2018-19 シーズン総括 選手寸評[3] MF編 + 練習試合結果!!

2019-08-16 23:29:42 | ほぼ週刊サンプ通信 '18-'19

続いては18-19シーズンのMF陣。

4-3-1-2のレギュラーは

        ラミレス

       (サポナーラ)(カプラーリ)

 リネッティ  エクダル   プラート

 (ヤンクト) (ヴィエイラ) (バッレート)

MF陣はジャンパオロ政権でこの3年間一番強みだったセクション。ついにジャンパオロサッカーの肝とも言えるトレイラを獲られてしまい今季開幕前は不安要素が多かった。しかし開幕直前に加入したエクダルが、タイプはだいぶ違ったが見事にその穴を埋める。一発で得点につながるロングフィードやドリブル&シュートはトレイラの方が上だったが、抜群のバランス能力とフィルターとしての役割。1対1も強くてショートパスのちらしは的確で、エクダルは十分トレイラの穴を埋めた。そのおかげで私が期待していた若手のヴィエイラの出番がほとんど無かったぐらいだ。その他の3人は前シーズンと変わらず。右はプラートが10番を背負ってがっちりレギュラーを確保。左は期待された新加入のヤンクトの挑戦を受けながらも、リネッティが基本的にはスタメンを務めた。トップ下は2年目のラミレスが基本だったが、怪我や不調時もあり新加入のサポナーラが時折代役を務める。両者ともに輝きを放つ時は有ったが、継続性が課題。この2人で試合中交代する事も多く、2人で1つのポジションを年間全うした感じだ。稀にFWのカプラーリがアクセントとして起用される事もあったが、彼は怪我に泣いた。珍しく冬のメルカートでは全く入れ替わりが無く、年間通してこの8人でMF陣は戦った。

繰り広げられたサッカーは相変わらずショートパス主体のテクニカルなポゼッションサッカー。プラート、リネッティ、エクダルの3人は運動量豊富に守備でも機能し、ボールを奪ったらショートパス中心にポゼッションを高める。3人ともテクニックも十分。そこにトップ下のラミレスorサポナーラも調子が良いとかなり魅力的な中盤となるが、トップ下を封じられると弱くなる。ヤンクトは攻撃では片りんを見せたが、このジャンパオロのシステムの左MFではやはり守備も要求されるので、なかなか思うようにはいかなかった。

それでは1人1人の総括を見ていこう↓↓ 

レジスタ 6 アルビン・エクダル 7.5 当初「小さな巨人」のトレイラの穴を埋めるのはなかなか難しいと思っていた。しかしエクダルはトレイラと違う形でサンプの中盤を守った。さすがW杯にも出場している現役スウェーデン代表。トレイラとはもちろん体格が違うが、1対1にも強くフィルターとしての役割は抜群。トレイラほどのロングフィードやドリブルからのシュートなどは無いが、正確なショートパスでの散らしでジャンパオロサッカーを体現した。欲を言えばもう少しゴールに絡む働きをして欲しいが。シーズン最後の方は積極性も増して、ポストに当たる惜しいミドルシュートや、上がて行ってのヘディング等ゴールの匂いを感じさせた。同ポジションにはポテンシャル溢れるヴィエイラが成長してきているが、今季はまだその座を守れるか?関係ないけど奥さんは美人。スウェーデン代表。(32試合30先発/0ゴール/0アシスト)

左右&トップ下 10 デニス・プラート 7 3シーズン目となった今季、ついに背番号は10番に昇格した。セリエAにも完全に慣れて、前シーズンと変わらぬ活躍。クアリアレッラ不在時にはキャプテンマークを巻くまでになってきた。抜群のテクニックと運動量を誇り、中盤を駆け回る現代型MF。前から言い続けているが、ジャンPのこのポジションでは無くてもう少しゴールに近ければもっとゴールに絡めると思う。と言うかもう少しゴールに絡んで欲しい。今やサンプでは一番お金になる宝石で、この夏の放出は濃厚。現在のところレスターとジャンパオロのミランあたりの名前が新聞をにぎあわしているが・・・ミランで対戦するのは絶対嫌だし、レスターは彼の格に合わないし金額も安そう。もちろん留まって欲しいが、どうせ行くならバイエルンとかチェルシーとかそういう所に行って欲しい・・・・・・・・・・・って書いていたら結局2100万ユーロでレスターに決まった。安過ぎるなぁ。ベルギー代表。(34試合33先発/2ゴール/3アシスト)

左MF 16 カロル・リネッティ 7.5 プラートらと共に3年目を迎えたリネッティ。2年目はややトーンダウンして、またヤンクトが高額で移籍してきた事もありちょっと心配だったが復活してレギュラーの座を渡さなかった。相変わらず精力的かつ献身的に動き、プラートよりむしろリネッティの方が得点嗅覚は増した気がする。彼が不在の試合で負ける可能性が高くなるのは偶然ではないと思う。入団時から一番好きな選手なので、彼にあまり移籍の噂が出ないのは不思議ではあるが嬉しい。ポーランド代表。(32試合30先発/3ゴール/3アシスト)

トップ下 11 ガストン・ラミレス 5.5 背番号が90から11に変わったが、1年目から比べるとトーンダウン。良い時と悪い時の差が激しすぎる。プラス怪我で不在も多かった。FKは頼りになるし、良い時はスルーパスやドリブルもキレるが悪い時には全く画面に映らなくなる。あと、短気でポジションの割にはカード数がやたら多い。ディフランチェスコに監督が代わってトップ下が無くなったので、放出は確定かと思われていたが意外と残りそうになっている。逆足のウィング好きなディフラは、彼を右ウィングで試していてそこそこフィットしているようだが、ウィングっぽいスピードが無いのが致命的だとは思うが。ウルグアイ代表にはたまに選ばれたりするが、だんだん厳しくなってきている。隣村の出身で仲が良いトレイラと会うチャンスはそこしかないのだが。(27試合19先発/4ゴール/5アシスト)

右MF 8 エドガー・バッレート 5 さすがに寄る歳の波には逆らえず、怪我が全然治らなかった。出場すれば変わらずの南米版ガットゥーゾっぷりだったが、サンプに移籍して以来最も少ない12試合の出場にとどまる。ついに35歳となるが、それでも早々にサンプが契約更新したところを見ると、よっぽどピッチ内だけでなくてピッチ外の貢献が評価されているのだと思う。南米勢を中心に若手の指南役とMF陣のまとめ役としての働きは素晴らしい。南米の選手の力はいつの時代も絶対にサンプに必要なので、引退後もサンプに留まって欲しい選手だ。元パラグアイ代表キャプテン。(12試合9先発/0ゴール/2アシスト)

左MF 14 ヤコブ・ヤンクト 5.5 昨季一番の投資をした選手。結果から言うとやや期待外れに終わった。理由の一つとしては、ジャンパオロの戦術に彼に合ったポジションが無かった事。4-3-1-2の左MFは今までより守備への負担が大きく、彼の持ち味である縦への突破や攻撃力が生かせなかった。結果プラートとリネッティに次ぐ3番手のサイドMFとなってしまった。今回の監督交代を機に一番変わる可能性があるのが彼で有り、まだ若いしディフラの下で羽ばたいてくれるよう期待しよう。チェコ代表には継続して選出されており、先日のEURO2020予選のモンテネグロ戦ではゴールも決めている。(25試合7先発/0ゴール/1アシスト)

トップ下 5 リカルド・サポナーラ 5 一番の見せ場はアウェイでのラツィオ戦でロスタイムに同点ゴールを決めて、アウェイクルヴァに歓喜のダイブ。そこでティフォージにパンツを下ろされてお尻が丸見えになった写真か。ユーヴェ戦では闇の権力で潰されてしまったが、一時同点となるゴールを決めたり話題には事欠かなかった。天才肌の彼はたまに素晴らしいプレーを見せるが、継続性が無いのと怪我がち。要はラミレスとあまり変わらなかったのだが、強烈な左足と言う武器を持っているラミレスにやや後塵を拝してしまった。めちゃくちゃ悪くは無かったがオプション行使して買取は厳しいかなぁと思っていたが、更新しなかったのは良いとして何とその後〇ェノアに移籍。もう2度と彼の話をする事は無いだろう。さようなら(22試合11先発/2ゴール/5アシスト)

レジスタ 4 ロナウド・ヴィエイラ 5.5 ロナウドとヴィエイラと言う2人のサッカースター選手の名前を併せ持つ彼。CR7を模したド派手な入団紹介PVが作られたが、そこまでのブレイクは出来なかった。トレイラの代わりとして期待されたが、同じく新加入のエクダルが予想以上に物凄く良かった為に出場機会が限られてしまう。しかしポテンシャルの一部は見せており、ヴィエイラも今後はかなり期待できる。ディフラ新監督はレジスタだけでなくてサイドMFとしても彼を試用。まだ若いし個人的には一番楽しみな存在。ちょっと風貌も似てるし、エッシェンみたいな選手になってくれれば。ちなみに彼の双子の弟の名前はロマーリオ・ヴィエイラ。つまり彼の親父はかつてのブラジル代表の2トップの名前を双子2人につけたのだ。イングランドU-21代表。(14試合6先発/0ゴール/0アシスト)

 

 

 

ここ数日でMF陣はかなり動きがあった。そしてもうすでにかなり移籍が進んでいる。ここももうほぼ完成しているかもしれない。

残留 = エクダル、リネッティ、ヤンクト、バッレート、ヴィエイラ、ラミレス(FW)、(カペッツィ)

新加入 = トルスビー、レリス(FW?)

放出 = プラート、ヴェッレ、サポナーラ

ずっと粘っていたが、プレミアリーグの移籍期限ギリギリでプラートはレスターに移籍。さすがに4年目のプラートを見ると言う夢は叶わなかった。獲られるのは覚悟していたからしょうがない。でも安過ぎる。正直ジャンパオロの呪縛から解き放たれて、彼はここからさらに活躍すると思う。レスターは良い買い物をしたな。まぁもう関係無い。とりあえずセリエAで対戦する事が無くて良かった。

 それ以外はMFは継続路線だが、まずトップ下が無くなってポジションも3人に減るっちゃー減るのですでにこれで手一杯なのかな。ヴェッレは残念ながら放出され、カペッツィは一応まだいるがプレシーズンもほとんど起用されていないし背番号も唯一決まっていない。放出濃厚だろう。ラミレスはFW扱いになり、プラート放出後の新加入選手レリス。キエーヴォから獲得した彼はまだFW(ウィング)をやるか右MFやるかわからない。キエーヴォマスターにお伺いしたところ、後でもう一度触れるが適性は(イン)サイドハーフとの事でやはりMFで勝負か。プラートに匹敵する選手は誰も獲れていないのが寂しいが、悪くないメンツはいる。サイドアタッカー獲得の方がプライオリティーは高いので、しょうがないか。その変わりしっかり強いFWを獲ってください。

ディフランチェスコ監督 3MF ’19-’20

     

ヤンクト(トルスビー) リネッティ(バッレート)(レリス)

     エクダル(ヴィエイラ)(カペッツィ?) 


 

 ミッドフィルダー新加入選手

1.

↑↑©nos.jpgより

Morten Thorsby  18モルテン・トルスビー

  • ポジション:MF
  • 1996年5月5日生まれ(23歳)
  • ノルウェー オスロ出身
  • 186cm 72kg
  • 昨季:ヘーレンフェン(オランダリーグ)20試合5得点
  • ノルウェー代表 1試合0得点 

 1月11日にすでに移籍が決定。しかしシーズン終了後にフリートランスファーになるために、そこまで待っての移籍となった。その為に残りのシーズンは干されるような形になってしまい、彼もその点は後悔していた。しかし7月1日から晴れてサンプの一員となり、心機一転アピールを始めている。ただMF陣は層が厚く、加入して早々に放出の噂が出るなど簡単ではなさそうだが。プラートもいなくなったので、一日も早くセリエAに慣れるようにサブから淡々とレギュラーを狙う。ちなみに18番はそのプラートの出世番号

2.

↑↑©il secolo XIXより

Mehdi Léris  26 メーディ・レリス

  • ポジション:MF
  • 1998年5月23日生まれ(21歳)
  • フランス Mont-de-Marsan出身
  • 186cm 78kg
  • 昨季:キエーヴォ 23試合0得点2アシスト

 先のキエーヴォマスターに聞いた情報によると、レリスはキエーヴォでは3センターの一角としてプレーすることが多かったが、適正としては(イン)サイドハーフ。スピードはさほど無いが、ボールコントロールと剥がしには定評がある。両足使えてクロスも普通に良い。どこに置いても安定したポジショニングと連携を見せるポリバレントな選手。去年のキエーヴォの試合を観ていて「ああ、うまいなあ」って感嘆する時は大抵Lerisだった。「巧い」タイプなので周りの環境が良くなればまだまだ伸びるとの事。期待してみよう!

 今考えると、昨季のサンプvsキエーヴォ戦でVARで取り消されたゴールを決めていたのがこのLerisだった!まぁその頃から縁があったのかもしれない。サンプもそうだし、セリエAでは昔から自チームとの対戦で活躍した選手を獲得するというパターンがスゴく多い気がする。

さて、ここでこれまでのメルカート情報のまとめ

  前号から主なところでは、ついにプラートの売却が決定。ミランで対戦することが無くて良かったが、安過ぎると思う。さらに驚きは第2GKラファエルのレディング(イングランド2部)移籍。本人的には出場機会を求めてと言う事で、サンプと双方合意の上でフリーでの移籍。これによってGKを1人探さなければいけなくなった。あとはずっと噂されていたヴェッレは同盟国のエラス・ヴェローナにレンタルで移籍。一方で決定した加入は先に紹介したレリスだけ。

※       塗りつぶしが新たに決まった移籍

IN(金額は全て推定) 

  • GKウラディミーロ・ファルコーネ(24)⇒ルッケーゼ(セリエC)からレンタルバック。
  • GKロレンツォ・アヴォガドリ(18)⇒アタランタからレンタルで加入。
  • DFエラスモ・ミュレ(20)⇒トラパニ(セリエB)から45万ユーロで完全移籍
  • DFジュリアン・チャボット(21)⇒グローニンゲン(オランダ)から370万ユーロで完全移籍。ドイツ人 
  • DFファビオ・デパオリ(22)⇒キエーヴォ(セリエB)から450万ユーロで完全移籍
  • DFジェイソン・ムリージョ(27)⇒ヴァレンシア(スペイン1部)から200万ユーロでレンタル。1,300万ユーロの買い取り義務オプション付き。コロンビア代表
  • DFトンマーゾ・アウジェッロ(24)⇒スペッツィア(セリエB)からレンタル。400万ユーロの買い取り義務オプション付き
  • DFヴァスコ・レジーニ(28)⇒SPALからレンタルバック
  • MFレオナルド・カペッツィ(24)⇒エンポリからレンタルバック
  • MFモルテン・トルスビー(23)⇒ヘーレンフェン(オランダ)よりフリートランスファーで完全移籍。ノルウェー代表
  • MFメディ・レリス(21)⇒キエーヴォ(セリエB)から250万ユーロ+ボーナスで完全移籍。フランス人
  • FWフェデリコ・ボナッツォーリ(22)⇒パドヴァ(セリエB)からレンタルバック。イタリアU-21代表 
  • FWゴンサロ・マローニ(20)⇒ボカ・ジュニオールズ(アルゼンチン)から100万ユーロでレンタル。買い取りオプション1500万ユーロ。アルゼンチン人 

  総額1415万ユーロ+3200万ユーロ(買い取りオプション全て) 

OUT (金額は全て推定)

  • GKヴィド・ベレッツ(29)⇒アポエル(ギリシャ)に買取義務オプション付きレンタルで移籍。スロヴェニア代表
  • GKアンドレア・トッツォ(26)⇒テルナーナ(セリエC)に10万ユーロで完全移籍
  • GKラファエル・カブラウ(29)⇒レディング(イングランド・チャンピオンシップリー)にフリートランスファーで移籍。元ブラジル代表
  • DFロレンツォ・トネッリ(29)⇒ナポリにレンタルバック。
  • DFエラスモ・ミュレ(20)⇒ユヴェントスに500万ユーロで完全移籍
  • DFヨアキム・アンデルセン(23)⇒リヨン(フランス・リーグアン)に2400万ユーロ+600万ユーロボーナスで完全移籍。デンマーク代表
  • DFマクシム・レヴェルベ(22)⇒キエーヴォ(セリエB)にフリートランスファーで移籍。フランス人
  • MFリッカルド・サポナーラ(27)⇒フィオレンティーナにレンタルバック。
  • MFダヴィド・イヴァン(24)⇒キエーヴォ(セリエB)に移籍。スロヴァキア人
  • MFアントニオ・パルンボ(22)⇒テルナーナ(セリエC)にレンタル移籍
  • MFデニス・プラート(25)⇒レスター(プレミア)に2100万ユーロで完全移籍。ベルギー代表 
  • MFヴァレリオ・ヴェッレ(25)⇒エラス・ヴェローナにレンタル移籍。元イタリアU-21代表
  • FWグレゴワール・デフレル(28)⇒ローマにレンタルバック。フランス人
  • FWマルコ・サウ(31)⇒ベネヴェント(セリエB)にフリートランスファーで移籍
  • FWダヴィド・コフナツキ(22)⇒フォルトゥナ・デュッセルドルフに800万ユーロで完全移籍。早くいなくなれ!  

    総額5810万ユーロ+600万ユーロ(ボーナス)

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そして練習試合の結果 

8/7(水) 20:30@アルベルト・ピッコ(ラ・スペッツィア)  主審:ゲルシーニ氏(Genova出身)

 サンプドリア 5-3 スペッツィア  

得点者:前半13分ボナッツォーリ,16分Gudjohnsen, 28分マローニ

    後半2分ラミレス,5分 Pinto, 9分トルスビー,24分クアリアレッラ, 43分 Gyasi.

SAMPDORIA<4-3-3> 監督エウゼビオ・ディフランチェスコ

     ボナッツォーリ(68分クアリアレッラ)

マローニ(68分レジーニ) ラミレス(58分バーロウリ)

リネッティ(cap)(58分ヤンクト) トルスビー(71分ポンペッティ) 

       ヴィエイラ(58分バッレート)

ムッルー(46分アウジェッロ)(79分ダミーコ)デパオリ(68分ベレシンスキ)

   コリー(46分ムリージョ) フェラーリ(68分チャボット)

       アウデーロ(46分ファルコーネ)

ベンチ:FWアヴォガドリ

※この試合は、4日前のモナコ戦で出場機会が少なかった選手中心のスタメン。同じリグリア州のセリエBのクラブ、スペッツィアとの試合。

敵のGKにはサンプと選手枠の問題が巧くいかず、結果的に飼い殺しの後に放出のような形になってしまったクラピカスがいる。

ディフェンスは軽率なミスからの失点も多くて課題だらけ、とディフラが言っていたけど正直物凄く不安だ。攻撃はまだまだ発展途上ではある物の、様々な攻撃の形から、様々な選手が得点を取れている。ボナッツォーリが良い働きを見せて残留にアピールを続けている。マローニ&トルスビーもまだまだ成長途上ではあるがゴールを決めた。そして練習試合とはいえここまでノーゴールだったクアリアレッラに点が生まれた事で一安心。

ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=xkA8Ih2bNLM 

そしてもう1試合の結果

8/10(土) 20:30@エンニオ・タルディーニ(パルマ)  主審:ガリリオ氏(Pinerolo出身)

サンプドリア 1-2 パルマ  

得点者:前半6分ラミレス,22分Inglese,後半35分Sprocati

SAMPDORIA<4-3-3> 監督エウゼビオ・ディフランチェスコ

    クアリアレッラ(cap)(76分ボナッツォーリ)

マローニ(70分バーロウリ) ラミレス(88分ダミーコ)

ヤンクト(75分トルスビー) リネッティ(68分バッレート)

      ヴィエイラ(88分ポンペッティ)

ムッルー(75分アウジェッロ) ベレシンスキ(75分デパオリ)

   コリー(75分チャボット) ムリージョ(75分フェラーリ)

       アウデーロ(87分ファルコーネ)

ベンチ: -

※レギュラー候補ではエクダル、ガッビアディーニ、カプラーリが怪我で不在だった。プラート、ヴェッレ、ラファエルもいなくなり、放出濃厚なカペッツィとサーラもベンチから外れて急に選手が少なくなった印象だ。その影響もあり急遽プリマヴェーラからポンペッティとダミーコが招集された。左FWとアンカーはわからないが、それ以外はこれが来週のコパイタリアの試合、そして開幕戦のスタメンになる可能性はかなり高い。

 ディフェンスはCB2人の1対1、特に対スピードのある選手がものすごく不安だ。右SBは期待のデパオリもいるが、ベレが貫録で今のところレギュラーを守ってるっぽい。そしてこの日はヴィエイラが物凄くよかった。エクダルは怪我だったが、このままレギュラー奪取、もしくはサイドMFでスタメンを担う可能性も期待したい。

 FWではラミレスは得点は良かったが他のチャンスを外しすぎ、元々このポジションもやっていたから感覚を取り戻せばさらによくなるはず。マローニはずっとトップ下ばかりやってきて、さらに初めてのセリエAでこのポジションに挑戦するのは大変だろう。ただポテンシャルは有る。とディフラが言っていた。

ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=a9p07jc-n4M

 

 さて練習試合も全て終わって、次の日曜日からいよいよ公式戦が始まる。TIM CUP3回戦、クロトーネ戦。例年サンプはホームのこのコパの試合で開幕するが、今年はルイジ・フェラリスの改装が間に合わずにアウェイでの試合となる。まさにイタリアっぽい決定。

 ちなみにサンプは南部の街(カンパーニャ州より下+サルデーニャ州)での公式試合、ここ12年1回も勝っていない。どうなるか?ちなみに昨季セリエBで12位だったクロトーネ、一昨年はAにもいたし全然楽な相手では無い。サンプゆかりの選手だとFWのムスタッキオ(サンプユース出身)がいる。また個人的に好きな198cmのナイジェリア人のFW、シミーがエースなのだろう。とりあえず、コパイタリアは獲りたいタイトルだし、こんなところで負けるわけにはいかない!

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

 次節:TIM CUP3回戦 2019年 8/18(日) 対クロトーネ@クロトーネ 現地15:00Kick Off(日本時間深夜23:00) 



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