テレビドラマの劇場版らしいが僕は全く知らないで見ました。でも、ダイジェスト版の展開、演出が露骨で、何一つじっくり見るところのない映画だったように思える。
だいたい、話自体がちょっと浮いているので、最初から僕は引き気味だったが、それがずっと続くのであります。ひと夏のみんなの心のときめきを映画化したものであるはずなのですが、あまりに心理描写でさえダイジェスト過ぎる。
テーマであるデュオBBの楽曲で . . . 本文を読む
ものすごく暗い映画であります。全編通してずっと暗く、最後まで救いのない映画であります。これほどの暗い映画を見るのも久しぶり。でも、最後まで集中力を欠けさせない秀作でもあります。
川崎の外れの工場街のスモッグと臭気と人いきれが強烈なエネルギーを伴いこの映画の全編を覆っている。青年が集塵の街を歩いている。ジャンパーで頭を覆っている。
青年は親殺しで少年院に長くいたようで今日就職先の工場に出向いてい . . . 本文を読む