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旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

[訃報]ギタリスト松原正樹さんが死去

2016-02-14 23:59:22 | You can do it!
実は、2/13(土)に、ギター教室の勉強会があって、参加していたのですが。。。
勉強会後の懇親会で、師匠から「2/8に松原正樹が亡くなったというニュースがありましたが、知ってました?」と。。。
「ん・・・・・・えーっっ!!!」
もう、驚いたのなんの。知らないどころか、闘病していたことすら知りませんでした。
しかも病名は十二指腸癌。。まだ61歳ですよ。。。正直、ショックが大きくて。。。
日本を代表するギタリスト。スタジオミュージシャン。アイドルから演歌まで、様々なアーティストのレコーディングに参加していますから、彼の音を聞いたことの無い日本人はいない、と言っても過言ではないでしょう。私は、松任谷由実やさだまさし、松田聖子らが大好きだったこともあって、氏の演奏は本当に大好きでした。

 私もこのBlogを始めた頃の、こんな記事で、まさに氏への憧れ、想いを書いていました。

 また、この辺の記事で書いた氏のソロアルバムのレビューでも。。。

中学時代に読んだ「ロッキンf」という雑誌に、「日本のギタリスト○○人」という特集があった時に(何人だったか忘れた)、当然、氏も○○人の中にいて、ギタリストを目指す切欠が、ウエス・モンゴメリーのオクターヴ奏法だったことも知りました。その記事のモノクロの写真が、Gibson ES-335を抱いた笑顔の松原氏だったことも、今は遠い思い出。。。

・・・・・

夫人の南部昌江さんのFacebookによれば、昨年の5月頃に十二指腸癌が見つかり、手術。その後は、自宅で免疫療法を続けていたのですが、12月頃から容体が悪化、1月には入院、という経過だったようです。
夫婦の若い頃からの方針で、抗がん剤治療は行わなかったとのこと。5月に病気が見つかった時点で既に末期だったことを考えれば、その後も仕事を続けられたのは、抗がん剤を使わなかったが故のQOLの高さだったと言うべきでしょう。南部昌江さんのFacebookには、那須の自宅兼スタジオで、素晴らしい環境の中で穏やかな音楽生活を送る夫婦の姿が綴られていました。。もっと早く知りたかった。

 昨年の夏に観に行った、「風街レジェンド 2015」の時には、既に闘病中だった、ということです。そんなことを微塵も感じさせない躍動感に満ちた、まさに歌うように奏でられるギターの音色を私は一生忘れることはないでしょう。


松原正樹さんらしい映像がYoutubeにありました。ご冥福をお祈り致します。



なぜ、癌は発生するのか。そして、真実に患者のための医療が施される時代になることを願っています。拙ブログは問い続けたい。

Toshi

【追伸】
 上のYoutube映像ですが、「松原正樹さんらしい・・」というのは、氏がレコーディングに参加した曲のギターフレーズメドレーだから、、だったのですが、、その企画もさることながら、改めて観てみると、これスゴイ映像です。Per.斉藤ノブ、gt.是方博邦、b.青木智仁、、、スゲーメンバですよ!音楽は世界だ、の映像ですが、なかなかスゲー番組だったのですね。

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