スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

濃尾大花火 2009

2009年08月14日 | 文化/歴史/技術
今年も観てきました。地元開催の「濃尾大花火大会」です。夜明け前の起床で何年ぶりかの日の出を見ながら場所取りに出かけ、濃尾大橋の脇のほぼ最前列を確保してきました。家族やら親類やら娘の同級生まで大勢集まることになり団体鑑賞になりました。女の子というのは浴衣を着るだけでも気分が盛り上がるみたいです。今日は朝から良い天気で夏らしいくっきりした青空が広がり、花火にはうってつけの日和になりました。毎年、照り付ける日差しが暑くてかなわないほどで汗ばむはずが、今年は強い風が吹いていてちょっと肌寒いくらいだったので過ごしやすく、花火を観るには絶好のコンディションになりました。打ち上げた花火の煙もすぐさま流れて行くので花火も綺麗です。難を言えば写真を撮影するとその早い煙が残像として目立つことくらいでしょうか。せっかくデジタル一眼レフカメラを買ったので、その花火撮影にチャレンジしました。設定がよくわからないので適当に・・・。三脚は使用したものの慣れないカメラでは難しいですね。何が大変かって、それはタイミングです。間近で撮影すると打ち上げた花火の発火地点を予測してそこにフレーミングを合わせてシャッターを切ることになるので、連続して打ち上げる花火の高さが違うために結構忙しい作業になります。しかも3秒から6秒の間でシャッターを切っていたので、撮影中に次の花火が打ち上げられたりしてチャンスがいつもあるとは限らないので、先の先まで考えて撮影しなければならず素人ながら苦労しました。規模はそれほど大きくない地方花火大会ですけど、2尺玉の20号花火が6発あるので迫力はあります。打ち上げ時間が決まっているので時計を見ながら撮影しました。20号の花火が炸裂すると地響きを感じるし、何よりどでかい大響音と夜空いっぱいに広がる閃光に観客からどよめきが漏れます。これぞ花火の醍醐味。わざわざ早起きして場所を取ったかいがあるというのものです。「冠菊」と呼ばれる燃焼速度の遅いタイプは花火の残骸が木曽川の川面に雨のように落ちてくるので花火の余韻が長く、観客は感極まって拍手喝采が沸き起こります。他の花火と大きさが違うのでレンズの枠に収まらないくらいです。いいねえ。これくらい迫力あると。日本には他に30号や40号の花火もあると聞きますが、想像を絶しますね。遠くから観る花火も風流ですが、下から見上げる打ち上げ花火も僕は大好きです。皆、大満足でした。

コメント (2)
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