TIM CUP 3回戦 8/12(日)20:30@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ) 主審:アウレリアーノ氏(Bologna出身)
サンプドリア 1 - 0 ヴィテルベーゼ・カストレンセ(前半0-0)
・後半(30分)サンプドリア[1] ヤンクト
↑↑©U.C.Sampdoria.itより
ヤンクトのサンプ初ゴールは貴重な決勝点!
[試合前情報]
さて、だいぶ遅くなってしまったがコパイタリア初戦。サンプはジャンパオロの4-3-1-2。プレビューの予想スタメンからは外れたのが3つ。FWはクアリアレッラはやはり怪我で先発を外れたが、カプラーリでは無くてコフナツキが先発。そして左MFのスタメンはヤンクトでは無くてリネッティ。右SBはベレシンスキではなくサーラ。これは単純にコンディションなのか? この日まで限定のレジスタと言われているが、バッレートがトレイラの後釜を務めてキャプテンマークを巻く
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
デフレル コフナツキ
(54分カプラーリ)(89分クアリアレッラ)
ラミレス
リネッティ(46分ヤンクト)プラート
バッレート(cap)
ムッルー サーラ
コリー アンデルセン
アウデーロ
ベンチ:GKラファエウ、ベレッツ DFレヴェルベ、タヴァレス、ベレシンスキ、フェラーリ
MFヴィエラ、ヴェッレ FWスティェポヴィッチ
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一方のヴィテルベーゼ・カストレンセはこの布陣
ごめんなさい。さすがに選手は全然わかりませーん
Viterbese Castrense (4-3-1-2): Forte; De Giorgi, Atanasov, Rinaldi, De Vito; Palermo, Damiani, Cenciarelli (後半32’ Roberti); Vandeputte (後半21′ Valagussa); Zerbin (後半1′ Polidori), Ngissah.
ベンチ: Micheli, Schaeper, Perri, Milillo, Messina, Svidercoschi, Marianelli, Otranto, Sini.
監督: G. Lopez.
*備考:警告:前半33分Zerbin,後半48分Murru;観衆7.733人,当日券443(24.980 euro);芝状態完璧ではない
★日曜20:30から行われたナイター。奇しくもこの日、8月12日はサンプの72回目の誕生日
久しぶりのSUD!
<あらすじ>
ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=kvCL0YEVtKI
前半は0-0。やはり調整の進み具合の差は歴然。特に運動量で上回るヴィテルベーゼだが、さすがにテクニックで上回るサンプがボールは支配する。しかしチャンスは作るが決定力を欠く。コフナツキは合流の遅れのせいか、全くキレが無い。W杯に出場した効果が悪い方向に出ている。デフレルも同じくまだまだ本調子では無い。2トップがこれではなかなか得点機は作れない。ラミレスがFKなどで孤軍奮闘
↑↑©ilsecoloXIXより 思いっきり引っ張られるムッルー。今年のユニは伸びるらしい
後半は頭からリネッティに代えてヤンクトを投入。より攻撃的に。続けざまに動きの良くないデフレルに代えてカプラーリも投入。カプラーリは開幕戦、昨年最終試合からの累積で出場停止の為に起用しなかったとジャンパオロは言っていたが・・・そしてカプラーリがやはり攻撃を活性化させる
後半30分 ヤンクトGoooooL:1-0
→ラミレスがコフナツキとのワンツーからペナ内左サイドのヤンクトにラストパス。ヤンクトが左足を振りぬくと、シュートはDFに当たってコースが変わりそのままゴールイン!先制!!
ロスタイム5分。そのまま試合終了。1-0!!
(ポイント)
・正直、内容はまだ練習試合の延長上みたいなもので、結果が全て
・開幕まで、NEWレジスタが完成してるとは思えないが・・・
・1週間伸びてくれて正直良かった
・コリー、アンデルセンのセンターバックコンビの安定感と強固さが、現時点での一番のストロングポイントかもしれない
・GKアウデーロも今の所かなり安定しているが、まだ本格的なピンチはあまり迎えてない
最新メルカート情報
ついに、夏のメルカートが終了した。相変わらず土壇場まで交渉を決めきれないサンプは、今年も最終日ギリギリに2人獲得。最後の最後にFWを獲れなかったのが痛いが(しかも獲ろうとしていて・・・)、それ以外はまずまずか
まずは懸案のレジスタ、アルビン・エクダルの獲得!
↑↑©aftonbladetより
Albin Ekdal 6アルビン・エクダル
- ポジション:MF
- 1989年7月28日生まれ(29歳)
- スウェーデン ストックホルム出身
- 186cm 82kg
- 昨季:ハンブルガーSV(ブンデスリーガ) 19試合0得点
- スウェーデン代表:39試合0得点
トレイラの後釜第2弾は経験豊富なスウェーデン代表のMFエクダル。このW杯もベスト16のスウェーデン代表のレギュラーとして全5試合に出場。MFならどこでもこなす選手だが、とりあえず不足しているレジスタとして起用されて、ヴィエラの成長を待つパターンで考えているのか。ここ3年はブンデスのハンブルガーでプレーしていたが、元々ユーヴェに若くして引き抜かれてそこからセリエA生活をスタート。シエナとボローニャで1年ずつ、カリアリで4年間レギュラーとセリエA経験もかなり豊富。しかもシエナ時代の2009-10になんとジャンパオロの下でプレーもしている。この土壇場で獲得した選手としては、願ったりかなったりの補強と言えよう。W杯ベスト16国のレギュラーとしては破格だと思う230万ユーロで完全移籍。何か逆に怪我を抱えて無理してるんじゃないかとか勘ぐってしまうが・・・信じましょうか
次は2年間ずっと言われていたセンターバック、トネッリを遂に獲得!
↑↑©quotidiano.netより ナポリ時代のトネッリのサンプ戦の画像。死んでいるのは誰だろう?トレイラかな??
Lorenzo Tonelli 26ロレンツォ・トネッリ
- ポジション:DF
- 1990年1月17日生まれ(28歳)
- イタリア フィレンツェ出身
- 183cm 78kg
- 昨季:ナポリ 4試合1得点
ナポリから買い取りオプション付きレンタルで獲得。50万ユーロのレンタル料に加えて、25試合以上に出場すると750万ユーロでの買い取り義務が付くオプション。エンポリで6年間プレーした後、恩師サッリに請われてナポリに追従。しかしナポリの分厚い戦力の前にほとんど出場機会が無く、ここ2年間でセリエAは3試合と4試合。しかしその7試合でDFながら3得点上げており、しかもサンプ戦では貴重な決勝点を取られているので良く覚えている。その通り、得点力があるセンターバック。ジャンパオロとはエンポリ時代に既にやっており、彼自身も「ジャンパオロの下でプレーしたかったと言うのがサンプに来たかった重要な理由だ」と語っている。コリー、アンデルセンとのCBレギュラー争いは見物。間違いなく役に立つ補強だ。
最後の獲得は、トレクアルティスタのサポナーラ!
↑↑©ilovepalermocalcioより エンポリ時代のサポナーラのサンプ戦の画像。バッレートに蹴られ、後ろではビックリしているトレイラ
Riccardo Saponara 5リッカルド・サポナーラ
- ポジション:MF
- 1991年12月21日生まれ(27歳)
- イタリア フォルリ出身
- 184cm 73kg
- 昨季:フィオレンティーナ 18試合0得点
フィオレンティーナか買い取りオプション付きレンタルで獲得。オプション額は900万ユーロに設定された。幼少時代はミラニスタで、カカがアイドルだったサポナーラ。彼自身もトップ下としてキャリアを積み、エンポリで名を上げる。そしてミランにステップアップするが、そこでは出番に恵まれず。再度戻ったエンポリではまた活躍。その時にジャンパオロの下でプレーして、33試合5得点と好成績を上げている。その後フィオレンティーナに引き抜かれたが、昨年はやや出番を減らした。サンプではトップ下でラミレスとポジションを争うか。この獲得とFWが獲れなかった事によりトップ下に完全コンバート案も出ていたカプラーリは一旦FWに戻るだろう。
↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより
この最後に獲得した2人は実はエンポリで足かけ4年半一緒にプレーしており、結構仲が良い。しかし2人とも最初のエンポリ時代から考えるとかなり風貌が変わってしまった。サポナーラは髪質と、髭の濃さから想像するホルモン量を考えるとハゲそうになったのでスキンにしたのだろう。トネッリは間違いなくお笑い系を目指しており、冷静堅実なセンターバックとは言えない風貌だ。完全なレギュラーでは無いかもしれないが、2人ともジャンPチルドレンでも有るし面白い補強だとは思う。ただ、やはりFWを獲れなかったのは痛かった・・・
放出も最終段階。もう大物の放出は無かったが、以下の5選手が全員レンタルで新天地に旅立った。
- DFミハル・トミッチ⇒M.S.K. Žilina(スロヴァキア)
まず昨季はプリマヴェーラからたまにトップのベンチ入りしたトミッチはシュクリニアールの故郷クラブにレンタル。彼自身もスロヴァキア人だ
- DFジャコモ・フェッラッツォ⇒ユーヴェ・スタビア(セリエC)
同じくプリマヴェーラのフェラッツォはユーヴェ・スタビアにレンタル。ここの監督は何とサンプも率いた事が有るあのチーロ・フェラーラだ。
- DFロレンツォ・シミッチ⇒スパル(セリエA)
昨季、サンプからスパルにレンタルされていたシミッチは、そのままもう1年スパルでプレーする事になった。今年も対戦があるか
-
MFヴァレリオ・ヴェッレ⇒ペルージャ(セリエB)
彼が、一番大きい移籍か。確かにMFの補強によるレベルアップで、かなり立ち位置は狭くなった。そこでかつて中田も所属したペルージャ(現在セリエBだった)にレンタル移籍。まだ24歳。ここからサンプに戻る道は有るのか?
-
MFダヴィド・イヴァン⇒Vis Pesaro(セリエC)
しばらくレンタルで流浪生活が続くイヴァンは、サンプのサテライトチームのヴィス・ペーザロにレンタル。ヴィス・ペーザロにとっては、これでサンプ系の選手は10人目となった
- MFフェデリコ・フルラン⇒テルナーナ(セリエC)
破産したバーリから拾ったフルランはサンプの為と言うよりは投資目的だったらしく、すぐさまサンプの同盟国のテルナーナにレンタルで出された
さて、メルカートは終了した。ジェノヴァの悲劇により開幕戦のフィオレンティーナ戦は延期。4節と5節の間の9月19日の水曜日になった。サンプにとっての実質の開幕戦は次の日曜日、アウェイでのウディネーゼ戦と言う事になる。メルカートの総括は、できればその前にやりたいが・・・間に合うかな?とにかく開幕が待ち遠しい!
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
次節:セリエA 第2節 2018年 8/26(日) 対ウディネーゼ@ウディネーゼ 現地20:30Kick Off(日本時間深夜3:30)
’18-’19 SERIE A
0試合 0勝0分0敗 勝点0 得点0 失点0 得失点差+0 現在 -位(1試合未消化)
<新企画>管理人の自己満ユニフォーム秘宝館
ここでは、「また買ったの?全部同じじゃない?いい加減邪魔だから捨てて」と母ちゃん、そして嫁さんと2世代に渡って言われ続けながらも、着々とタンスに入りきらずに貯まってしまったサンプユニの数々。自分がプレーする時もあまり汚したくない物は着たくないし、部屋に飾るスペースも無い。のでせめてここで懐かしい選手の思い出と共に毎回紹介させて頂ければと・・・まぁただの、自慢にもならない自己満ですが・・・
numero001
シーズン:2012-13 サンプドリア3rd
メーカー:KAPPA
選手:Pedro Obiang 14 ペドロ・オビアング
記念すべき1着目は私と誕生日が同じ(3月27日)のオビアング。まぁ13個下だが・・・
現在ウエストハム所属だが、サンプにこの夏のメルカートで帰ってくる可能性が有ると噂されており、願望も込めて載せてみた。しかし本人は望んだものの、結局ウエストハムの移籍金吊り上げにより実現しなかった
赤道ギニア出身だがスペインで産まれ育ったスペイン人。赤道ギニアの大統領、Teodoro Obiang Nguema Mbasogoの孫でもある。2008年、アトレティコ・マドリッドのユースからわずか13万ユーロで買い取り。サンプユースで2年過ごしてから2010年に18歳にしてサンプでセリエAデビュー。サンプがB落ちした翌シーズン(2011-12)からレギュラーの座をつかみ、そこから4年間サンプのセンターハーフのレギュラーとして活躍した。黒人特有のしなやかな身体能力を活かし、視野にも優れたダイナミックなMFだった。2015年6月にプレミアのウエストハムに650万ユーロで完全移籍。サンプにしてみれば50倍の金額で売れた計算だ。そして今、1000万ユーロから1200万ユーロの間で買い戻しの交渉が進んでいたが実現しなかった。
このユニはサンプがセリエAに復帰した2012-13シーズンの物。この頃は3rdもしばらく黒で固定されており、あまり前の年から変わり映えしないユニフォームだった。カッパのロゴが肩から脇に変わった事、サンプのエンブレムが左胸から左袖に変わった事ぐらいだ。スポンサーもgamenetがしばらく続いていた時期だ。コンバットシリーズと呼ばれたカッパのユニは、かなりピッチピチでやたら伸びる。着ると太ったのが一発でバレる。中年泣かせのユニフォームだった。サンプが着用する時は基本的には黒-黒-黒で統一。ラツィオ戦で着用しているイメージが強い。
サパタがいなくなって前線はちょっと迫力なくなったような気がします。
でもまぁ、ジャンパウロが結果をだしてくれるならいいんですけどね。
そうですねー
僕はバロテッリ欲しかったですけど・・・とにかくFWは絶対に必要でしたね。
昨日見た感じ、サポナーラとエクダルは即戦力になりそうですけど。得点力不足は深刻になりそうな気が・・・
ヴィエラ、早くなじまないかなぁ。