MA社会研究所情報

宇宙、世界、日本の歴史や未来。日常生活、社会情報を、しぐれ猫がお伝えします。

中国の海洋戦略。台湾上陸、海洋権益擁護、海上交通路の保持、局地戦、核戦力。

2014-10-22 15:32:53 | Weblog
 中国海軍は2000年ごろから新世代の艦艇を増強している。2012年9月には中国初の空母を就役させ、中国版のイージス駆逐艦やフリゲート、コルベット、ドック型揚陸艦も建造している。長期の海洋での遠海訓練を実施して遠洋行動力を強化している。ソマリア沖海賊対策で艦艇を派遣し性能試験を行い、商船護衛の方法を体験した。中国海軍の近代化は台湾に上陸侵攻して革命を完成させるために揚陸艦を9隻就役させ、海の長城を建設して米国の侵攻に備えるために沿岸防御の艦艇を増やした。日本列島からフィリピンを結ぶ第一列島線の海洋開発を行うために海上権益を擁護する海軍を強化する。中東から石油を輸入するための海上交通路の保護と他国の輸送を妨害できる海軍力。フォークランド戦争のような島の取り合いになる東シナ海や南シナ海の局地戦争での勝利、大地震や大津波の災害対策のような非戦争軍事行動で人道支援し大国としての地位を示したい。原子力潜水艦を保持して核抑止力をもつことも海軍の目的になっている。、中国は大国として米国が押しつけるルールに従わず、中国流の新しい国際ルールを実施しようとしているという。中国海軍はその実行部隊になっているようだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿