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長者番付。1965年は高度成長、75年、85年は土地バブル、95年は新時代。

2017-01-18 13:18:24 | Weblog
 1965年から1995年までの長者番付を見た。1965年は高度成長期だった。1位は参議院議員の大正製薬関連の上原正吉氏で所得額は5億円ぐらい。2位は松下電器会長の松下幸之助氏でカラーテレビがオリンピックで売れた。週休二日制度を行い社員の福利厚生にも気を配った。3位は鹿島建設会長の鹿島守之助氏。4位は大塚製薬社長の大塚武三郎氏。5位はブリジストン社長の石橋幹一郎氏。6位はブリジストン会長の石橋正二郎氏。自動車が増えてタイヤが売れたのだろう。7位は建設業の大林組社長の大林芳郎氏。8位は本田技研工業社長の本田宗一郎氏で所得額は1,6億円ぐらい。9位は大正製薬副社長の上原昭二氏。10位は熊谷組社長の熊谷太三郎氏。作家や漫画家も高額所得者になった。
 1975年の長者は1位長谷川商店会長で土地を売って38億円ぐらい。2位福山通運社長。田中総理大臣が関連し自衛隊の次期戦闘機候補選びでロッキ―ド汚職事件が起きた。野球の長嶋選手や王選手が6000万円ぐらいの高所得を得た。歌手や映画俳優も高所得を得た。
 1985年は土地を売った東洋金属社長が1位で12億円ぐらい、2位がウィルキンソン社長。歌手や俳優も高所得だった。土地価格が急上昇してバブルの時期だった。女性が会社の重役になってきた。
 1995年は、1位は土地を売った前東京鉄鋼名誉会長が16億円ぐらい。バブルが崩壊した。スポーツ選手では落合が1.6億円ぐらい、清原が1,1億円ぐらい。相続税対策も多かった。
 21世紀はIT関連の長者が出てきたようだ。


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