この題材はかなり面白そうだと期待していたんですが、、。
カットの終わりがダラーんと長く微妙に変。この微妙なぎこちなさが全体に続きます。
脇役と言ってもスティール写真に立派に警官役で載っているから助演役ぐらいと思える。これだと脇役というイメージからちょっと違うかな、という感じ。わびしさももちろん出て来ない。
そして父親が劇作家の大家。大きな家。わびしさなんか元々描く気がなかったようだ。
そし . . . 本文を読む
この題名はいかがなものかなあ。話がどこかで3人クロスするはずだと思い観客は見ているはず。3人の警官のそれぞれのはみ出しの話ではあるけれど、それがクロッシング、か。まあ、題名にはそれほど拘りませんが、、。
まず、【イーサン・ホーク】。 冒頭の、はみ出しどころか、完全突き抜けの強盗シーンは強烈でこの映画のワクワク感を奏でてくれる。これは秀逸。悪徳警官モノですね。好きです。この感覚。
でもその後がい . . . 本文を読む
北と南の鮮烈きわまる争いに意外や娯楽作に徹底する展開、そして【ソン・ガンホ】と【カン・ドンウォン】の余裕ある演技合戦。面白いわけがない。楽しめました。でも、、。
彼ら二人の演技力をもってしても、ちょっと緩めの演出が気になったり(緊張感の持続が全編を持ち応えていない)、警察が犯人を捕まえているのにのうのうと逃がしたり(逃がさないと話が始まらないのだが、、)、繋がらないシーンも目に付いてしまう。
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