブチにはフランス軍の基地や米軍基地がありNATO諸国の部隊も駐留している。目の前には紛争地域があるので日本や自衛隊も巻き込まれそうで心配だ。
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