SERIE A 第35節 5/7(日) 15:00@オリンピコ(ローマ) 主審:マッツォレーニ氏(Bergamo出身)
<あらすじ>
前半3分 ケイタGoal:0-1
→ミリンコビッチ-サビッチのスルーパス⇒シュクリニアールを速さでちぎったケイタがGK至近距離から思いっきりシュート⇒GKプッジョーニの手を弾き飛ばして先制・・・
↑↑©the sunより
前半12分 反撃!クアリアレッラがDFを1人股抜きからミドル⇒GKストラコシャ落ち着いてセーブ
16分 決定機×2個!!シックが右サイド、カットインから最高のパス。ジュリチッチがGKと1対1になるが、飛び出してきたGKに防がれる。そのこぼれをリネッティが拾って、フェイントでDFを1人外してシュートを撃つが、これもストラコシャのスーパーセーブに阻まれる
17分 ロングパス一発で抜け出したケイタ。懸命に追いすがったシュクリニアールが後ろから倒してしまう⇒ラツィオにPK。シュクリニアールに一発レッド。シュクリニアールは一発退場■
↑↑©la lega serie A.itより
前半19分 インモービレGoal(PK):0-2
→このPKをインモービレが落ち着いて右下に決める
↑↑©sampnews24より
20分 CBがいなくなったので、FWシックを犠牲にしてレジーニ投入。4-4-1へ
前半32分 リネッティGoooooL:1-2
→右のベレシンスキのグラウンダーのクロスを中央でクアリアレッラがDFに潰されながら結果スルーの形に⇒後ろでフリーになっていたリネッティが左足ダイレクトで合わせ、嬉しい自身セリエA初ゴール!1点差
↑↑©backpagepixより
前半36分 フートGoal:1-3
→左からのCK。ニアの競り合いもすり抜け、ゴール中央GK目の前に抜けてきたボール⇒フートが身体で押し込みゴール・・・・腕に当たりながら押し込んだように見えたが・・・
↑↑©nydailynews.comより
37分 3点目を取られた後のキックオフ直後。シルヴェストレのミスパスからカウンターを許し、ペナ内へのスルーパスを受けたルリッチをレジーニが倒して、またもやPK
前半38分 F・アンデルソンGoal(PK):1-4
→このPKを今度はアンデルソンが、ど真ん中に力強く決める
前半45分 デフライGoal:1-5
→右CK。ショートコーナー、右サイドからのマイナスのクロス。ペナすぐ外のデフライが右足インサイドで流し込む。
ロスタイム2分。そのまま終了
前半は1-5。ポゼッションはラツィオ18分40秒:サンプ15分19秒。茫然自失の前半。現在絶好調で、警戒すべきケイタに早々先制を許したが、その後すぐ反撃。しかし16分の決定機を失って、直後に2点目を取られてしかも1人退場になったところで試合は決まった。シュクリニアールのレッドは、明らかに間に合わないファールだったので、失点覚悟で自嘲するべきだった。まだ前半わずか20分だったし。CBとしての気持ちはわかるが、若さか。0-2にされても丁寧にDFを入れて、4バックはキープして試合を作ろうとするジャンパオロ。リネッティの1点差にするゴールでそれが実るかと思いきや、立て続けに今季は不慣れなCBレジーニのところをつかれて失点。結果火に油を注ぐ事になり、采配に対する批判も出てしまうハメになった。後半は何を目的に戦うのだろう。
後半1分 この試合もDFで脆さを露呈していたドドに代わってパヴロヴィッチ投入
18分 デフライに代わってパトリック投入。パトリックが右に入り、ワラセがセンター
19分 ミリンコビッチ-サビッチに代わってムルジャ投入
後半20分 ルリッチGoal:1-6
→入ったばかりのパトリックのクロスからルリッチのヘッド
23分 ビリアに代わってロンバルディ投入。キャプテンマークはルリッチ
ベレシンスキに代わってサーラ投入
後半25分 インモービレGoal:1-7
→ケイタのスルーパスからインモービレが抜け出してゴール。もう笑けてくる
後半27分 クアリアレッラGoooooL:2-7
→レジーニの後方からのロングフィード。難しいボールだったが完璧にトラップしたクアリアレッラ。そのままシュートに持ち込み、意地のゴール
32分 ルリッチを倒したクアリアレッラににイエロー■
43分 ジュリチッチからトレイラにスルーパス。ペナ内でトレイラ倒されPK
後半45分 クアリアレッラGoooooL(PK):3-7
→クアリアレッラがこのPKをど真ん中に蹴りこみ、ドッピエッタ
ロスタイム無し。そのまま終了。3-7
(ポイント)
・ポゼッションはラツィオ30分47秒:サンプ26分24秒
・シュート数はラツィオ16本(枠内11本):サンプ8本(枠内7本)
・ラツィオ強いなー。6人の異なる選手に決められた
・一応言っとくと、ラツィオの3点目はハンドっぽい。ラツィオの4点目とサンプ3点目は共にPKじゃないだろう
・収穫はリネッティのセリエA初ゴールとクアリアレッラのサンプでは11年ぶりのドッピエッタだけ
・2006年12月20日のリヴォルノ戦以来
もう言う事無いな。元々の強さ+モチベの差で勝てるわけがない。サッカーの怖さを改めて思い知った試合だ。まぁあのブラジル代表がW杯の大舞台でドイツに7点取られた事も有るぐらいだから、一つ歯車が狂うとこういう試合が起こる可能性がこのレベルのサッカーでも常にあると言う事だなぁ。ただ、ラツィオはそれほど金に物を言わせるわけでも無く、丹念に選手を発掘して渋いが適材適所の補強で今年も良いチームを作っている。その点は見習わないといけないところだ。今年はホームでも完敗だったし。
ただここからは10位にこだわらないといけない。10位に入るとLega Calcioから340万ユーロのボーナスが。一方11位から17位は一律100万ユーロしかもらえない。この差はサンプにとってはかなり大きい。元々、10位以内というのが今シーズン始まる前の公的な目標ではあった。次のキエーヴォとウディネーゼは共に10位を争う直接対決。残り3試合。サンプの10位とジェノアの奇跡的なB落ちを願って!
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
次節:セリエA 第36節 2017年 5/14(日) 対キエーヴォ@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)
16-’17 SERIE A
35試合 12勝10分13敗 勝点46 得点45 失点49 得失点差-4 現在10位
今日のカッサーノの“アフォリズム(格言)”
numero154:
Il pesce e' buono crudo
e i crostacei si mangiano con le mani.
格言154:
魚は生で食べるのが美味い
甲殻類は手で食べるもんだ
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