3/8の国際女性デーの前日に行われた試合
女性の社会参画を願う日とされる3月8日の国際女性デー。 イタリアでは自分にとって大切な女性にミモザを贈る大切な日でもあり、ミモザの日とも呼ばれるようになりました。
サンプは記念ユニでこの国際女性デーを祝いました
↑↑©Genova Todayより
Serie A 第26節 3/7(日) 18:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ) 主審:ジャコメッリ氏(Trieste出身)
↑↑©Cagliari Calcioより
一時は値千金となる復活ゴールを決めたガッビアディーニ。
そのまま逃げ切れば、筆者の直前の予想通りの展開となり万々歳だったが・・
ロスタイム3分の表示で、95分のCKなんとか守ってゴールキックになったら普通笛吹くでしょ!
しかもカリアリの監督のセンプリチですら、諦めてコート着始めてたしw
ジャコメッリ💩💩💩
[試合前情報]
久しぶりにプレビューの予想がほぼ当たったラニエリサンプ。
DERBYの立役者だがトネッリを外してくるところまでは読めたが、吉田さんでは無くフェラーリを起用してきた
その他は予想通り
やっと3バックのカリアリ相手に3バックで挑むのを止めて、4バックで挑んだ
マッチプレビューの予想では、まず全く3バックを予想してなかったので大分予想とは異なる布陣に
ラニエリ監督の4-4-2
出場停止はいないが、そう言えば前節のDERBYでサンプのイエローは0枚だった。良い事なのかもしれないが、今までイエローカードが0枚のDERBYなんて聞いたことが無い(💩ェノアも1枚だけ)。いかに無観客のDERBYが別物かがわかる。ティフォージの後押しで熱くなって審判に抗議したり激しいファールを繰り出したり・・・やはり、それも含めてセリエA
怪我のトッレグロッサとコロナ陽性だったレティカ、そして若手のロシャ、プレレッチの2人が召集街
DFは右ベレジンスキ、左アウジェッロ。中央はフェラーリとコリー
MFはカンドレーヴァを右、ヤンクトを左に。アドリエン・シルヴァとエクダルでダブルボランチ
そして2トップでキャプテンのクアリアレッラとケイタ
元カリアリはラニエリ監督とエクダル
エクダルはカリアリでセリエAデビューを果たして、4シーズン116試合12ゴールとかなり活躍した。思い出深いクラブであろう
SAMPDORIA<4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ
クアリアレッラ(cap)ケイタ・バルデ
(88分吉田) (63分ガッビアディーニ)
ヤンクト カンドレーヴァ(88分ダムスガール)
エクダル(63分トルスビー)A・シルヴァ
アウジェッロ(46分ラミレス) ベレジンスキ
コリー フェラーリ
アウデーロ
ベンチ:GKラヴァーリア DFレジーニ、トネッリ
MFヴェッレ、アスキルドセン、レリス FWラ・グミーナ
イエロー:ガッビアディーニ、トルスビー、コリー、吉田
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一方、カリアリは完全にプレビューの予想通りだった
キャプテンだけ怪我明けのチェッピテッリでは無くてジョアン・ペドロだったが
なんで相手の布陣はこんなに当たるのだろう?
センプリチ監督の3-5-2
一番大きいのがナインゴランの復帰。それだけで戦力20%アップみたいなものだろう
GKは正GKクラーニョ
DFはキャプテンのチェッピテッリが戻ってきて、元ウルグアイ代表のゴディンと冬に加入したルガーニ
MFは右にナンデス、左にリコジャニス。真ん中にナインゴラン、マリン、そして元サンプのダンカンがアンカー
FWはエースのパヴォレッティとサンプ戦に強い10番のジョアン・ペドロがキャプテンマークを巻く
シメオネ息子は控え
確かにこの順位にいるのが不思議な面子だと思う。サンプが狙っていたアサモアも加入してるし。
マリンとかナンデスとか欲しい
元サンプはダンカン
Cagliari(3-5-2) 監督:レオナルド・センプリチ
パヴォレッティ ジョアン・ペドロ(cap)
(75分シメオネ)
ナインゴラン マリン(87分ペレイロ)
リコジャニス(92分チェッリ) ナンデス
ダンカン
ルガーニ(87分カラブレージ) チェッピテッリ
ゴディン
クラーニョ
ベンチ:アレスティ、ヴィカリオ、トリパルデッリ、デイオーラ、クラヴァン、アサモア、ザッパ
イエロー:ゴディン、パヴォレッティ、リコジャニス
*備考:無観客試合;芝状態不良
★日曜18:00キックオフのポスティチポ
<あらすじ>
ハイライト動画⇒
Sampdoria 2-2 Cagliari | Nainggolan Rescues Cagliari with a 96th Minute Equaliser! | Serie A TIM
Radja Nainggolan rescued a point for Cagliari with a stoppage time equ...
youtube#video
前半のポゼッションはサンプ48%:カリアリ52%
ディフェンス面は良いとしても、吉田さんがいないとDFラインから効果的なフィードや楔のボールが出ない。コリーも少しはその点で成長を見せているが、まだまだ
ディフェンスからの組み立ては皆無だと、あとはダブルボランチが頑張るしかないが、エクダルもA・シルヴァも展開力は無くはないがトレイラほどスペシャルではない
結果ストロングポイントのサイドもあまり使えず・・・前半最後の方は、珍しくクアリアレッラがかなり下がって組み立てに参加していた
多少はそれでリズムが出てきたが・・・
後半はアウジェッロに代えてラミレスを頭から投入。アウジェッロは連戦の疲労も有った模様
ラミレスを投入した事によってまた3バックにシフトチェンジ。WBが今までやった3バック時のアウジェッロでは無く、ヤンクトなのでより攻撃的に
3バックにした時に「止めろって言ってるのに・・・・」と思っていたが、この日は効果は出た
この日はややエンジェルラミレスだったので、効果的なパスも何本か見せ、さらに2本強烈なシュートでチャンスを作っていた
その後、ケイタに代えてガッビアディーニも投入
サンプ(後半18分~3-4-1-2)
クアリアレッラ ガッビアディーニ
ラミレス
ヤンクト カンドレーヴァ
エクダル トルスビー
コリー ベレジンスキ
フェラーリ
アウデーロ
それでもなかなか点は奪えなかったが、78分
そのラミレスのロビングでDFラインの裏に出るパス⇒後ろから走りこんできたベレジンスキが豪快なボレー!
ベレの嬉しいサンプ&セリエA初ゴールで同点!!
↑↑©Gazzetta dello Sportより
そのわずか2分後
今度はカウンターからクアリアレッラのラストパス
⇒ガッビアディーニがペナに入ったぐらいで得意の左足を振りぬく!
なかなか彼にしかできない強烈な左足シュートでニア上をぶち抜いて逆転!2-1
逆転したサンプは、ダムスガールと守備固めで吉田さんを入れて逃げ切りを図る
サンプ(後半最後~3-4-2-1)
ガッビアディーニ
ラミレス ダムスガール
ヤンクト ベレジンスキ
エクダル トルスビー
コリー フェラーリ
吉田
アウデーロ
吉田さんは88分に守備固めで投入されて、ファーストプレーでいきなり敵を思いっきり蹴飛ばしてイエロー(笑)
でも、いきなり試合に入るって言う意味で嫌いじゃない
・後半はサンプの方がポゼッションも上回り、最終的なポゼッションはサンプ51%:カリアリ49%。最終シュート数はサンプ12本(枠内5):カリアリ9本(枠内4)
・コリーがイエロー貰って次節出場停止。次節は2試合ぶりに吉田さん先発か
・なかなか点を取らないランキングで上位になっていたベレジンスキがうれしい120試合目でゴール!
・ガッビアディーニも今季初ゴール!昨季まであと10得点
<ラニエリ監督 試合後会見>
「前半は我々にとって難しかった。彼らは3バック+アンカーのダンカンの4人で、我々に対して数的有利を組み立ての場面で作っていた。これによって我々はあまりラインを上げる事が出来ず。FWにボールを入れられて落とされてカリアリのMFは常に前を向いてボールを持てる展開になってしまった。これによってカリアリは決定的なチャンスを作り出したが、幸い2回ともオフサイドになった。しかしスローインの処理を怠り、先制を許した。いずれにせよ前半は彼らは上手くプレーしていた」
「試合中、いつも上手くいかなかったらそれを良く学習してやり直そうとしている。幸いにもうちのチームにはインテリジェンスに溢れて途中から考えを変えられる選手がいる。そこで私は試合前から少し傷んでいたアウジェッロを下げてラミレスを投入した。ダンカンをマークしつつ攻撃に力を注ぐためだ。ラミレスはすぐに試合に入り、効果的な働きを見せてくれた。そしてベレジンスキとガッビアディーニの素晴らしいゴールで追いつく事が出来た」
「マノーロはかなり復活してきている。私は彼が今日ゴールを決めた事が非常にうれしい」
「最後追いつかれたのは非常に残念だ。0-1で負けるのも0-2で負けるのも一緒なので我々は後半かなり攻撃的に振る舞った。その結果逆転に成功した。しかし最後の数秒で追いつかれてしまった。パヴォレッティが最後ハンドしたように見えたが、VARはそれを認識しなかったのでしょうがない。最終的には引き分けは妥当な結果だった」
「勝ち点で見ればここまで前半戦よりは低調な結果に終わっている。しかしここ数試合、チームは最後の最後まで闘っており走っている。その点に関しては満足している」
などとコメント
カリアリ戦はロスタイムにやられた事が今までもある
正直、92分にチェッリが出てきた時、「こんな時間に投入されても1分じゃ何もできないだろう。可哀そうな選手だなー
あれ、待てよ。前もこんな風に思った後にチェッリに点を取られなかったか?」と思った
そしてこのデジャブーが本当になった
ヴィヴィアーノが空振りしたり、カリアリ戦は何かが起きる
ショックではあったが、まぁしょうがない
有観客試合だったらジャコメッリは永遠にティフォージにブーイングされていたと思うが
さて、切り換えてボローニャ戦
このままずるずるとカンピオナートが終わっていくのは避けなければ
まず勝点40までしっかり勝たないと
コリーいないので吉田スタメン率は上がり、日本人対決は実現しそうか
Foooooooorza Saaaaaaamp!!
次節:SERIE A 第27節 2021年 3/14(日) 対ボローニャ@ボローニャ 現地12:30Kick Off(日本時間20:30)
’20-’21 SERIE A
26試合 9勝5分12敗 勝点32 得点36 失点39 得失点差 -3 現在 10位