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ヨーロッパ史。中世後期の社会変動。ペストと戦争。英仏国家化、領主、自治都市。教皇領。

2010-02-02 12:51:49 | Weblog
放送大学でヨーロッパの中世史を聴いた。1347年に黒海沿岸にペストが上陸し、イタリアに広まった。1349年にはライン川、ドナウ川まで広がった。1350年にはスカンジナビアに広がった。ヨーロッパの人口の3分の一が死亡した。都市では50~60%が死亡した。神罰だと思われた。
1337年から1453年にかけてオランダあたりのフランドル地方を中心にしてフランスの王位継承をめぐって、英国とフランスが戦争をしていた。当初は英国が有利だったが、ジャンヌダルクの活躍などでフランスが勝った。フランスは荒らされて中間層が没落し、国家意識が強くなり、王権が強くなった。
ドイツでは重税に不満で農民戦争が起きた。
中世のヨーロッパは英仏が王権国家になり、ドイツあたりの神聖ローマ帝国は各地を封建領主が支配していて国家になっていなかった。イタリアは都市が国家として自治権を持ち、独立していた。教皇領も多かったという。


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