MA社会研究所情報

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神や仏はいると思う人は58%、いないと思う人が42%。無宗教だが無神論ではない。

2015-06-22 12:59:53 | Weblog
 新聞社が行ったアンケートでは、日本人の58%が神や仏がいると思い、42%がいないと思っているという。神頼みしたい人は75%だが、神や仏の存在を信じる人は58%だ。信じない理由は、存在が証明できない、科学的ではない、神に願って頼んでも実現しないなどだ。信じる人は神を感じるのは幸せな時、自然の美しさや神秘を感じた時、頼れる支えが欲しい時だという。神がいると神の前で人々は平等になるが、人間だけだと競争や戦争で格差ができ傲慢な王様ができて不平等になる。山や滝や近所のおじさん、おばさんでも畏敬の念で見られると神様といわれる。悪いことをすると罰が当たると思う人は68%。無宗教だが無神論ではない人が日本人には多くなっているようだ。何が良いことで、何が悪い事なのかは時代や文化、環境で違うが、宗教でも善悪の規則がある。宗教によって善悪の規則が違うので原理主義になると対立が起きてしまう。神の規則ではなく、人権や、お金や、社会や生命維持のために、法律などで善悪を判断するのが近代市民社会なのだろう。