セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 79本、 演劇 51本

散り椿 (2018/日)(木村大作)  75点

2018-10-24 20:40:05 | 映画遍歴
思ったよりよく出来ていた。途中説明調になるのが惜しいが、ミステリーじみた妻の遺言など男女の愛を芯に据え、映像美を堪能するとともに、加古隆の音楽も壮麗で十分楽しめた。ただ、西島のあの死に方といい、ラストの予定調和は少々鼻白む。 全員手書きのクレジットは面白い試みだ。スタッフ陣のこの作品への愛情を感じる。 でもつくづく思う。こういうメジャー映画では例えば演技派新井浩文や柄本時生のちょい役で意味のな . . . 本文を読む
コメント

(StarMachineProject「Heimat-ハイマート-」(映像・作・演出 赤星マサノリ)(於・HEP) 80点

2018-10-24 20:08:44 | 演劇遍歴
一体故郷はどこにあるんだろう。ふるさととはいったい何なんだろう。 詩劇というか、ポエムなんだろうなあ、コミカルでいて哀しくてやはりおかしい。ずっと故郷というひとつのテーマを追求している。 想像していた以上に映像はそれほど驚かせるものではなく、むしろおとなしめだ。俳優のクローズアップなどが多い。 バランスの取れた俳優の布陣で、劇は深く流麗に進行する。途中流れる「うさぎ追いしあのころ、、」がなか . . . 本文を読む
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