セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 79本、 演劇 51本

笛吹川 (1960/日)(木下惠介) 70点

2016-06-17 18:05:32 | 映画遍歴
「二十四の瞳」に続く完全反戦映画なんだけど、最初の方は人間関係が込み合っていてよう分からんかったです。でもそのうち、「人間が死ぬ=どこかで人間が生まれる」のリフレイン、そして絶え間ない戦さに人生そのものを投げ出したくなる農民の心情が本当に明瞭になってきます。 「戦争中ただつくねんと荒れ地を耕す農業」VS「死を覚悟はするにせよ農民から武将への出世がつかめるかもしれぬ戦さ」、とあらば、若者はいかに選 . . . 本文を読む
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