NPO集改センター(NPO法人 集合住宅改善センター)活動レポート

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集改センターの第151回 スキルアップセミナー報告

2017-10-13 21:36:56 | スキルアップセミナー

集改センターの第151回 スキルアップセミナー報告です。

開催日:2017年(平成29年)8月2日(水)

テーマ:「民間非営利組織(管理組合・自治会)のマネジメント支援について」

講 師:上野 義治(本会・正会員/司法書士)

 

<セミナー概要>

■非営利組織とは

 管理組合・自治会などの非営利組織と言われているものについて考えてみましょう。経済的利益つまり儲けを追及し、構成員に分配する株式会社などの組織は営利組織と呼ばれます。利益をあげていても構成員に分配しなければ非営利となります。NPO法人も特定非営利活動法人という非営利組織です。営利活動を行わない自治会・町内会は当然に非営利組織であり、管理組合もその範囲に入るものです。

■管理組合と自治会(町内会)

 管理組合とは、区分所有法に基づき区分所有者を構成員として組織された団体であり、自治会・町内会は地域の自治や親睦のために組織された任意の団体です。組織の成り立ちには違いがありますが、構成員の自治により運営され、地域(管理組合の場合はその区分所有建物)で暮らす住民ために活動するという目的・機能においては変わりがありません。

■管理組合の在り方

 人が集まって作った組織は、営利組織、非営利組織に関係なく使命を持っており、目標があるはずです。その目標を達成するために、戦略・戦術を考えそれを実際に行動に移すことになります。管理組合や自治会の場合はどうでしょう。当然、管理規約や自治会の会則といったもので、その組織の使命は規定されています。同じ目的に向かって進むことが求められています。最近感じることは、管理組合の相談会などにおいて、自分の意向ばかりを声高に主張される方が多くなってきたということです。管理組合は、組織としての意思を総会などにおいて、規則に則って多数決で決めておられると思います。その場合も、個々の考えや思いに配慮し、決定に至るまでのプロセスを明示するといった方法、いわば戦法をとることが重要になってくると考えます。個々の意見を無視するだけで済ましてしまうと、その個々は益々不満を募らせ、結果的に管理組合の活動に背を向けることとなります。

■最後に

 非営利組織においては横の関係を築くことが重要だと考えられます。管理組合においては特に、一人ひとりの繋がりが求められていると思います。個々の繋がりが新たなものを生み出すということはよくあります。これは管理組合活動にも当てはまるのではないでしょうか。現在、二つの老いを抱えていると言われている管理組合として、組織の現状をよく分析・検討することと、構成員が組織の運営に危機意識を共有し、管理組合活動に参加するようにもっていくことだと思います。そういった管理組合のお役にたてるように、集合住宅改善センターはマネジメント支援を今後も続けていきます。

~次回開催予告~

■第152回スキルアップセミナー 2017年9月6日(水)午後3時から

 テーマ:「鉄筋コンクリート造の構造としくみを学ぶ」

講 師:新保 勝浩(本会・正会員/1級構造建築士)

<鉄筋コンクリート造の確部材の役割や仕組み、各種の工法の違いなどを解説して、

 構造性能や耐震性能について学んでいただきます。>

 

 

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