セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 79本、 演劇 51本

50/50 フィフティ・フィフティ (2011/米)(ジョナサン・レヴィン) 75点

2011-12-10 17:07:48 | 映画遍歴
予告編の【ジョセフ・ゴードン・レヴィット】の、つい見せるまなざしが面白く、強烈で、しかもリアルで、すべて命に関わることとはいえ、他人は要するにヒトゴトなんだなあ、いう訴求力がスゴイと思った。 本編、意外とハリウッド風に明るく、軽快で、がんという深刻さから離そうという思惑が全体に存在するのを感じた。彼の周辺にまつわる人々もみんな好人物であり、人生そうそうそんなにいい人たちに恵まれているのだろうか、 . . . 本文を読む
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映画 怪物くん (2011/日)(中村義洋) 65点

2011-12-10 16:41:14 | 映画遍歴
さすが【中村義洋】、メジャー子供用映画とて、きっちりと丁寧に作っていらっしゃる。退屈するところがなかったのは立派。こういうのほほん映画に彼の実力を見るのは嬉しい限り。ただし評価は甘くないですが、、。 . . . 本文を読む
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グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独(2009/カナダ)(ミシェル・オゼ他) 75点

2011-12-10 15:03:00 | 映画遍歴
孤高のピアニストの光と影。私たちはCDを通して彼の芸術を理解しようとしているが、この映画は彼の私生活から彼の芸術を探ろうとする映画である。 本当のグールドファンには彼の私生活なんか意味ないのであるが、この映画はぐいぐい彼の孤独を音楽より私生活、すなわちエピソードから掘り起こす。それは3人の女性遍歴である。特に2番目の女性は子供が二人いる女性であり、夫から逃れて子連れでグールドの元に来るのである。 . . . 本文を読む
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イテウォン殺人事件 (2009/韓国)(ホン・ギソン) 70点

2011-12-10 14:25:19 | 映画遍歴
こういう映画って評価しづらいですね。実話に添っているから話を勝手に変えられない、という弱みはあるものの現実と同様、読後感がすごく悪い。でも逆にこの映画、それが狙いかもしれないですね。 あの、狭いトイレで試し斬り感覚で青年を殺したのはその場にいた二人のうちどちらかであることは間違いない。AでなければBであることは間違いない。しかし、お互いに相手が犯人だと言う。さしたる決めてもないまま話は藪の中に入 . . . 本文を読む
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