MA社会研究所情報

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民主党政権の変化。鳩山、菅、野田政権と変化。消費税増税の議論はまとまるか。

2011-12-27 00:23:43 | Weblog
テレビで民主党の変化を見た。2009年にマニフェストを掲げて民主党が政権をとり鳩山首相が誕生した。自民党政権の腐敗に嫌気した人々が民主党に投票して政権をとった。鳩山首相は米国から距離をとり、日米関係がぎくしゃくした。国際会議で日本のCO2を25%削減すると宣言して産業界が驚いた。コンクリートから人にお金を向けるというマニフェストに従い、ダムの建設を停止した。高速道路料金を無料化しようとした。沖縄の普天間基地を最低でも県外に移設すると表明して実現できず辞任した。後を引き継いだ菅首相は市民運動出身で官僚を批判していたが、首相になったら官僚の作文を読むようになった。突然財務省の意見を聞いたのか消費税を引き上げると表明して、次の選挙で民主党は敗北した。2011年3月11日に東日本大震災が起き、福島の原子力発電所が地震と大津波で壊れて爆発し、放射能が関東まで降り注いだ。災害対応に追われて多くの人を避難させて大変なことになった。自民党政権が積み上げてきた財政赤字も膨らんで、マニフェストの公約の実現もできず民主党への非難が増してきた。消費税納税を掲げる野田氏が首相になり、日米関係を重視する自民党の政策に近い路線になった。官僚とも折り合いをつけてきた。しかし、支持率が下落している。消費税増税への国民の反対も5割を越えている。民主党内でも消費税増税に反対する人が多い。状況の変化に応じて変化して、どうころぶかわからなくなってきた。


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