東日本大震災で地震や大津波のために壊れた福島原子力発電所の原子炉の中を調査するためにロボットが活躍しているというテレビの番組を見た。原子炉の中で溶けて崩れている核燃料をとりだすために調査が必要だ。原子炉建屋の中にロボットが入って、内部の壊れた状況を映像で送ってくる。崩れた機材や破片が散乱する中でキャタピラを装備したロボットが階段を登っていく。電波が途切れるので中継ロボットも制作して送り込む。ロボットが階段を転げ落ちてしまったので人間が起こしに行く。ロボットのコントロールも離れた建物から安全にできるようにケーブルが25kmも施設された。原子炉の中の溶けた燃料の状況を見るためには配管が入る直径10cmぐらいの筒からロボットを入れなければならない。蛇のように細長いロボットがつくられ、筒を抜けると変形してコの字型になる。サーチライトで照らしながら内部を見ることができる用にする。廃炉までには40年もかかるというので若い人材の養成も必要だという。2020年に燃料をとりだすというが事故が起きて放射能が首都圏に降り注いだら、オリンピックと重なって大変なことになる。安全第一で工事してもらいたいものだ。
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