セリエA 第12節 @レンツォ・バルベラ(パレルモ)
サンプドリア 0-2 パレルモ 7連敗
Marcatori
SAMPDORIA <4-4ー1-1> 監督チロ・フェラ-ラ
エデル
ソリアーノ(59分イカルディ)
ポウルセン(46分エスティガリビア) ムナーリ
オビアング マレスカ
コスタ ムスタフィ
ロッシーニ(83分フアン・アントニオ)ガスタルデッロ(Cap)
ロメロ
GKベルニ、ファルコーネ、DFカステッリーニ、デ・シルヴェストリ、MFレナン、ティッソーネ、FWサヴィッチ
Foooooooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaamp
’12-’13 SERIE A 勝点10(減点1) 12試合 3勝2分7敗 得点 13 失点 18 17位
流れを変えるにはもってこいだと思うのだが。
献身的な守備に堅実なパス、そしてキャプテンシー。
今のサンプには彼が必要では?
私もそう思いますが・・・・
とくに選手としてはまさに今のサンプにいて欲しい選手だと思います。残念ながらパロンボのケースはもうもっと深い何かがあるということですね。もうサンプのティフォージからもこんな状況になっても全くそういう声が上がってこないという事は、過去の人なのでしょうね。
ただ試合で彼を見たいということにはなりません。
中盤の底には彼より数段上のスキルをもったマレスカがいますし、走りまわるだけならソリアーノやクルスティチッチ、オビアングなどの若手を起用したほうがよっぽどいいからです。
さらにフェラーラはマルチェロ・リッピの子分時代にアンダーなんとかで実績がありますから、(単に若手が優秀だっただけというガゼッタの評価も見逃せない)若手を安く買ってちょっと活躍させた後、高く売るというウディネーゼ的な商法に加担することが仕事の一環であることは想像し易いでしょう。
マンチーニやモウリーニョだったら勝つことだけ考えてればいいんでしょうが....。
(もっとも、仮に勝つことだけを優先させたとしてもパロンボは使わないでしょう)
そしてもっと大事なことは彼のお給料がとーーーっても高いとゆうことです。
パロンボの今期年棒はネットで1ミリオン(100万ユーロ)強ですから、キャプテンシーやアズーリのことも考えると法外に思えないんでしょうが、うちは貧乏チームなんです。
1ミリオン以上とってるジョカトーレとなると、ガスタルデッロにロメロ、エデル、そして最近加入したマクシとマレスカ。 そんなもんです。
その他のレギュラーは主力の半分以下です。
彼の去年の年棒は2.3ミリオンです。ネットです。
これはもうクレイジーとしかいいようがありません。
カッサーノやパッツィーニでさえ2.5M程度なんですから...。
欧州危機以前の給料態系がここだけ残ってしまったわけです。
敏腕のマロッタがいたらありえなかったでしょうが。
んで、彼は減給に応じる代わりに2015年までの契約延長を希望し、
受け入れられたわけですが、監督は使わないからいらないよといっています。
1月のメルカートにむけて、サンドリアはすでに非公式ながらパロンボの給料一部負担を示唆しはじめました。
これは平たく言うと、ただであげるうえに給料もたとえば半分ずつ払うとか、そっちの言い値でたたき売りするよということを意味します。
これでも買い手がいなければ引退です。
ティフォージは、というより通のティフォージはもう2年近くもの間、彼が在籍していること自体快く思っていません。
オイルマネーたっぷりのロシアクラブとか、もう忘れましたがルビンカザンだったかが3.5Mとかの高額オファーをしてきた時も、ジェノバに住むことを愛するパロンボはこれらをことわり続け、我々は苦虫を噛み続けました。
彼をだしにちょっとした金儲けにありつけるところが、手痛いファイナンシャルロスになってしまったからです。
しかも結果は最初からみえみえだったのに、どうすることもできませんでした。
皮肉なことに、パロンボがナイスガイでジェノバを愛し、バンディエラであることが裏目にでました。