MA社会研究所情報

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転換期の教師。メディアの変化で教師も変化。パソコン格差。次世代に何を伝えるか

2009-06-14 18:09:56 | Weblog
放送大学で「転換期の教師」の話を聴いた。
情報社会で何でもインターネットで知ることができる。教師はどうなるかという。
紀元前から現代までのメディアの歴史を見ると、最古のメディアは人間そのもので、人がメディアで人間同士でコミュニケーションしていた。1500年ごろに活字印刷がグーテンベルグにより発明され、それまで文字の読める人は少なかったが、文字で情報が伝わるようになった。19世紀にベルが電話を発明し話して情報を伝えられるようになった。20世紀に電波を使ってラジオ放送が始まり、テレビで多くの人々に映像も音声も同時に伝えられるようになった。
現代ではテレビやゲームの仮想現実のほうを現実と感じるようになり、においがあると変に感じるようになった若い人が多いという。
2000年ごろにはインターネットが普及しパソコンで何でも知ることができるようになった。携帯電話も普及し大衆が情報の発信者になった。
メディア革命は加速して情報社会になっている。時差も乗り越えてグローバル化してきた。
こういう状況で教師の役割は何か。授業に新メディアをどう取り入れるか。
若者はパソコンやテレビの世界と現実の区別がつかなくなっている。
仕事も職場も変化してきた。教えるべき知識は何か。
学校のパソコン設置台数は増えて、利用も増えている。
携帯メールで悪口をばらまいて加害者になる子供も多い。教員室の雰囲気も変わり、昔は雑談してストレスを解消し情報交換していたが、最近はパソコンで資料つくりに追われて会話する雰囲気がなくなった。パソコン能力の格差が出てきた。
子供が学習意欲を失っている。世の中が専門化され、学校の授業とかけ離れている。インターネットで調べれば何でも知ることができる。学校や教師が不要になる。ティーチングからコーチングに変えるという。学校は文科省の決めた知識のパッケージを子供に伝える場になっている。次世代に伝える知識は何か考える。


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