早稲田、慶応、明治、青山学院、立教、中央、法政大学を早慶ＭＡＲＣＨと呼び、大企業の就職ではブランド大学として学歴選別フィルターを通りやすいという。上場企業の役員数を見ると、１位は慶応で２１５３人、２位は早稲田で１８７８人、３位は東京大学で１８５７人、４位は京都大学で１００３人、５位は中央大学で９６９人、６位は明治大学で６５０人。２０１５年の大学別志願者数を見ると、明治が早稲田を抜いて１位、２位早稲田、３位法政、４位中央、５位立教、６位青山、７位慶応。入学難易度を偏差値で見ると、経済系では１位は早稲田の政治経済学部で６７．５、２位は慶応大学経済学部で６５、３位は青山学院の経済学部で６０、４位は立教の経済学部で６０、５位は中央の経済学部で５７．５、６位は明治の政治経済学部で５７．５．理工系では１位は慶応の理工学部で６５、２位は早稲田の理工学部で６２．５、３位は明治の理工学部で５７．５、４位は中央の理工学部で５７．５、５位は青山の理工学部で５５、６位は法政の理工学部で５２．５．各大学の学生の雰囲気は、早稲田大学は東京ローカル化とマンモス化が進み、ライバルは慶応と東大。慶応大学は卒業生の同窓会組織が強く、ライバルは早稲田、東大、京大。上智大学は外国語に強く、留学生が多い。国際基督教大学は外国語に強く、難関。青山学院大学はおしゃれな青山地区にある。学習院大学は皇室や貴族の教育機関だったが、普通になった。立教大学はこぎれいな感じ。明治大学は都心に立地し芸能人がいるので人気。中央大学は司法試験合格をめざすので有名。法政大学はバンカラの気風を変えてイメージチェンジ。５０年前の状況とはかなり変わっているようだ。