スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

OWS(オープン・ウォーター・スイミング)を始める 1

2011年01月10日 | スポーツ
昨年は苦手のクロールをものにしようと一年頑張ってきました。短距離のレースにも出場して自信も出てきたところです。そもそもこの歳になってなぜクロールを練習したのかというと、スピードが出る快感と海で泳ぐOWS(オープン・ウォーター・スイミング)をするにはクロールを泳がないと出場できないからです。(タイムオーバーなど)数年前にこの競技を知って(北京オリンピック正式種目)自分もやってみたいと思うようになりました。そのためにクロールをマスターする必要がありました。海でのトレーニングは一回きりでしたが、一年やってみて感触は掴めたと思います。プールと違って波がありますから思うように泳げませんが、自然に飛び込む気持ちよさは何ものにも代え難いものなんだと分かり、もう後戻りはできない気分です。今年初めての水泳のトレーニングは遠泳を意識してメニューを組みました。今日はよく利用している「祖父江の森温水プール」へ出かけました。木枯らしが吹き、冷え込みはとても厳しい日でした。この辺りはこの時期、伊吹おろしと呼ばれる冷たい強風が吹き荒れます。こんな極寒の日に、プールで泳ぐ人はそんなにいないだろうと思ったら、やっぱり少なかったです。というわけでコースを独り占めできました。年末年始の食べて寝る生活が身体を硬直させていました。スレッチをすればよく分かります。腱は硬く筋肉は鈍っていました。まずは、ロングで500M泳いでみました。腕の筋肉が100Mも泳げば痛くなります。スピードを上げずに泳いでみました。時間は10分くらい。コンディションヲ館上げるとこんなものか。500Mをもう一本少しペースを上げて泳いでみたら、なんと休憩時間に突入して425Mでスオップ!しまった。ここは50分で休憩に入るんだった。プールによって違うんだよね。ちょうど8分間だから50Mを平均56秒5だったことになります。何とか60秒以内。このくらいなら1500Mを泳ぎきるかな?というところです。当面は1500Mを30分以内で泳げるスキルを身につけることを考えようと思っています。休憩をはさんで残り75Mを泳いだ後にダウン200Mで終えました。合計1200M。まだ身体が重くて泳いだ気がしませんが、徐々にコンディションを上げていき、夏にはOWSの大会に出てみるつもりです。
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1000円ワイン通信 ~ラブレロワ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 2010

2011年01月09日 | 料理/グルメ
今年も昨年飲み損ねたボジョレー・ヌーボーをお正月にいただいています。「ラブレロワ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 2010」(1890円)を購入したのは解禁日の翌日。ボジョレーは早く飲まないとその良さを味わうことができないので、買ったらすぐ飲んだ方がいいのは分かっていますけど、年末は外で飲む機会もあれば、明日のことを考えると飲めなかったり、体調が悪くて飲めなかったこともあって、結局年を越してしまいました。このヌーボーは手に入りにくいですよ。とお店の人に勧められたのが一番の購入動機で、主にレストラン等、飲食店用に出回る商品で、個人売買はあまりされないそうです。業販中心のお店ですから入手できるんです。やったー。と言ってもネット通販では手に入るので喜んでもしかたないか。フリーラン、ノンフィルターが売りなのでまさしくフレッシュで早飲みワインの醍醐味をそのまま味わうことができるワインです。コルク栓を開けるとふわっと酸味を思わせる花のような香りが広がります。爽やかな匂いがしました。一口飲めばボジョレー特有の口当たりの良さは健在です。軽い酸味と少し甘さを感じるなあ。とよく思い直してみたら昨年もこの同じボジョレーを正月に飲んでいました。あれ?エチケットが似てるなあと薄々思ってはいたけれど。昨年は2009年ものを2010年に飲んで、今年は2010年ものを2011年に飲んでいました。でも美味しいボジョレーですから何度飲んでも良いものは飽きません。ゴーダチーズとの相性も良かったです。ボジョレーは基本的にライトボディですから相性の良い料理やつまみは選ばないところがあります。スナック程度でも十分いけるでしょう。ブルゴーニュ産らしい気品もあるので華やかな場でも引き立つ気がします。今年は解禁日を過ぎたら、なるべく年内には飲み干してしまうことを誓います。(今年の抱負)
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スローミュージック SELECTION Vo.84

2011年01月08日 | スローミュージック
TIN DRUM/JAPAN

ミック・カーンが逝った。そんな馬鹿な!2011年1月4日彼は癌を患い52歳の生涯を閉じました。こういうのを虫の知らせと言うのjか分かりませんが、つい先月ジャパンのCD「TIN DRUM」(1981年発表)をバーゲンセールのワゴンの中で見つけて衝動買いしたばかりでした。年末年始は車の中で「TIN DRUM」をヘビーローテーションしていました。まだジャパンが解散したばかりで売れ出した頃、カセットテープで聞きまくっていたアルバムでなので、どの曲も懐かしく耳に馴染んだ音でした。当時は一風堂が大好きでライブにも行きました。その時、元ジャパンのメンバー、ミック・カーンがベースを弾いていて、僕はステージに立ったミック・カーンを生で見ているのです。フレットレス・ベースを初めて見て、「なんだコイツは!」と驚嘆したことをよく覚えています。クールに弦を弾くミック・カーンの指先に釘付けでした。ボーカルのデイビッド・シルビアンが目立ち過ぎていましたが、他のメンバーもテクニシャン揃いでクオリティの高いバンドだったと思います。最後のアルバムになると知って、やりたいように作ったから皮肉にもいい作品になったとミック・カーン自身が述懐してる通りの傑作です。バンドのカラーはデイビッド・シルビアンの内向的なメンタリティーを反映してか、下から唸るように聞こえる声とエキゾチックで多彩なリズムが特徴で、後にも先にもこんなサウンドを作れるバンドは現われないでしょう。いたるところに東洋的な音を意識した作品です。そう思うと惜しい人でした。2曲目「TALKING DRUM」では聴いていると前頭葉がねじれ、3曲目の「GHOSTS」なんかは聴いた瞬間に背筋に何かが走ります。6曲目の「VISION OF CHINA」は特にお気に入りです。ミック・カーンのベースもスティーブ・ジャンセンのドラムも最高です。中国的な印象が強いのは4曲目の「CANTON」でしょう。インストゥルメンタルのこの曲を聴いて、中国大陸の匂いを嗅いだような気になりました。実際に中国へ行ったのはそのずっと先でしたが。それにしても残念です。ミック・カーンよ安らかに。

錻力の太鼓

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京都 八坂神社

2011年01月06日 | 文化/歴史/技術
えー。しつこいようですが初詣なんです。(初詣はその年初めて行く詣のことだからもはや何とよ呼んだらいいのか。)今日は仕事で京都にやって来て、間の時間ができたのでどこかお参りにでも行こうと思い、「八坂神社」にしました。祇園の前、清水寺の入り口にあるのでよく目立つ神社です。春は円山公園の桜でも賑わいます。何度か訪れたことがあるのですっかりお馴染みの神社です。明治の前は「祇園社」とも呼ばれていたり、何度も改築されてはいますけど、本殿は祇園造りと言われる様式で建てられています。祇園と関係が深い神社です。祇園祭りも関係があります。朱に染まった門や本殿はそれは鮮やかで訪れる人の目を奪います。春日大社や住吉大社もそうですが本殿、拝殿、鳥居、門などを朱で塗り、別世界を創り出している神社は数が多いです。ここ「八坂神社」は、また違う趣や佇まいを感じます。広くはないですし、巨木や橋もないので木霊や霊気に覆われる神妙な気分にはなりませんが、平安遷都以前からここに信仰があったらしく、古い歴史を感じることができる神社だと思います。屋台もいっぱい並んで正月らしい雰囲気でした。能楽の舞台に上には大きな花が飾ってありました。奉納献花と書いてあります。何流?なんでしょう。よく分かりませんがこんなところに置けるくらいだから、余程確かな人が生けたんでしょう。とってもモダンな花です。ダイナミックで生命感溢れ時間を止めたような美しさです。あまり人が立ち止まって見ていないようで残念です。見事なのに。おみくじに買い食いに夢中なのかな?


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名古屋 熱田神宮で大吉

2011年01月05日 | 文化/歴史/技術
今年も熱田神宮へお参りしてきました。名古屋では一番人気の神社ですから正月5日目でも人は大勢やって来ます。想像していたより人が多かったです。名古屋市内に森のように広い敷地を持つ神社で参道を歩くのも時間がかかります。参道や参道に続く道には縁日屋台がずらりと並び賑やかでした。しかし、この縁日の屋台は毎年進化しています。屋台が進化するって変な表現ですけど、毎年来ると変化に気付くものです。何と言っても今年は「B1グランプリ」と書いてある幕が目立ちました。「甲府とりもつ煮」「富士宮焼そば」「横手焼きそば」「津山ホルモンうどん」などです。お好み焼きも「広島焼き」しかありませんし、たこ焼きは大阪名物の大タコが基本です。ここは一体どこなんだ?と言いたくなるくらいです。「ぶどう飴」なる串刺し葡萄のスイートまで登場しました。差別化と付加価値を追求した結果のビジネススタイルなんでしょうが、ごく普通のお好み焼きと焼そばは、ここでは食べられないと思うと寂しい気がします。熱田神宮は創祀千九百年の改築が進んでいて、昨年は工事中だった本宮が完成していました。僕は今日、真新しい本宮を初めて見ました。伊勢神宮と同じ神明造りの社は神々しく見えます。二礼二拍手一礼。それでは今年の運勢を占ってみましょうか。ガラガラガラ。どれどれ。大吉!出ました。大吉です。久しぶりだなあ。大吉なんて。なになに・・・願望ー他人の助けありて叶う。方角ー東と南よし。待ち人ー来る便りあり。失物ー手近より出る。商売ー利あり。争事ーたやすく勝つ。病気ー治る。こりゃあ正月から縁起がいいというか嬉しいです。景気が良くない日本も今年は良くなる気がしますよ。
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京都 岡崎神社

2011年01月04日 | 文化/歴史/技術
2011年が明けました。そして今年は卯年です。あの可愛らしい耳の大きな小動物の年になりました。兎にちなんで今年は跳ねるとか、聞く耳を持ちましょうとか、目が赤くなるまで酒を飲みましょうとか(そんなこと言わないか。)まあ今年の運勢を占ってみるのも面白いかもしれません。京都に兎にちなんだ神社があると聞きつけ、卯年の正月に参拝するのも良かろうと思って出向いてみました。場所は岡崎にある「岡崎神社」です。かの有名な平安神宮のすぐ近くです。明けて4日目ですからね。人の出は減っているようで京都市内も静けさを感じるくらいでした。それでもここ「岡崎神社」は今年は注目されているみたいなので参拝客は詰めかけていました。僕はこの神社のことをほとんど知らなかったので、現地へ行ってからその由来を知ることになりました。桓武天皇が794年に平安京に遷都した際、王城の守護のために建立された社が始まりで、厄除けが本来の目的だったようです。この辺りは兎が多く住んでいたところから兎が祀られるようになり、兎のレリーフが狛犬の台座にあったりして古くから兎信仰はあったのです。兎は多産なので「岡崎神社」のご利益は安産となっています。というわけで境内の中は兎のキャラクターが満載です。手水では真っ黒な兎が鎮座して、それに水をかけると子に恵まれるとされています。参拝者はしきりにカメラで写真を撮っていました。(僕もその一人です。)親に言い掛かりのような文句を言ったり、どう考えても無駄だと思う洋服を買って金をふんだくる娘が二人もいるのに、これ以上の子供は必要もなく充分だと考えている僕には、黒兎に水をかける用事はありませんでした。それにしても拝殿に行列ができるほど人がやってきていますが、安産祈願の人ばかりではないようです。なにせカメラを持った人が多過ぎて所々に兎キャラクターがあるものだから、そこら中でそのキャラクターと記念撮影していました。パワースポットが流行っているので神社に人が集まっているとは聞いていますが、こんな小さな神社でも兎がらみだけで賑わうところをみると、お安くレジャーを楽しみたい人が増えたんだと思います。だって入場料は要らないしお賽銭は自分で値段を決めるんですもの。

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夕陽を浴びるR2ーD2

2011年01月03日 | アイテム
正月早々、フィギュアで遊んでいるんじゃない。子供じゃあるまいし。と叱られそうですが、それはそれで訳がありまして。正月に妻の実家へ挨拶に伺ったところ、義理のお父さんが埃をかぶって汚れていたR2ーD2のフィギュアを指差して、「玩具かと思ったらラジオだった。」なんて言い出したのです。それで、話が何となく譲り受けるような流れになっていって、「もらっていいですか?」と切り出して持ち帰ってきたのです。これは1977年に発表された映画「スターウォーズ」が流行っていた時分、翌年78年にコカコーラがキャンペーンで懸賞にしたAMラジオ付きR2ーD2のフィギュアです。非売品なのでちょっと珍しい玩具です。埃だらけだったので汚かったし、ラジオも使えるものなのか分かりませんでした。とりあえず9Vの電池を買ってきて接続してみると、スピーカーから音が鳴るじゃないですか。これは掃除して綺麗にしたらカッコいいぞ。とやる気になって、結局自宅で一日このR2ーD2をクリーニングしていました。休日なんですけどねえ。お風呂用の中性洗剤を使って歯ブラシと綿棒で埃や黄ばみを取り去る作業に熱中してしまいました。ネジを外して全部分解してみました。部品の裏に造型されていたメイドインジャパンの文字を見つけて懐かしさがこみ上げてきました。そうだった。昔はメイドインジャパンが当たり前だった!製造会社は富士エレクトロニクスです。こんなの作っていたんですねえ。今じゃ想像もできません。ラジオの基板なんか回路が分かるような足付きの電子部品ばかりです。念のためスピーカーとLEDのインジケーターの配線は半田こてを当てて再度接点を補修しました。LEDは今の流行のものではなくて、赤色の発光ダイオードそのものです。アンプの出力をそのままバイパスする配線なので、ラジオが音量がある程度発生すると点灯する原始的なものです。シルバーの塗装が剥げかかっていたり、ホワイト色の樹脂にはどうしても取れない汚れもあり、完全ではありませんが、それでも見違えるように綺麗になったので組み立て直してラジオをつけてみました。LEDが点滅してラジオ放送が流れると、まるで生命を持つロボットのような気がしてきます。完成の達成感が湧いてくるので喜び勇んで写真を撮ってみました。夕陽にR2ーD2をかざしてデジカメのシャッターを何度も切ります。カッコいい。これ、ヴィンテージだと思うのでプレミアムが付くフィギュアじゃないかなあ。いくらで売れるんでしょうか。
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名古屋 山田天満宮

2011年01月01日 | 文化/歴史/技術
元旦早々、家族で神社へお参りに行きました。今年は娘が二人とも受験なので神頼みをするためです。神頼みをしなくてはならないのは、本人の頭の出来が悪いからで、もっと付け足すと、その分努力して勉強していないからです。だから神様にお願いしておかなくては受かりっこないんじゃないかと思うのは親心。神様から見ていたら、出来が悪いのは親に原因があるだろう。お前の子供なんだから、しかたがないだろう。と、ありがたいお言葉が聞こえてきそうです。両親揃って神頼みで、ご本人達もそれにあやかろうとしている不届き一家です。近場でいいんじゃない?と軽い気持ちで選んだのは名古屋にある「山田天満宮」です。実はもうすでに一回ご利益に授かっています。効き目があるに違いないと確信している気持ちもあれば、前回のお礼もするべきだろうという気持ちもあってここにしました。(願いが叶ったらすぐに報告するべきだったかな。神様怒ってないよね。)僕の住んでいる地方では学業の神様はあまりいなくて、「山田天満宮」は小さいながらも藤原道真公を奉る北野天満宮から勧請されているそうで人気があります。絵馬に具体的に志望校を書いて合格祈願をする参拝者が後を断ちません。我が家はお賽銭は出しましたが、御守もおみくじも絵馬も書かず出てきました。でも牛にはしっかり触れてきました。牛を撫でることは一番重要ですからね。僕も撫でちゃいました。牛を撫でると合格できると謂(いわ)れがあるからです。こうしてお参りをすると心構えができ上がっていくんだろうなあ。と思いたいけど、娘達の様子を見ているとそうでもないんだよなあ。帰り道のショッピングでどの服を買おうかそのことだけが頭の中をぐるぐる巡っているとしか思えません。邪念ばかりで大丈夫なんだろうか心配になってきます。でもなるようにしかならないか。蛙の子は蛙だもんね。
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年明けのかがり火とソーキそば

2011年01月01日 | 文化/歴史/技術
今年は昨年と同じような雪が降る寒さでした。僕は、年末年始は実家に帰って過ごすことにしています。その時の楽しみの一つが年越し蕎麦ですが、日本蕎麦じゃくて弟の奥さんが作る沖縄そばです。沖縄出身の人なので味付けは間違いがありません。食材の中で唯一、手に入り辛いのが麺ですけど、住んでいる近所で偶然手に入るみたいで難なく用意ができるみたいです。(僕の住んでいる近所のスーパーには売ってませんが。)今年は「ソーキそば」を作ってくれました。ソーキとは骨付きの豚肉を煮込んだ物で角煮のような味付けのものです。沖縄そばにソーキを載せると「ソーキそば」になります。うん。やっぱり美味しいですねえ。これを食べないと年を越せなくなってきました。除夜の鐘が鳴る頃に食べ始め、カウントダウンをして、子供達にお年玉をあげたら、初詣です。僕の実家は隣が神社なので、娘達を連れて寒さ堪えながら出かけました。普段は人気の無い寂しい神社で、誰もいません。それに有名ではありません。子供の頃はよく境内で遊んでいた懐かしい場所です。毎年、年越しにかがり火を焚くのでその時だけ人が集まってきます。僕が子供の頃もかがり火はいつも焚いていたので、古い習慣があるのかも知れませんが、よく分かりません。(それにしても太い丸木がごろごろしてるけど、どこで見つけたんだろう?いつもは廃材を利用していたはずですが・・・。)火は不思議な力があって人を惹き付ける魔力があります。今年は何故か係の人が幾人かいて、お神酒を振る舞っていました。参拝を済ませ、せっかくなので一口いただきました。僕はこのところ知れ渡る神社へ行って参拝をするのが好きになりましたけど、地元の名も無い神社で正月を迎えるのも悪くないなと思いました。かがり火は燃えたぎり、時折ばきばきと小枝が折れる音が聞こえます。顔が熱くなるほど近付くと、激しく舞い上がる火の粉が危ないくらいなのに離れられません。夜空に舞う火の粉はとても神秘的でした。近所の人が集まるだけの静かな初詣でしたが、何だか嬉しく感じました。

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