MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

小笠原諸島は東京から南へ1000km。小笠原氏が所領に。多くの中国漁船がサンゴ取りに来て困っている。

2014-11-08 15:21:44 | Weblog
 東京から南へ1000kmのあたりに小笠原諸島がある。30ぐらいの島々がある。父島、母島、硫黄島などと名前が付いている。父島が最大の島で周囲は52kmあり、小笠原村の中心になっている。信濃の国松本の小笠原氏が発見したので小笠原諸島という名がついたという説は疑問だ。1543年にスペイン人が小笠原諸島を発見したが、上陸しなかった。1593年に小笠原氏が無人島を発見し、島の物産を徳川家康に献上し、小笠原諸島を所領として与えられたという。1861年に幕府の老中安藤信正が小笠原諸島の調査を行い、咸臨丸などの船を派遣した。父島にイギリス人やアメリカ人が住んでいたが、日の丸をかかげて日本の領地だと宣言した。英語ではボーニン諸島とよんでいる。日本語の無人島のブニンの発音によるという。最近は中国の漁船が200隻ぐらい現れて宝飾品として人気のある赤サンゴをとっている。小笠原諸島は中国が海洋権益を主張している第二列島線の島なので、平気でサンゴをとっているようだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿