MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

刑務所の中はどうなっているか。6時40分起床、8時~16時作業。再犯して戻ってくる。社会の受け皿を。

2011-07-06 15:27:39 | Weblog
テレビでお笑いタレントが府中刑務所の内部を訪問する番組を見た。東京ドームの5倍の広さの広大な団地のような灰色のコンクリート建築の府中刑務所に入る。2800人の受刑者がいる。刑務所の独房は側面カバーがついたトイレつきで6帖ぐらい、2人用の部屋もある。6人用の部屋はトイレが個室になり、左右にたたみベッドがついている8帖ぐらいある。囚人生活は6時40分起床、8時から16時まで作業(家具作りなど)私語は禁止で、トイレに行くのも看守の許可がいる。ものの貸し借りは禁止。目を合わせてはいけない。食事は検食といって事前に検査する。やくざが多く敵の組のものがいるので顔を合わせないようにするが、けんかが多い。入浴は週に2~3回で対話禁止。かけ湯は二杯と決まっている。散発ではもみ上げを伸ばさない。外人受刑者も多く、ウルドウ語、ペルシャ語の表示もある。作業は1時間19円の収入になり、月3000円ぐらいのこずかいがたまる。出所するときには4万円ぐらいの蓄えになる。薬物で再犯して戻ってくる人が多いという。社会の受け皿を作らないと刑務所に舞い戻ってくるしかないだろう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿