SERIE A 第36節 5/14(日) 15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ) 主審:マレスカ氏(Napoli出身)
サンプドリア 1 - 1 キエーヴォ(前半1-0)
・(前半11分)サンプ[1] クアリアレッラ
・(後半1分)キエーヴォ[1] イングレーゼ
↑↑©Sampnews24より
クアリアレッラの2試合連続ゴールも、勝利には結びつかず・・・
先日の大敗からは立ち直るが、6試合連続勝ち星無し。一応10位は守るが、もはや関心はジェノアのB落ちか・・・
[試合前情報]
前節、アウェイのラツィオ戦で大敗。いくらもう順位はあまり関係ないと言っても、さすがに汚名挽回は必要だ。そして10位と11位以下では、レガカルチョから貰える金にかなり差が有る事が判明。10位は死守せねば。この日の相手キエーヴォは勝点的にも近い直接対決。しかもアンダータでは1-2で負けている
⇒http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/045c11e3ebb0d800762089b5d943c025
さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。GKはプッジョーニ。ヴィヴィアーノは結局左膝の手術を行い、こちらは無事成功した。確かに序盤から、ロングキック蹴るたびに、なんか足に違和感有りそうな仕草してたからな・・・完璧に治して来季フルで働いて欲しい。DFではシュクリニアールが出場停止の為、レジーニがCBに入りキャプテン。左SBはパヴロヴィッチがドドとの争いを制してスタメン。また右にはサーラが復活。MF陣は変わらずレギュラーの面々。トップ下には前節久々に全く出場が無かったブルーノが返り咲いた。FWもムリエルの復帰が噂されたが、とりあえず先発はシック&クアリアレッラ。怪我でヴィヴィアーノ、ファルコーネ、ベレシンスキ、パロンボがいない。GK手薄の為にプリマヴェーラのカヴァニャーロがベンチ入り。33番。あとトミッチもベンチ入り。77番。元キエーヴォはGKのプッジョーニ。キエーヴォにいた当時、サンプ愛を貫いてジェノア移籍を拒否。その結果干されて練習の帯同も1年間許されなかったと言う因縁がある。
一方のキエーヴォはマラン監督の4-3-1-2。同フォーメーション対決。GKはヴィヴィアーノと仲が良いソレンティーノ。試合前には手術を控えるヴィヴィにエールを送っていた。DF陣はベテラン揃い右から元サンプのカッチャトーレ、元イタリア代表のガンベリーニ、あとセザールとゴッビ。MFはラドヴァノヴィッチをアンカーに据えてトップ下はカストロ。2トップはミスターキエーヴォのペリシエと、若手売出し中のイングレーゼのコンビ。ちなみにイングレーゼはイタリア語で”英語”と言う意味。さしずめMr.イングリッシュさんだ。元サンプ勢は先のカッチャトーレ
★日曜日15時00分、レギュラー時間で行われた試合。
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
シック クアリアレッラ(29分ムリエル)
フェルナンデス(80分ジュリチッチ)
リネッティ(58分プラート)バッレート
トレイラ
パヴロヴィッチ サーラ
レジーニ(Cap)シルヴェストレ
プッジョーニ
ベンチ:GKクラピカス、カヴァニャーロ DFシミッチ、ドド
MFアルヴァレス、チガリーニ、トミッチ FWブディミル
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Chievo(4-3-1-2) 監督:ロランド・マラン
イングレーゼ ペリシエ(cap)(70分ガクペ)
カストロ
バスティエン デ パオリ
ラドヴァノヴィッチ
ゴッビ カッチャトーレ
セザール ガンベリーニ(74分フレイ)
ソレンティーノ
ベンチ:Bressan, Seculin, De Guzman, Izco, Pogliano, Vignato, Troiani, Rabbas, Kiyine.
*
備考:警告:前半23分レジーニ,25分ペリシエ,後半34分ラドヴァノヴィッチ,40分ジュリチッチ,45分デ パオリ,49分カストロ;年間チケット保有者数16.789(1試合平均164.806 euro),有料入場者数1.374(17.062 euro);芝状態良好
<あらすじ>
前半9分 最初のチャンス!ブルーノが中央付近から前を向いてドリブル。そのままミドルシュート⇒GKセーブ
前半11分 クアリアレッラGoooooL:1-0
→ロングボールの処理をGkソレンティーノが誤り、最後まで追いかけてきたクアリアレッラがボールを奪う。そのまま左足で無人のゴールに蹴りこんでゴール!先制!!ソレンティーノは靴が脱げており、踏まれたからファールだとアピールするが確かに自爆だった
↑↑©corriere dello sportより
19分 倒されてクアリアレッラがあばらを痛める
↑↑©calcio news24より
22分 カストロを倒したレジーニにイエロー。次節出場停止■
24分 今度はレジーニを倒したペリシエにイエロー。両チーム共にキャプテン同士がイエロー■
29分 結局クアリアレッラがダメで、ムリエル投入。おそらく予定よりは大分早い時間帯での投入だったはず。怪我から久々復活のムリエル、先制点のクアリアレッラ両方の応援歌がマラッシにこだました
38分 サーラのスルーパス⇒ペナ内右サイド、バッレートが抜け出してシュート⇒ソッレンティーノがCKに逃れる
ロスタイム3分。
48分 ピンチ!カッチャトーレがパヴロヴィッチからボールを奪い、すぐにスルーパス。イングレーゼが右サイドからペナ内深く切れ込み、最後ラストパス⇒何とかプッジョーニがセーブ。そのまま終了
↑↑©fox sportより 久々先発のパヴロヴィッチ、元サンプのカッチャトーレとしばしば対決
前半は1-0。ポゼッションはサンプ16分24秒:キエーヴォ10分23秒。ボールはサンプが回しているが、正直たいしたチャンスは作れず。特にクアリアレッラいなくなってから、FWのムリエルとシックはほとんど消えていた。主審のマレスカ氏は総じてあまりファールを取らない。サンプの先制点は正当だと思うしナイスジャッジだったが、審判によっては騙されてファールを取る審判もいたのではないか?ベレシンスキよりテクニカルなサーラが復帰したので、右サイドは結構押し込んでいたが、逆に左サイドはキエーヴォの方が目立った。
後半1分 イングレーゼGoal:1-1
→イングレーゼがデ パオリのロビングをペナ内で胸トラからそのままボレー。ここしか入らないという絶妙なところにボールは飛び、同点・・・うーん、ヴィヴィアーノだったら触ってはいたかなー
↑↑©sampnews24より
後半13分 リネッティに代わってプラート投入。同点にされてより攻撃的に
25分 ペリシエに代わってガクペ投入。キャプテンマークはセザールに
26分 右からのCK。ペナ内中央でフリーでレジーニがヘッド。しかし上に外す。へたくそ。今季、何度このシーンを見た事か
32分 ガンベリーニに代わってフレイ投入
33分 ラドヴァノヴィッチがバッレートを倒してイエロー■
35分 ブルーノに代わってジュリチッチ投入
40分 ジュリチッチが張り切り過ぎて、いきなりイエロー。カウンターに入ろうとした相手を一応阻止した■
42分 ポスト!右からのパヴロヴィッチのCK。こぼれ球をトレイラが撃つが、ポスト・・・
45分 トレイラをアフターで倒したデ パオリにイエロー
ロスタイム3分■
47分 シックのユニを引っ張りまくったカストロにイエロー■
そのまま終了。1-1
(ポイント)
・ポゼッションはサンプ31分03秒:キエーヴォ19分32秒
・シュート数はサンプ8本(枠内5本):キエーヴォ7本(枠内2本)
・ポゼッションは圧倒したが、正直そこまで一方的だった感じは全然しない
・両チーム共にほとんどチャンスは作れず。ヒマな試合
・前回もそうだったが、イングレーゼがキエーヴォでは一番気になったかなー
・勝てばほぼ10位を決められたが、決められず・・
・今季は先制すると、逆に弱い
・ムリエルは52日ぶりの復帰。まだ完調では無いが、とりあえず大丈夫そうだ。まぁ普段から消える事も多い選手だし
ズタボロだったラツィオ戦に比べればましだったが、相手も弱くなってるしまぁ褒められた試合では無い。やっぱりこういう細かい勝点のロスが、最終的にリーグ戦の最後では大きな差となっていくんだろうなぁ。強いチームは、調子が良くなくても勝点を持っていく術を知っている。サンプイレブンは若いだけにそこら辺がまだまだ。モチベが有って乗ってる時には、強豪相手にも堂々と渡り合えるのに。
さて残りは2試合。次も10位を争う直接対決。アウェイでウディネーゼ戦。最終節はホームだが、強敵ナポリなので、このウディネーゼ戦で何とか勝点3を取りたいが。
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
次節:セリエA 第37節 2017年 5/21(日) 対ウディネーゼ@ウディネ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)
16-’17 SERIE A
36試合 12勝11分13敗 勝点47 得点46 失点50 得失点差-4 現在10位
今日のカッサーノの“アフォリズム(格言)”
numero152:
Dopo che hai sbagliato un rigore decisivo per vincere una Coppa
ti senti veramente un coglione.
Ma ti rialzerai.
格言152:
カップ戦優勝を決める魚は生で食べるのが美味い
甲殻類は手で食べるもんだ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます