SERIE A 第9節 10/29(水) @ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
サンプドリア 0-1 インテル
(前半0-0)
主審:ルッソ氏(Nola出身)
敵地に乗り込んでの強豪インテル戦。0-0かと思われたが、終了間際に逆賊イカルディ討伐失敗・・・今季初黒星・・・
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Marcatori
(後半45分) インテル① イカルディ(PK):ペナ中でロマニョーリがクズマノヴィッチを後ろから蹴り倒たという事でPKを取られる。そのPKをイカルディに右上に決められる。ロメロも読みのコースはあってたが・・・
★ミッドウィークに行われた試合。今季初のサンシーロでの水曜日のナイトゲーム。
SAMPDORIA <4-3-3> 監督シニサ・ミハイロビッチ
オカカ
エデル ガッビアディーニ
ダンカン オビアング
(72分ソリアーノ) (90分リッツォ)
パロンボ
メスバー デ・シルヴェストリ
ロマニョーリ ガスタルデッロ(Cap)
(64分レジーニ)
ロメロ
ベンチ:GKダ・コスタ、マッソーロ
DFフォルナジエール、カッチャトーレ
MFマルキオンニ
FWフェダート、サンソーネ、ベルヘッシオ、ゾレック
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Inter (3-5-2): Handanovic; Ranocchia, Vidic, Juan Jesus; Obi (33' s.t. Mbaye), Hernanes (7' s.t. Kuzmanovic), Medel, Kovacic (47' s.t. Khrin), Dodô; Palacio, Icardi.
A disposizione: Carrizo, Berni, Andreolli, Puscas, Camara, Donkor, Bonazzoli.
Allenatore: Walter Mazzarri.
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Note: ammoniti al 21' p.t. Gastaldello, al 23' p.t. Kovacic, al 3' s.t. Palombo, al 36' s.t. Medel per gioco scorretto; recupero 1' p.t. e 3' s.t.; terreno di gioco in discrete condizioni.
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ここまで無敗のサンプ。1週間で3試合、しかも強豪相手続きの2戦目。しかし相手のインテルはここまであまりパッとしない。この試合の前に、長年インテルのボスだったモラッティ名誉会長が正式に辞任。スタジアムにはアズーリ監督のコンテの姿も。やっとオカカを呼ぶ気になったか。
インテルは元サンプ監督マッツァーリが得意の3バック。サンプの頃もそうだった。ちなみに当時はこんな感じ(2007-08サンプ)
カッサーノ ベッルッチ
フランチェスキーニ サンマルコ
ピエリ パロンボ マッジョ
ルッキーニ カンパニャーロ
ガスタルデッロ
カステラッツィ
この日はエルナネスとコバチッチのダブル司令塔の3-5-2。長年キャプテンを務めたのサネッティが昨年で引退したため、キャプテンは今年からラノッキア。長友は怪我でベンチ入りすらせず。2トップはパラシオと、逆賊イカルディ。なぜ逆賊かは、このBLOGの去年のサンプホームのインテル戦を参照してください。
ミハイロビッチ監督は連戦と言う事も有り、トップコンディションで無いレジーニとソリアーノに無理をさせず。スタメンはダンカンとメスバー。その他は4-3-3ほぼベストメンバー。CBはシルヴェストレが怪我の為にロマニョーリとキャプテンのガスタルデッロ。インテルからずっとレンタル放浪の旅に出ているダンカンは、スタメンで古巣との対戦に燃えている。
前半 3分 インテル:コバチッチのボールカットからスルーパス。パラシオに決定的なパスが出て、死んだかと思ったがパラシオはなぜかパスを選択。そのパスがずれ、助かった。
12分 インテル:ドドー⇒エルナネス⇒パラシオと渡り、GK前で決定的なピンチだったが、GKロメロが足1本でセーブ!
20分 サンプ:我らがキャプテンが逆賊に制裁。ガスタルデッロが、イカルディを思いっきり後ろから蹴り倒してイエロー。その次のプレーで、インテルのコバチッチにもイエロー
26分 サンプ:オビアングのミドルはGKハンダノビッチの正面
28分 サンプ:エデルが左サイドから、1対1を突破してペナ内深くに侵入。マイナスにグラウンダーのクロスを入れるも合わず。インテルDFのクリアのこぼれ球をパロンボがミドル。高い!
40分 インテル:ペナ内、イカルディがDFを背負いながら反転からのシュート。これはロメロが右手一本でファインセーブ。ロスタイム1分。
46分 サンプ:ガッビアディーニが右サイドを珍しく縦に突破。マイナスのクロスがファーまで流れ、フリーのダンカンに。ダンカンはシュートゲージを貯めて、強烈な左足ミドルを放つが、バーを直撃。先制&古巣へのリベンジならず・・・
前半は0-0。主審ルッソがファールをあまりとらず、激しい肉弾戦が繰り広げられる。こうなると、ちょっとガッビアが脆弱く感じられるか・・・両チームともにスペースが多く、スピーディーでチャンスが多い展開。エデルも守備にまで奔走。
後半 8分 サンプ:オカカの強烈なミドルで後半は幕開け。これはハンダノビッチが正面ながら何とかパンチングで弾く。
13分 サンプ:ガッビアディーニの直接FK。低く巻いたボール、ハンダノビッチのファインセーブ。
19分 サンプ:身体を張り続けたキャプテン・ガスタルデッロ。筋肉系の怪我で交代。代わりは本職SBのレジーニが左センターバックに入る
24分 インテル:CKのこぼれ球から、どフリーのコバチッチへ。しかしボレーを失敗してくれた。
27分 サンプ:ダンカンに代わってソリアーノ投入。ダンカンはこの前よりは良かった。この時間帯から、両チームの足が止まり始める。特にインテルの出足が鈍ってきて、チャンスがあるかと思ったが・・・
34分 インテル:コバチッチのスルーパスから、パラシオが抜け出して決定的ピンチ。しかしパラシオの反転シュートは枠の外。ロメロの飛び出しのスピードも、この日は全体的に速くてよかった。
41分 サンプ:オカカが強引なドリブルから、ペナ内に深く侵入。折り返しのボールに、全速力で突っ込んできたエデルがボレーで合わせるが、ハンダノビッチのミラクルセーブ。
後半45分 イカルディGoal
45分 サンプ:先制された直後にオビアングに代えてリッツォ投入。最後まであきらめない姿勢を見せる。
ロスタイム3分。そのまま0-1で敗戦
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後半終了間際、90分の微妙なPKの判定で今季初黒星。
互角に戦っていたし、シュートがバーを叩いたりチャンスもあった。普通のイタリア人監督なら、審判に怒りをまき散らすところだが、ミハイロビッチは違った。
「我々は引き分けに値しなかった」と
試合終了後、審判に猛抗議に行った選手達を走って追っかけ、ロッカールームに引き上げさせる。イタリアでこんな監督は今まで見た事が無い。
... この怒りは審判にでは無い、次のヴィオラ戦に向けられるべきだと
BRAVO SINISA!!
(ポイント)
しかしあのPKの判定はやはりおかしい。主審が一番見える位置にいて、PKを取らずに流したのに、後から、より見えない位置にいた線審の意見を採用してPK。
ただ、判定に文句ばかり言っているだけの負け犬は、弱いチームがやる事
これを耐えて、切り替えて次の試合の準備をすぐ始めれば、きっと良い事がある・・・かな?
9試合5失点。確かに守備は安定、どんな相手に対しても大崩れする気はしない。
ただ、攻撃面は課題多し。得点自体もそれほど多くないし、まだセットプレー以外の得点がほとんど無い。
4-3-3でウィングがサイドに張るので、サイドからのチャンスは作れるが単調。
中央からも攻めのバリエーションを作るには、ダンカンでは役不足。やはりソリアーノが必要。さらにオビアングは大復活したが、クルスティチッチの復帰も待たれる。
この結果、3チームに追いつかれて勝点16で4チーム並んだが、一応3位タイ。
さぁ、次は元サンプのアイドル。AEROPLANINOことモンテッラ監督率いるヴィオラ。去年はホームで0-0。切り替えて勝利を!!そしてその後もホームでミラン!!
Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp
次節:セリエA第10節 11/2(日) 対フィオレンティーナ @ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)←サマータイム終わりました~
’14-’15 SERIE A
勝点16 9試合 4勝4分1敗 得点 9 失点 5 得失点差 +4 3位タイ
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