NPO法人 集合住宅改善センター恒例のいずみマンション交流会が開催された報告書が届きましたので、お知らせいたします。
第11回 いずみマンション交流会 開催報告書
開催日時:2012年(平成24年)2月26日(日)午後1時30~4時
開催場所:和泉市いぶき野4丁目3番4~7
アスティオ和泉中央 集会所
開催内容:<第一部>基調セミナー「2回目の大規模修繕を理解する」
<第二部>グループワーク
① 管理費の滞納問題、② 広報の重要性
参加状況:参加者10名
<実施概要>
2月26日(日)午後1時半から大阪府和泉市にあるアスティオ和泉中央において第11回いずみマンション交流会を開催しました。
この交流会はマンションの住民が経験した成功談や失敗談を持ち寄ることで管理組合運営の更なる向上を目指すことを目的としています。
第1部では「2回目の大規模修繕を理解する」をテーマに1回目の修繕工事との違いをはじめ、設備面の修繕工事を進めるに当たっての留意点等を
集改センターの松山専務理事が写真をふんだんに使い、わかりやすく解説しました。
特に給排水管のチェックや玄関扉のゴムパッキンの交換など、経験に基づいた解説に参加者全員が興味深く聞き入っていました。
第2部ではA・Bの2グループに分かれ、恒例のグループワークを行いました。
まずA班は「管理費等の滞納問題」について議論しました。
近年、増加傾向にある管理費等の滞納問題。
380万円もの長期に渡る滞納事案を解決した事例なども紹介されるなど
熱い議論が展開されました。
またB班では「広報の重要性」をテーマとして取り上げました。
一言、広報と言っても様々な方法があります。
回覧板をはじめ掲示板を活用したポスターやお知らせ等、そして管理組合ニュース等の新聞の発行、
また近年ではインターネット網の発展に伴いホームページやブログを開設されているマンションも多々見受けられます。
ただし、新聞の定期的な発行やホームページの定期的な更新作業は多大なエネルギーを必要とします。
そのために中途で頓挫してしまうケースが非常に多いのが現実でないでしょうか。
無理なプランを立てず、確実に継続できる手段を用いた広報活動を行うことが大切ではないか、との意見が多かったことが印象的でした。