2020-21 SERIE A 第29節 Milan 1-1 SAMPDORIA 敵地でドロー、でも勝てたなぁ

2021-04-07 21:25:28 | ほぼ週刊サンプ通信 '20-'21

Buona Pasqua a tutti!!

イタリア、と言うかキリスト教の国ではクリスマスと同じぐらい重要なPasqua=イースター=復活祭

パスクアは毎年日にちが変わるのだが、今年はこの4月4日が復活祭だった。

それを祝う、いわゆるイースター・イブに行われた試合

サンプはコロンバ(パスクアで食べられる鳩型のお菓子)の大部分は食べられたが、頭だけ残ってしまったような試合だった・・・

ミラン 1-1 サンプドリア

得点者:後半11分クアリアレッラ⑩、42分ハウゲ

↑↑©Tutto Mercato Web.comより

クアリアレッラの見事なミドルループで先制!

我らがキャプテンはこれで10得点目となり、サンプで5年連続二けた得点を記録!

初代サンプだった2006-07も含めて、マンチーニ&ヴィアッリしか記録していないサンプで6度目の二けた得点となった

[試合前情報]

プレビューからは1人だけ外れた

共に代表帰りだったが、代表での活躍を買ってかヤンクトではなくダムスガールを先発で起用

代表試合の影響は少し出ていて、まずエクダルがスウェーデン代表の試合で負傷。幸い軽傷ではある物の招集外。トッレグロッサの怪我もまだ治っておらずに同じく招集外

一方GKレティカはついにコロナから戻ってきた

さて、ラニエリ監督は予想通り4-4-2

DFは調子100%では無いが右ベレジンスキ、左アウジェッロ。中央はやはり吉田さんはベンチに置かれ、トネッリとコリー先発

MFはカンドレーヴァを右、ダムスガールを左に。デンマーク代表の試合で2ゴール2アシストでMOMだったダムスガール

ダブルボランチはエクダル負傷でアドリエン・シルヴァトルスビー

そして2トップで代表関係なかったキャプテンのクアリアレッラガッビアディーニ

元ミランはいないはず

SAMPDORIA<4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ

   クアリアレッラ(cap) ガッビアディーニ

 (84分ケイタ・バルデ)  (62分アスキルドセン)

ダムスガール(90分ヴェッレ)  カンドレーヴァ(90分レリス)

 A・シルヴァ■59分 トルスビー

アウジェッロ(90分吉田)   ベレジンスキ

   コリー   トネッリ

     アウデーロ

ベンチ:GKラヴァーリア、レティカ DFレジーニ、フェラーリ

MFヤンクト FWラミレス、ラ・グミーナ

イエロー:コリー、トルスビー、A・シルヴァ、カンドレーヴァ

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ミランもプレビューの予想から外れたのは1人だけだった。

左はレビッチではなくて、クルニッチが先発だった。どっちッチでも大して変わらなかったと思うが

ピオリ監督の4-2-3-1。

怪我で不在はロマニョーリカラブリア

不在の右SBに当初の予想通りウィングのサレマーカーズを起用

CBはトモリケアー。昔はシモン・ケアー、サンプに欲しいと思っていた時代が有ったなぁ

ボランチはケシエと相棒を組んだのはベナセル

王様イブラを支えるのはクルニッチ、チャラノーグル(イタリア語読み)、カスティジェホ

ちなみに元サンプはこの日は怪我で不在だがロマニョーリ。早くアズーリのレギュラーを彼にしてほしいものだ

彼には、Made in Samp印が入っているので、いつでも返してくれ

ミラン(4-2-3-1) 監督:ステファノ・ピオリ
   イブラヒモヴィッチ

クルニッチ チャラノーグル カスティジェホ

(60分レビッチ)           (64分ハウゲ)

 ベナセル(60分トナーリ)ケシエ

テオ・ヘルナンデス   サレマーカーズ(46分カルル)

   ケア  トモリ

   G・ドンナルンマ(cap)

ベンチ:タタルシャヌ、A・ドンナルンマ、ダロット、メイテ、ガッビア

イエロー:サレマーカーズ、ベナセル

*備考:無観客試合;芝状態不良
★土曜12:30キックオフのランチタイムゲーム

サンプは白-青-青のアウェイユニで臨んだ


<あらすじ>

ハイライト動画

Milan 1-1 Sampdoria | Late Hauge Strike Sees Milan Come From Behind To Claim Draw! | Serie A TIM

Fabio Quagliarella’s second half finish saw Sampdoria take the lead at...

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前半から攻勢をかけたのは意外にもアウェイのサンプ。

相手のパスミスと出足の悪さも有り、効果的な攻めは圧倒的にサンプの方が作り出していた

チャンス1) ペナ内のメッシが得意そうなゾーンから、ガッビアディーニの惜しいループ

チャンス2) 右サイドからのFK、カンドレーヴァのクロスをトルスビーのドンピシャヘッド

は共に7億円GKのドンナルンマに阻まれる

しかしサン・シーロのピッチはまた酷いなー
一時かなり改善されたと思ったけど
ミランの選手も滑ってる
まぁルイジ・フェラリスはもっと酷いですけどネ
ミハイロビッチにジャガイモ畑って酷評されたからな・・・
 
と言うわけで
 
お世辞抜きでミラン大した事ないなと思った前半でした
これで良く2位だなー
基本、ドンナルンマイブラだけ
私がプレーしてたフットサルチームも、強いゴレイロと1人の天才ピヴォ+烏合の衆だったから同じ様なもんだが
ラツィオは当然として、カリアリの方が手強かった
今日は勝点3欲しい
ミスとセットプレー、そして共にイエローを貰ってるボランチ2人の2枚目のイエローだけが怖い後半、
ミランの足が止まってくる頃にケイタ入れてカウンターで勝負だな

これが前半終わった時点での私の感想でした

ロスタイム1分。そのまま0‐0で前半終了

ポゼッションはサンプが46.3%:ミランが53.7%

後半はさすがにサレマーカーズを右SBと言う奇策が失敗と悟ったピオリ

本職SBのカルルを投入して修正を図ります

しかし、先制はやはりサンプ!

56分

サンプ愛に溢れるテオ・エルナンデスが絶妙のバックパスミス

しかし、さすがは我らがカピターノはこれをそのままシュートでゴールに結びつけるという、クアリアらしいアイデア

ビューティフル・ミドル・ループで先制!

しかし、好事魔多し

先制した直後の59分

カウンターを防ごうとしたA・シルヴァが2枚目のイエローを貰い、退場になってしまった

これで数的不利になったサンプ

しかし、この日はエンジェル・トネッリだったし、ミランの攻めも大した事なかったので全然守り切れそうな気はした

さすがにガッビアディーニを下げて、唯一残されたボランチのアスキルドセンを投入して4-4-1に変化させたが

サンプ(後半39分~ 4-4-1)

   ケイタ・バルデ

ダムスガール  カンドレーヴァ

アスキルドセン トルスビー

アウジェッロ   ベレジンスキ(cap)

   コリー トネッリ

    アウデーロ

しかしトネッリの髭すごいな
画質悪いので観てたので、最初マスク付けたままプレーしてるのかと思った

このトネッリを中心に、ものすごく集中して良いディフェンスをしていたサンプ

カンドレーヴァも守備に奔走していた。やはり懸命にチーム全体で守る姿は美しい

39分にはお役御免のクアリアレッラに代わってケイタ・バルデを投入

固く守って、ケイタのスピードを生かしてカウンター作戦

しかし、この日は肝心のケイタの調子が良くなかった

追いつかれた失点も、ケイタのミスパスからの物

せっかくあと3分+ロスタイムまで守っていたのに・・・

 

しかし、同点ゴールを決めたトルスビーの後輩、アスキルドセンの先輩のハウゲ

彼はテクニックも有るなーと思って見ていたが、どうやらフットサル出身らしい

そう言えば、決められたゴールもフットサルに出てきそうな形

昔はノルウェー代表と言えば、”トーレ・アンドレ・フロー”に代表される長身でゴリゴリのプレーヤーばっかりのイメージが強いが、こんな選手も出てきているのだなぁ

ダムスガールのデンマークなど、北欧の代表も大分テクニカルな選手が増えてきて面白いかもしれない

追いつかれたサンプは再勝ち越しを諦めて、レリス、ヴェッレ、吉田さんの3人を90分に時間稼ぎに投入

ロスタイム5分
そのまま1‐1で終了。まぁ結果悪くは無いが、勝てたなーーーーー
 
 (ポイント)

・後半はリードされたミランにポゼッションでは圧倒されたサンプ。最終的なポゼッションはサンプ36.7%:ミラン63.3%

 最終シュート数はサンプ6本(枠内4):ミラン14本(枠内3)

しかしずーーーーっと疑問だったのだが、”チャルハノール”ってなんだ?

 イタリア語や英語、変なアラビア語や中国語で実況聞いた事もあるけど、チャルハノールなんて言ってる言語聞いた事ないぞ?!

 イタリア人的には彼は”チャラノーグル

・エクダルが復帰できないと、次節のナポリ戦はボランチがきついな

<ラニエリ監督 試合後会見>

Milan-Sampdoria, Ranieri: «Grande prestazione e ottimo punto»

L'analisi del tecnico blucerchiato al termine della sfida con i rosson...

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「我々はここに勝ちに来た。前半はホームで戦っているような素晴らしいプレーをする事が出来たし、後半は0-0ながら0-1で負けてる気分で戦えと言った。そこで前線からプレスをかける事が出来た」

「我々は素晴らしい試合をする事が出来た。素晴らしい試合と言うのは、82分まで枠内シュートをミランに飛ばさせなかった事だ。後半最後の35分間もしっかり守ってカウンターを繰り出すことが出来た。10人対11人でなければ、さらに違う試合が出来たと思うが」

「前半戦と後半戦、同じ試合数でここまで勝点1の差しかない。我々の目標は前半戦と同じ勝点26を後半戦の19試合で上げる事だ」

「ミランはチャラノーグル、ベナセル、トナーリ、とりわけイブラヒモビッチなど違いを生み出せるすごい選手たちがいて、数的不利をどんどん突いてきた。我々はチームでそれを守る事に成功した」

「(クアリアレッラのゴールに関して)何も考える事が出来なかった。彼は私が何かを考えるより前に、あのパスミスに対して素晴らしいアイデアでゴールに結びつけてしまったからだ」

「代表試合の直後の試合は常に難しい。例えばベレジンスキは試合前日にやっと合流した。そしてその後すぐに召集メンバー発表だった。そんな状況で選手の状態を見極めるのは非常に難しかった。しかし、この難しいアウェイ戦で貴重な勝点1を持ち帰る事が出来たのは素晴らしい事だ」

などとコメント


サンプニュース

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今年、ユースは強いのね〜
プレレッチなんてガッビアディーニとボールの持ち方似てきてるから、ちゃんと上でベンチ入りした時に吸収してるくさい
Salutate la capolista!!

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勝てた試合を落とした感じだが、内容は良かった

まぁミランのスクデットを遠ざけたというのは良かった

別にどこが優勝しても良いけど・・・

さて、次はナポリ、エラスとホームで連戦となる

ラニエリが定めた後半戦だけで勝点26と言う目標

ここまで後半戦、10試合で勝点10を獲得

残り9試合で勝点16と言う数字だ。

まぁ現実的にほぼ目標が無い現在、モチベ維持の為にはちょうど良い数字設定だと思う

また、ここからは監督も含めて来季に向けて色々なうわさが出てくる時期

とりあえず、今一番ホットなのはラニエリ監督とケイタの今後か。

ケイタはここから巻き返さないと、サンプでの未来は厳しいものとなるだろう

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:SERIE A 第30節 2021年 4/11(日) 対ナポリ@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00) 

’20-’21 SERIE A  

29試合 10勝6分13敗 勝点36 得点39 失点43 得失点差 -4 現在 10位