報道の自由度国別ランキング。１位フィンランド、４１位米国、７２位日本、１７６位中国。

　熊本地震に目を奪われてご無沙汰しました。パリに本部がある国境なき記者団が２０１６年の報道の自由度１８０カ国ランキングを発表しました。１位はフィンランド、２位オランダ、３位ノルウェー、４位デンマーク、５位ニュージーランド、１６位にドイツ、１８位にカナダ、３８位にイギリス、４１位に米国、４５位にフランス、７２位に日本、７７位にイタリア、１４８位にロシア、１７６位に中国、１７７位にシリア、１７８位にトルクメニスタン、１７９位に北朝鮮、１８０位エリトリアだった。北欧諸国が上位に並び、中国などは下位になっている。日本は２０１０年には１０位だったが順位を下げ、２０１５年は６１位だった。自民党の安倍政権で特定機密法ができ、マスコミ規制が進んでいるのは問題だという。テロの脅威やナショナリズムの高まり、大資本家によるメディアの買収などで報道の自由が抑圧され、マスコミが政府の宣伝機関になっているようだ。