江東区図書館生活

本棚の本をずいぶん少なくすることができました。

サイボーグ009 (1)

2006-10-30 23:02:33 | ★★★☆☆おもしろかった
サイボーグ009 (1) (文庫)
石ノ森 章太郎 (著)


場所:江東区図書館
再読:特に読み直したいとは思いませんでした
推薦:特にお薦めというわけでも

ブラックシャドーとの戦いを終えてしばらくたった後のようです。
アマゾンの書評を見ると、連載の順序と単行本の収録順序は違うようです。
連載の順序に従うなら、5巻の誕生編から読むのがよいそうです。
この巻は、副題に神話・伝説編とついているように、神話を題材に取った話なんかが載っています。
エッダ編では北欧神話を題材に。
ディノニクス編で、ジョーが渡米するさいにPAMAMを使っているのがなんとも。
ところで、サイボーグってイミグレ通れるんでしょうか???


マジンガーZ―オリジナル版 (第1巻)

2006-10-29 22:03:03 | ★★★☆☆おもしろかった
マジンガーZ―オリジナル版 (第1巻) (文庫)
永井 豪 (著)


場所:江東区図書館
再読:特に再読するほどではないかと
推薦:特にお薦めするほどではないかと

兜甲児の祖父の十蔵が自宅の地下室で作りましたマジンガーZ。
特許収入で作ってしまったようです、すげぇ。
甲児の両親は十蔵の実験中の事故で死んだとか。
甲児、高校生?中学生?バイクを乗り回すもノーヘル、古き良き時代です。
地震がおこって爺ちゃんは機材の下敷きになって死亡、マジンガーZが甲児に残されます。
とりあえず乗ってみたものの操縦法がわかりません、町を破壊しまくるマジンガーZ。
ヒーローにあるまじきスタート…。
光子力開発研究所の弓教授と弓さやか。
アフロダイAでマジンガーZを止めに。
やっと操縦法がわかってマジンガーZ止まります。
駿河湾に現れた機械獣、率いるはアシュラ男爵、体の半分半分が男と女。
簡単にやっつけてしまいました。
アシュラ男爵の上司は、ドクターヘル。
バードス島の巨人伝説を信じ、発掘に成功、機械中を手に入れました。
で、そのエネルギーとして光子力エネルギーが必要なわけです。
なもんで、光子力開発研究所やマジンガーZを襲うわけです。
そういうことだったのかぁ、子供のころアニメを見ていましたが、何が目的でやってきていたのか知りませんでした。
アシュラ男爵も色々と手を使います。
同時に日本の各都市で機械獣を暴れさしたり。
偽のマジンガーZを使って甲児をおびき寄せたり。
金髪美女、しかも三人、を使って甲児を殺そうとしたり。
で、一巻の最後は、弓教授に、日本中の市民への攻撃をやめるかわりにマジンガーZをよこせと取引を持ちかけ、マジンガーZを手に入れもって行ってしまいます。
甲児、パイルダーで追いかけますが…
二巻に続きます。

そうそう、特筆しておくべきことが。
金髪美女、しかも三人は実はアンドロイドで、甲児を殺そうとするわけですが、そこに居合わせた番長が、アンドロイドの攻撃で裸にされてしまいます。
その流れでハレンチ学園の宣伝をどうどうとコマーシャル。
ヌードカットつき。
古き良き時代です;)

トヨタだけがなぜ儲かるのか!? ~財務をカイゼンする12のルール~

2006-10-29 11:50:34 | ★★★☆☆おもしろかった
トヨタだけがなぜ儲かるのか!? ~財務をカイゼンする12のルール~ (ムック)
山田 真哉


場所:江東区図書館
再読:なし、一度読めば充分かな
推薦:あり

いわゆる山田本。
今回は、竿竹屋ではなくて、トヨタに注目してみました。
財務を切り口にトヨタがなぜかくも強いのかを解説。
カイゼン、視える化を財務の面から解説。
すごいです、どうして毎年こんなに絞り込めるのでしょう。
管理会計がしっかりしている、というか使えるものになっているのですね、やっぱり。
どこにどんな無駄があってというのがカイゼンの端緒になるわけです。
闇雲にやっているわけではありません。
アクティビティを管理会計に視える化して、その上で経営判断があって、カイゼンなわけです。
この管理会計をどうやって現場に浸透させていったのでしょう。
そこにすごく興味がわきます。
管理会計をちゃんとしようとすると、現場には管理コストがかかります。
もちろんそのコストは大事で最終的には現場の役に立つものなのですが、近視眼的には現場には無駄に見えてしまうものです。
ここをどうやって乗り越えたのか。
トヨタマンはみんな意識が高くて、現場の末端にいたるまで経営的視点でものが考えられるようになっているのか。
そうじゃないよなぁ。
きっとシステムとしてうまくできているんだろうなぁ。
このあたり、また違う本でぜひ学びたいところであります。





敗者のゲーム―なぜ資産運用に勝てないのか

2006-10-29 11:14:48 | ★★★★☆もう一回ぐらい読みたいかな
敗者のゲーム―なぜ資産運用に勝てないのか (単行本)
チャールズ・D. エリス (著), Charles D. Ellis (原著), 鹿毛 雄二 (翻訳)


場所:江東区図書館
再読:時間がたってから読み直したい
推薦:資産運用を始める前に読んでおきたいところではあるが、書かれている内容を噛み締めるには資産運用の経験が必要でしょう。特に痛みを伴う経験が…。ともかく資産運用に興味がある全ての人の必読書ではないかと。

資産運用は敗者のゲーム。
勝者のゲームは基本的にはミスをしない者同士が戦っているときに積極的に勝ちに行かないと勝てないゲーム。
対して、敗者のゲームは、相手のミスで勝負が決まる。
素人のテニスがよい例。
そのため敗者のゲームに勝つには、とにかくミスをしないこと。
資産運用とはそういうものなのです。
もちろん幸運に幸運が重なって、積極的に勝ちに行って勝てることもあるでしょう。
でも、それは万人に普遍化できるものではありません。
そういうこともありますというだけのこと。
そんな資産運用について、知っておくべきこと考えておくべきことがいろいろと書いてあります。
市場に勝とうとすることは割りに合いそうにありません。
市場に勝とうと取るリスク分のリターンがあるかというと疑問なのであります。
ここから出る結論はくそつまらないですが、市場を買っておくしかないということです。
インデックスにフルインベストメント、つまらないけれども、基本はこれ。
「市場タイミングに賭けてみようというのは「悪魔の囁き」だ。決して耳を傾けてはいけない」
投資家は、「稲妻が輝く時に」市場に居合わせなければなりません。
そうすれば負けないはずです。
負けないことが大事です。
怖いのはインフレだから。

本書はもともと機関投資家向けに書かれていたので、中盤の記述はそのようになっています。
はっきりいって、理解できていません、難しかったです。
終盤は後から追加された、個人投資家向けの記述になっています。
もちろんですがアメリカの制度にのっとって書かれているのでそのまま日本にというわけにはいきませんが、幹の部分は充分に援用できるものであると思います。

時間がたってからもう一度、といわず二度三度と噛み締めたい本であります。





会社人間の死と再生―ダメな会社と心中しないための戦略とは?

2006-10-24 06:36:54 | ★★☆☆☆読まなくてもよかったかな…
会社人間の死と再生―ダメな会社と心中しないための戦略とは? (単行本)
村上 龍 (著)


場所:江東区図書館
再読:なし
推薦:なし

スパで、毎週(?)ある業界から若手を呼んできて、会社とか将来とかについて村上龍と対談したもの。
村上龍の印象では、会社に依存していない人ほど、表情が明るくてすっきりとしている。
起業した人、転職経験のある人、フリーターといった人たち。
逆に、会社がつぶれそうなことを自覚しているにもかかわらず、そこに依存してしまっているような人にはどんより感がただよう。
結局のところは、自分をいかにプロデュースしていくかということか。
実際に転職や起業しないにしても、それを行いうるだけの状態に自分を高めておく、伝家の宝刀を鍛えておいて懐に忍ばしいつでも抜ける状態にしておく、これが大事なんでしょう。
心理的にも穏やかに過ごせると思います。
そういう意味では、でかい会社の中でいろいろな部署に異動することで擬似転職してみるもの積極的に取り組んでいいかもしれません。





巨人の星 (1)

2006-10-22 19:14:40 | ★★★☆☆おもしろかった
巨人の星 (1) (文庫)
梶原 一騎, 川崎 のぼる



場所:江東区図書館
再読:なし
推薦:あり

一徹は川上と同時代に巨人軍に所属した名三塁手、しかし戦争で肩を負傷、編み出した魔送球も川上に否定され巨人軍を去ることに。
長島の入団発表会場、魔送球を投げたのは飛雄馬、会場から逃げ去る飛雄馬を追いかけた川上、壁の穴を通した脅威のボール遊びを目の当たりに。
大リーグボール養成ギブスで不自由な暮らしを強いられる飛雄馬。
不良軍団を率いる花形満、飛雄馬を誘い出し、王のチームと試合に。
ギブスのままではホームランを打たれ、ギブスを外したボールはバント。
負けを認めろと迫る飛雄馬に対し、飛雄馬のボールはキャッチャーを傷つける危険があったので敢えてバントしたという王、器が違った。
花形の元を去る飛雄馬に、ノックアウト打法を見せ付ける花形、勝負は三週間後。
ノックアウト打法を破るため父ともう特訓する飛雄馬。
日雇い仕事の合間に花形邸を覗く一徹、テニスをバットで行う花形を見て、このままでは勝てないと悟る。
火の玉ボールを飛雄馬に打ち込む父、見事父にボールを返す飛雄馬。
花形との勝負、ギブスを外さない飛雄馬、花形は飛雄馬めがけてノックアウト打法、飛んできたボールをスパイクで一塁に送る飛雄馬、花形タッチアウト。
紅洋高に入学した花形、チームを率いて初の甲子園へ。
飛雄馬は青雲高校を受験することに、ここはいわゆる名門校、飛雄馬は場違い。
面接でも父は日本一の日雇い労働者と宣言。
PTA会長は伴の父、面接者は飛雄馬に×をつける。
帰り道、野球部を見学する飛雄馬、柔道部の伴が応援団長としてしきっている。
偶然飛んできたボールを投げ返す飛雄馬、キャッチャーミットを跳ね飛ばす。
恐れを知らない飛雄馬に、父の力を使って入学させようとたくらむ伴。
飛雄馬、合格、ついにギブスを外す。
野球部入部、伴は鬼のしごき、耐える飛雄馬。
飛雄馬の球を体で受け続けた伴、ついにキャッチ。
星家に現れた伴、捕手になりたいと申し出る。
全て計画通りと高笑いする一徹。
飛雄馬と伴、二人の絆は結ばれた。

はじめの一歩―The fighting! (70)

2006-10-22 11:49:28 | ★★★☆☆おもしろかった
はじめの一歩―The fighting! (70) (コミック)
森川 ジョージ (著)


場所:江東区図書館
再読:あり
推薦:あり

69巻が江東区図書館にないので、展開がわからないまま70巻に突入…
ロープを背負った武に突進する一歩、武も前に出る、武の下にもぐりこみ縦回転のボディブロー、アッパー、どうやら69巻で武が見せた攻めを学んだようだ。
上から覆いかぶさる武、一歩の左まぶたには傷口が。
レフェリーからは死角、傷口をこすれば出血で試合は止まる。
息子の姿が目に浮かび、決断する武、一歩をリリース、手を開けて打って来いとアピール。
打ち合う両者、手ごたえのあるパンチを放つ一歩、しかし武は倒れない、打ち返してくる。
打ち合いながらロープにつめる一歩、左のダブルに耐え、押し返す武。
リング中央、打ち合う両者、パワーで上回る一歩、しかし武は倒れない。
5R終了、武にはすでに意識がないことを悟る一歩。
6R、一歩の強烈なワンツー、武ダウン、しかし立ち上がる。
試合続行、デンプシーロールしかないと覚悟の一歩。
身体を揺らしながら前に出る。
武、低い姿勢で前に出てデンプシーロールを止める。
上から打ち下ろす一歩、下からカウンタのアッパーを決める武。
更なる一撃を加えようと下からアッパーの武、一歩は前に出てかわす。
位置が逆になった両者、下から打ち上げる一歩、打ち下ろす武、一歩のアッパーがヒット。
顔が浮いた武に、一歩の右フック、武ダウン、試合終了。
7度目の防衛に成功。
会場外、引退を口にする武、息子はボクサーになりたいという。
控え室、武からの明太子を一歩に届ける飯村。
今後の予定を聞かれて、宮田への挑戦を口にする会長。
帰宅した一歩、傷だらけの口で明太子を噛み締め、今日のことを心に刻み付ける。
翌日のジム、気合の入った練習をしている鷹村・木村・青木、3月に試合決定。
鷹村はミドル級の防衛戦、木村と青木は、エレキとパパイヤとの再戦。
あれ以来帽子をかぶり続けていた青木、鷹村が脱がしてみると毛が三本。
明日の宮田の試合に皆を誘うも、興味なし。
青木は久美ちゃんの予定をおさえる。
待ち合わせ、遅れてくる久美ちゃん、当然のようにあわられる間柴。
宮田の相手は韓国人、6位。

はじめの一歩―The fighting! (68)

2006-10-22 11:28:36 | ★★★☆☆おもしろかった
はじめの一歩―The fighting! (68) (コミック)
森川 ジョージ (著)


場所:江東区図書館
再読:あり
推薦:あり

板垣退院、一歩の運転する車でジムへ、青木をあわやひき殺すところ。
全日本新人王は棄権、板垣ショック。
日本タイトルを板垣に託す一歩、かつて伊達とやったように、バトンタッチの握手を板垣とかわす。
チャンピオンカーニバルでの一歩の相手は一位福岡の武、33戦22勝10敗1分15KOのベテラン。
全日本新人王の会場、伊達と会う一歩、足元をしっかり見ているかと忠告される。
かつての伊達が戦いたくなかったのが武。
武にインタビューする飯村、伊達への挑戦を取り下げたのは息子の病気のため。
一度はボクシングから身を引こうと思ったが、チャンピオンから逃げたといじめられ、引きこもった息子に、戦う父親の背中を見せたくて、ようやくたどり着いたタイトルマッチ、10R一歩のパンチに耐え続けてみせるという。
伊達の忠告に、武を見ずに宮田を見ていたと反省する一歩、改めて目の前に集中することを自覚。
練習に身が入る一歩、会長は伊達に密かに感謝。
前日計量、マスクと厚着で現れた武、風邪の様子、気遣う一歩。
会長から古典的なテであることを指摘される一歩。
試合会場に向かう前に、父親の写真が気になり頭を下げる一歩。
1R、飛び出す一歩、挨拶の拳を突き出す武、止まって拳を出す一歩、その拳を払いのけて右を叩き込む武。
畳み掛ける武、もらいながら反撃の一歩、連打で武ダウン。
たちあがった武、効いているのか効いていないのかわからない。
前に出てくる武、一歩は警戒、しかし膝が笑っていることを見て取る会長。
近づいてクリンチする武、腕の下からのクリンチで一歩はパンチを入れられない。
レフェリーブレイク、しかしまたも武のクリンチ。
左肘を強引に入れて、ボディをうとうとするも、身体を回して打たせない武。
ブレイク、またも前に出る武、今度はクリンチと見せかけて肺への左、一歩咳き込む。
残り30秒、武回復。

69巻が江東区図書館にはありません…

はじめの一歩―The fighting! (67)

2006-10-22 09:03:18 | ★★★☆☆おもしろかった
はじめの一歩―The fighting! (67) (コミック)
森川 ジョージ (著)


場所:江東区図書館
再読:あり
推薦:あり

最終ラウンド残り1分、今井ラッシュ、ガードでしのぐ板垣、その上から打ちまくる今井、崩れそうになる板垣、鷹村・木村を思い出し耐えるも、青木を思い出し崩れそうに。
今井、左のフェイントから右、崩れる板垣、レフェリーが止めにはいるも倒しに行く今井。
今井の左、板垣ハリネズミで反撃、何発かもらってしまった今井、止めをさそうと右を出すも届かず。
時間切れ、試合終了。
ジャッジは2-0、板垣の勝利。
アキレス腱損傷、左拳骨折、即入院の板垣。
新人王の最優秀選手賞は板垣、しかし表彰式には出られず。
会場外、千堂と後輩の星、星は西日本の新人王、板垣に勝ったら一歩に挑戦するという。
会長にタイトル返上を申し出る一歩、上で宮田君が待っていると、応える会長。
川原ジムに電話する会長、宮田の父と合意、二人の試合は春、ただし宮田には1月にすでに防衛戦が決まっている。
病院、板垣を見舞う今井、西日本新人王のビデオを持って。
試合前の約束の土下座を要求する板垣、やってやると応じるも、菜々子ちゃんがそこに現れ、試合には負けたが勝負には勝ったと言い張り帰っていく今井。
板垣、勝手に退院を決めるも、菜々子ちゃんに止められ、更に久美ちゃんに止められ、にやけながらベッドで安静に。
ガッツでガッツンガッツンだ、鴨川ジム公式採用に。
今のイス、ナーイス、絶対に言ってはいけない言葉。
からかわれた八木ちゃん、会長からおしおきを命じてよいことになり、サンドバッグを三度、更に馬鹿にされることに。
会長室に呼ばれる一歩、チャンピオンカーニバルでの防衛後、宮田と春にやることが内定したことを告げられる。
やる気が出る一歩、鷹村はそれを見て、恋人との距離が縮まったと見て取る。

総務部総務課山口六平太 (第1話)

2006-10-22 09:00:41 | ★★★☆☆おもしろかった
総務部総務課山口六平太 (第1話) (単行本)
林 律雄, 高井 研一郎


場所:江東区図書館
再読:読み直すというほどでもない
推薦:微妙

前から一度読んでみたかったので読んでみました。
総務ではありませんが、部署の総括なんてのをやっているので、それなりに共感できます。
そういう意味からは六平太はすごい。
次々におこる難題(?)を見事に解決していきます。
でも、実は問題が起こる前に手を人知れず手を打ってたりするんですね。
将来問題が起こっても、自分であればなんとか解決の糸口を持っているという程度に事前に手を打っておくというのは、処世術として学んでおくところかもしれません。
しばらく続きを読んでみようと思います。


はじめの一歩―The fighting! (66)

2006-10-21 15:24:04 | ★★★☆☆おもしろかった
はじめの一歩―The fighting! (66) (コミック)
森川 ジョージ (著)


場所:江東区図書館
再読:あり
推薦:あり

今井のボディ2連発が板垣にヒット、そこから打ち返す板垣、生き生きとした表情。
再びバッティング、板垣の額から出血、そこに攻め込む今井、ハリネズミで反撃の板垣。
今井後退、ロープを背負う、ロープ際の打ち合い、重いパンチの今井、手数の板垣。
板垣ペースを手放さず、3R終了。
インターバル、リバーブローでリバースしそうっす。
4R、手数はむしろ増えている板垣、しかし足が止まっている。
引き寄せて、板垣の足だけで位置を確認し、今井は強烈な右、板垣ガードするもぐらつく。
ポイント度外視の一発勝負を選択した今井。
破壊力重視で一発一発腰を入れて打ち込む。
ガードの上からでもダメージを着実に与えていく。
カウンターからラッシュをしかける板垣、しかし、今井のカウンター。
崩れそうになるところを下から打つ今井、ブロックするもアゴを跳ね上げられる、そこを襲う今井の右。
板垣はガードを固めて飛び込む。
ガードをはじかれるも、更に前にでて今井にパンチを打ち込む板垣。
ダメージで体が泳ぐ、しかし前にでる板垣。
今井のボディ、崩れ落ちるも耐えて反撃、今井に追撃のチャンスを与えない。
4R終了、ここまですべてのポイントを取っている板垣、40対36。
新人王トーナメントは決勝戦以外は4回戦、つまりここで終わりで勝っていたはず。
ここからさきは地獄の2R。
篠田さんの魔法の言葉、ガッツでガッツンガッツン行け。
応える板垣、しのいできますよ、しのださん!
5R、足が前に出ない板垣、今井のパンチが襲う、ロープに追い詰められる。
ロープをたわまし、首をひねり、なんとかかわす板垣、ハイレベルな攻防。
右をロープにひっかけて、板垣の逃げ場をなくし、左のボディブロー。
連打で攻める今井、大砲直撃、コーナーまで飛ばされる板垣。
今井の猛攻、コーナーにめり込む板垣。
篠田さんの声援、ガッツだ。
ガッツでガッツンガッツンだ、打ち返して前に出る板垣、ブロックもダメ、よけることもできない、前に出るしかない。
両者、強烈な打ち合い。
会長、帰ってくるはずの板垣にかける言葉を用意しろと篠田さんに注文、篠田さんはネタ切れ、頼みは八木ちゃん。
打ち合いが続き、5R終了。
自コーナーに倒れ掛かる板垣、八木ちゃんはとっさに椅子を差し出す。
今のイス、ナーイス。
意識を飛ばしている板垣、レフェリーの声がとどかない。
そこに現れた一歩、板垣を見て言葉が出ない、しかし一歩から何かを読み取った板垣、立ち上がる。
6R、なおも打ち合う二人。
今井の右がヒット、板垣ダウン。
鴨川ジムの先輩達を思い出し、立ち上がる板垣。



はじめの一歩―The fighting! (65)

2006-10-21 14:53:08 | ★★★☆☆おもしろかった
はじめの一歩―The fighting! (65) (コミック)
森川 ジョージ (著)


場所:江東区図書館
再読:あり
推薦:あり

梅沢君、新人マンガ賞入選、一歩と板垣、おめでとうを言いに梅沢邸へ。
板垣家、菜々子ちゃんが賭けられていると知るも、今井がお坊ちゃんであることを知り、むしろくっついてほしいと願う板垣両親。
板垣、最終調整で一歩とスパー、仕上がりよし。
しかし、一歩と鷹村は、意外性がないと指摘、打ち合いに出れば今井のリズムを狂わせられると。
試合当日、すでに入場している今井、控え室から出ない板垣、迷いが消えない。
じれる客席、そこに颯爽と登場する板垣、いい表情、迷いは消えたか。
ゴング、飛び出す今井、足を使う板垣、インファイターとアウトボクサーの典型的な戦いの形。
ガードを固めてリング中央に陣取る今井、足を使ってまわりながら左を連打する板垣。
今井のガードが開いた、右を叩き込む板垣、待っていた今井、避けて強烈なボディ、ギリギリでかわす板垣。
愚直に前にでて差し違えを狙う今井、高校時代を思い出し足を使っても逃げ切れないことを悟る板垣、ついに前に出る。
リング中央で肩で押し合う二人、力は今井が上、押し切って身体を離したところに、板垣のアッパー。
前傾姿勢で打ち合う構えの板垣。
接近戦で打ち合う二人、今井のパンチをかわしながら打ち込む板垣。
1R終了、腕を上げてアピールする板垣。
インターバル、スウェイは危険だとアドバイスする篠田さん。
2R、板垣から前にでて接近戦を挑む。
宮田の解説、足を使うのは正解、大正解は接近戦とアウトボクシングの組み合わせ、インファイターと打ち合うのはただの無謀。
今井を豪腕が板垣を襲い続ける、かわす板垣、上下に打ち分けているのに当たらない。
超接近戦で足を使って短距離を高速移動する板垣、インファイトでのボクシング。
板垣の左が今井を捉える、更に打ち込もうと前に出る板垣、そこに今井の一撃。
流れが変わりそうになるも、前に出て反撃する板垣、流れはわたさない。
額がぶつかり血がにじむ板垣、ひるまない、前に出て連打。
2R終了。
3R、またも前にでる板垣。
始めての距離の中で、板垣の中でなにかが変わり始めている。









新・仮面の忍者赤影 (1)

2006-10-15 19:37:21 | ★★★☆☆おもしろかった
新・仮面の忍者赤影 (1) (文庫)
横山 光輝 (著)


場所:江東区図書館
再読:なし
推薦:なし

小松左京氏による解説によれば、昭和62年にアニメの放送があって(見てないなぁ…)それに合わせてチャンピオンに連載されたものらしい。
特撮で見た仮面の忍者赤影とはちょいとテイストが違います。
青影が女形(おやま)というのがなんとも…
赤影の仮面にも、影一族の頭領の意味合いがあったとは。
冒頭で赤影が仮面を引き継ぐところが描かれています。
名前も赤垣源之助。
このあたり特撮ではどうだったでしょうか、さっぱり思い出せません。
青影と白影を召集して、金目教を探りに木曽山脈へ。
催眠術が得意な青影が逆に催眠にかかったり、白影がつかまって囮にされたりと色々とありますが、そのたびに赤影の機転によって切り抜けます。
金目教側の忍者を二人倒して、さあこれからというところで一巻は終わり。
二巻を読みたいところですが、江東区図書館にはありません。
残念…




「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計

2006-10-13 07:52:54 | ★★★☆☆おもしろかった
「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計 (文庫)
橘 玲 (著), 海外投資を楽しむ会 (著)


場所:江東区図書館
再読:なし
推薦:あり

橘玲さんの本。
元ネタは「ゴミ投資家のための人生設計入門「借金編」」で、前半が「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」で、後半が「得する生活」に展開したらしい。
で、その文庫化。
前半は人生設計編、いつものように、税や社会保障、不動産、育児、などなどいわゆる人生のインフラというべきものについて、受け止めるべき事実を淡々と書いています。
後半はファイナンス編、いわゆる借金について。
借金は諸刃の剣、うまくつかえればレバレッジによって、時間を買うことが出来る。
でも、使い方を間違うとえらいことに。
ただし、どうしても借金をするとするなら、いろいろと手はある。
特に、官がやっているファイナンスは、経済合理的にはどう考えてもなりたたないくらいにディスカウントされているものがあるので、使うならそういうものを選ぶべき。
教育ローンがねらい目みたい。
よーく目を凝らして周りを見回してみると、ゆがみが見つかるかもしれない。