セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 79本、 演劇 51本

罪と女王 (2019/デンマーク=スウェーデン)(マイ・エル=トーキー) 65点

2020-06-07 22:59:25 | 映画遍歴
最初の30分は説明気味で退屈感も。その後は急速にストーリーは進行するも、どうも人間の醜悪さがクローズアップされ、後味さえ悪し。題材は似ていてもトニー・リチャードソンの「マドモアゼル」と雲泥の違い。 . . . 本文を読む
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許された子どもたち (2020/日)(内藤瑛亮) 75点

2020-06-01 18:17:46 | 映画遍歴
ある意味、現代のカオスを切り取ることに成功している。2時間強、じっと見続けさせられ、また目を離すことも叶わなかった。それだけ内藤の引力に従い続けたが、観客の視点が被害者にもなり、また加害者にもなり、すなわち現代の汚辱そのものを見る羽目になるのだ。 結局、しかし我々はその現代の置かれている現実を見ても、そこには救いもないし、一歩前に歩く希望さえ見えない。懊悩し、荒野を歩く彼らの姿は、すなわち現代人 . . . 本文を読む
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