セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 86本、 演劇 63本

十二人の死にたい子どもたち(冲方 丁 著)(文藝春秋 2016) 90点

2017-06-04 20:24:55 | 読書遍歴
今年読んだミステリーでは今のところ一番面白かった本である。 だいたい、映画・演劇での「12人の怒れる男」が好きなんだよね。この作品は現代によみがえるクリスティー的ミステリーともちょっと思いました。もうワクワクして頁を繰りました。 まあ、14、5歳の子供たちがあんな会話を続けられるかなんて、野暮なことは言いますまい。ミステリーは面白いのが一番なんだ。 でも、冲方 丁氏がこんなミステリーを書いて . . . 本文を読む
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演り人知らズ「夫のオリカタ/ゆうくん帝国」(作・いば正人、坂本隆太朗 演出・紺野ぶどう)(於・コモンカフェ) 80点

2017-06-04 18:05:19 | 演劇遍歴
初めての劇団かなあと思ったけど、昨年の今頃このカフェを探したことを思い出す。そしてタッチも全く同じで、深く後々に印象に残った作品だった。そう、演り人知らズが大阪に戻ってきたのだ。(名古屋でも公演するらしい) 最初の劇。折り紙を使った人の心を写し込むうまい作品。しっとりと夫婦の愛情を映し出す。じわっと沁み込むように人の機微に触れる。素敵だなあ。演劇でこんな繊細な表現ができるとは、、。またまたずっと . . . 本文を読む
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