スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

名古屋 オッソ・ブラジル

2012年07月01日 | 料理/グルメ
大須は大好きな街です。相変わらず商店街は賑わっています。多様性があってユニークだとスノッブな表現を使うこともできますが、無節操な不動産誘致の結果が良かったようです。世代交代に悩む全国のシャッター商店街をよそに集まってきたのは外国人達でした。日本人の若い人の起業も目立ちますが、街を練り歩くと外国人が大勢闊歩していますし、外国人が切り盛りするお店もあります。その中に以前から気になっていたブラジル料理の店があります。「オッソ・ブラジル」は、ブラジル人のためのブラジル料理が食べられるお店です。店先の簡易テーブルで食についているお客は、ブラジル人風の外国人ばかりです。鶏の丸焼きをガラス張りのオーブンで大量に焼いているので、周囲にその匂いが充満しています。正直に感想を書かせてもらえば、近寄り難い飲食店でした。それでも一度あの鶏の丸焼きを食べてやりたいというアンビションは持っていました。この気持ちにシンクロナイズする人物が身内にいました。我が娘です。下の娘が、「鶏の丸焼きを食べてみたい。」と口にしたので、僕も話に乗り、二人でかぶりつきに行くことになりました。到着したのは休日の昼飯時でした。あいにくの雨でも、お客はいっぱいでした。食券を先に購入して受付を済ませ、勝手にテーブルに付くシステムです。ポルトガル語?らしい言葉が飛び交っています。東南アジア系と思わせる団体もいます。鶏の丸焼き(1500円)はピリ辛のソースが付きます。サイドメニューも豊富です。少し迷ってパステル(300円)という揚げギョーザのような食べ物も注文しました。中身が選べるのでチーズをチョイス。鶏もそうですがこのパステルもデカいです。飲み物はブラジルから輸入したジュース。僕はグアバ(200円)にしました。鶏の丸焼きは一羽単位で、ハサミで食べやすい大きさにカットしてくれます。よく火が通っているし、柔らかく香ばしい味です。美味いですねえ。思った通りです。ピリ辛ソースはタマネギと唐辛子とキュウリが入っていますが、酸味があるのでさっぱりしています。鶏の丸焼きはボリュームがあるので食いしん坊二人でちょうど良い大きさでした。パステルも口当たりが良いのであっさり胃袋に納まりました。ジュースの味もエキゾチックでラテンの食文化もまとめて味わうことができました。愛知県には自動車を製造するためにブラジルから多くの労働者が日本にやってきました。このお店は来日した人達にとってホームタウンのような役割を果たしているようでした。



住所 愛知県名古屋市中区大須3-41-13
電話 052-238-5151
場所
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする