W杯 イタリア代表

2010-06-21 16:55:16 | 2010ワールドカップ 南アフリカ

6/20 イタリア 1-1 ニュージーランド

 我らがサンプのFWパッツィーニがついにW杯を経験したが(後半15分途中出場)、逆転ゴールは決められず、格下相手にドロー。決勝トーナメント進出の為には次のスロヴァキア戦の勝利が必要となるであろう。引き分けた場合他力。

 今回の私のAZZURRIに対する姿勢はカッサーノのそれと同じ。そういえばカサ坊は、このW杯の真っ只中の6月19日、結婚式を挙げた

                  AUGURI ANTONIO

 カッサーノのスタンスは「もちろんイタリア代表は応援するが、リッピは応援しない。」つまり100%心から応援できないと言う事か・・・

今回のイタリア代表メンバーは、一言で言えば役者がいない。確かに世代交代の時期でリッピも頭を悩ましているのであろう。DFは37歳の峠を過ぎたカンナヴァーロがいまだに仕切っている。中盤は、モントリーヴォは今回もそして今後にも期待が持てるが、結局は怪我中のピルロ頼み。9番に至っては、怪我がちでユーヴェでもレギュラーかどうかもわからないイアキンタだ。それだけ苦しい人選と言う事だ。結局誰を選んでも優勝と言うのは難しいかもしれない。ただ、だからこそ、普段の自分の選考基準を崩してでも思い切った登用をして欲しかった。どんな優勝チームでもそうだが、やはり何かを勝ち取ったチームを維持するのは特に難しく、新しい風が必要であると思う。

 イタリア人100人に聞けば100人が違うメンバーを言うと言われているAZZURRIのスタメン。今回のW杯、私が監督ならこうだった。

      カッサーノ   パッツィーニ 

 ディ・ナターレ           カモラネージ(バロテッリ)               

   モントリーヴォ(パロンボ) デ・ロッシ(ピルロ)

ザンブロッタ(サントン)         マッジョ

     キエッリーニ   ボヌッチ(ネスタ)

           ブッフォン

もちろん、不可能なのは百も承知。結局ブッフォン、ピルロも怪我しているし。ただ最初から新人の発掘よりはトッティ、ネスタのどちらかを口説く事に専念していれば・・・特にネスタは怪我さえなければまだまだ今のカンナヴァーロよりは上だと思う。そしてなんと言ってもカッサーノ今の彼より上のファンタジスタはイタリアにはいない。カサ坊でタメを造れれば、中盤はピルロではなくデ・ロッシなどの今のイタリアの中盤に大勢いるファイタータイプでよいと思う。

皆さんはどうでしょう??