セリエA 第28節
サンプドリア 2-3 チェゼーナ
ヴォルタ(後半38分):元サンプのGKアントニオーリが懐かしの凡ミスをやってくれ、ごっつぁんゴール。マッカローネの正面FKをアントニオーリがお手玉して,見失ったボールをヴォルタが突っ込んできてかっさらった。
マッカローネ(後半45分):疑惑のPKをマッカローネが決める。自身通算100ゴール目らしい。
フォーメーションは以下の通り。
SAMPDORIA
32マッカローネ 27ビアビアニー
8グベルティ(61分41マケダ) 7マンニーニ
17パロンボ(Cap)(37分11コマン)4デッセーナ
3ツィーグレル 78ザウリ
6ルッキーニ(46分26ヴォルタ)28ガスタルデッロ
85クルチ
- 今季最悪の試合(前にも言った気がするが…)。というか最低のポジションまで来た。前半からミスが多く、とても前節のインテル戦と同じチームには思えない出来。その最中、必死にチームを鼓舞してきたキャプテン「パロンボ」が前半に負傷退場。運悪く同ポジションのポーリ、ティッソーネ共に怪我でおらず、代役は若いコマン。もちろんこれだけのせいでは無いが、パロンボの代償は高くついた。
- ただ失点はほとんどミス。心理的なものだろう。3点目のガスタルデッロのミスは本当に信じられない。自分もDFなので少し気持ちはわかるが、ずっと必死に守っていてもこれだけFWが得点を取れない、そしてこれだけ勝ちにつながらないとさすがに集中力が切れてきているのだろう。攻撃陣の不調が守備陣までついに伝染してきたという事だ。つまりチームは深刻だ。つい最近、同じこのルイジ・フェラリスで宿敵ジェノアが、同じような時間帯からローマ相手に0-3をひっくり返し4-3で勝っている。ちょっとその事が頭をよぎったが、さすがにそこまで甘くなかった。1点差まで詰め寄ったが、両方ラッキーな得点だ。今後につながる形には見えなかった。
- これを書いている横で、ちょうどインテルのパッツォがまた得点を決めた。ジェノア相手で嬉しいが・・・・・・さらに1分後にエトオが決めて逆転。サッカーというスポーツは、こんなに簡単に点が入るスポーツなのかとりあえずわずか10か月前のCL行きを決めた試合を観てみる。パッツォ&カサ坊が素晴らしいコンビネーションを見せている。試合後、カッサーノとガッローネが一緒に踊っている。昨シーズンの余韻に浸って、とりあえず良い時の映像を見まくって、過去を全て忘れる事にした。
- とりあえずイタリアの解説ではポッツィの復帰が唯一何かが変わる可能性だと言っていた。私もそう思う。ビアビアニーは潜在能力はすごい。個人的にはものすごく期待できる。ただシュートが下手すぎる。パッツォの正反対のタイプ。FWじゃなくてウィングが適任だと思う。マッカローネは所詮強いチームのレギュラーの器では無い。誰かの代役やスーパーサブとしては良いと思うが。マケダはどうせマンUの事ばかり考えているなら、さっさと頭を丸めて帰ってくれ早熟で早くデビューして目立った選手特有の、将来大失敗するオーラを感じてきた。能力はあるかもしれないが、周りを使って、使ってもらわないと話にならない。
- 後半41分にガッローネは最後まで試合を観ずに帰った。もちろん危険を避けての事だろう。そしてSUDの現在筆頭勢力「FEDELISSIMI」からはついに
「ORA DI CARLO VATTENE」の横断幕と「ディ・カルロ、監督辞めろ!」の合唱が始まった。FEDELISSIMIの行動はしょうがないし、気持もわかるが。個人的には監督は代えても良いと思うが、ディ・カルロもガッローネも要はカッサーノの被害者だと思う。ディ・カルロは急に開幕当初と全く違う選手編成になり、結果もついてこなくなり必死にフォーメーションを変えたりあがいている。もちろんディ・カルロの器の問題は置いておいて。ミハイロビッチやヴィエルコウッドなんていう声も出ているようだ。
- 長々と書いたが、苦しい時にもチームを見捨てないのが真のティフォージ。その心を肝に銘じて何とか今シーズンを見守りたい。考えてみれば、つい8年前はセリエBにいたわけだし。B時代はホントに苦しかった。カッサーノと言うおとぎの国から来たピーターパンに、一瞬だけ夢を見させてもらい、その夢がさめたという事で・・・・
Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaamp
副題変更、アフォリズム終了
↑考え中・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます