江東区図書館生活

本棚の本をずいぶん少なくすることができました。

ワンピース快読団 [単行本] ワンピース世界研究所 (著)

2012-09-22 06:33:41 | ★★☆☆☆読まなくてもよかったかな…
ワンピース快読団 [単行本]
ワンピース世界研究所 (著)




場所:江東区図書館

気になったところをいくつかメモ。

●<P.25>差別と戦うという点では、フィッシャー・タイガーもオトヒメ王妃も同じ考え方を持っていましたが、そのアプローチ方法は真逆と言っていいほど違うものです。この関係は1960年代、アメリカで行われた黒人公民権運動を代表するふたりの活動家、マルコムXとマーティン・ルーサー・キング・ジュニア(キング牧師)に似ています。
マルコムXは、攻撃的な黒人解放指導者として知られています。一方、キング牧師は非暴力主義を提唱して活動。後にノーベル平和賞も受賞し、「I have a Dream(私には夢がある)」という言葉で始まる有名な演説をおこないました。しかし、マルコムXもキング牧師も、最終的には暗殺されてしまいます。
★なるほど、これが元ネタか。


●<P.46>また、サボはドラゴンに助けられたようですが、サボと革命軍はどのような関係なのか?ルフィ達麦わらの一味と革命軍はどう関係していくのか?といった謎も、この回収されたばかりの伏線は生み出しているのです(さらには、ロビンは2年の間、革命軍と行動をともにしていました。彼女をとおして革命軍が語られることもあるでしょう)。
★サボは生きているようにも思うけど、エースを救いに頂上戦争に来なかったのはなぜ?にどう説明をつけるのか興味津々。


●<P.49>クロコダイルは女性だったのではないか?と思わせる特徴がいくつかあります。まずはピアス。通常、男性はピアスを左耳にするものだと言われています。男性であるゾロは左耳にピアスをしています。しかしクロコダイルは右耳にしています。そして次の特徴はクロコダイルが作った組織である「バロックワークス」という組織の名前。「バロックの意味のひとつは「ゆがんだ真珠」ですが、「真珠」は女性のことを暗示することが多い物。組織名である「バロック」はその組織を作ったクロコダイルを表す「ゆがんだ真珠(女性)」と考えることができないでしょうか。
★これは大胆な読みだなぁ。


●<P.58>60巻593話の最後、ルフィから譲られたキャプテン・ジョンのトレジャー・マークをアルビダに自慢していたバギーの元に政府から伝書バットが届きます。その手紙は、大監獄インペルダウン以降、行動をともにしていたミスター3に先に読まれてしまいますが、彼は「…とんでもない内容だガネ」と言い、そこでその話は終わってしまいます。
伝書バットがその後、もう一度登場します。それは624話。フィッシャー・タイガーが死んだ後のジンベエの元に伝書バットが訪れ、王下七武海入りを依頼する手紙を運んできます。さらに621話のトビラ絵に、成長したウソップ海賊団のメンバーだったにんじん、ピーマン、たまねぎが登場して、そこに描かれている新聞にはなんとバギーの顔があります。
★621話の新聞は見落としていた。
単行本で要確認。


●<P.68>さらにシャンクスの顔につけられたひっかき傷は、以前の戦いで黒ひげにつけられたものだという因縁もあります(45巻434話)。このひっかき傷は、人間の手によるものと考えることは難しく、また刃物でもなく、大きな獣によってつけられたと考えるのが自然なものです。もしティーチがイヌイヌの実の能力者で獣人化してつけたものだと考えれば、あのシャンクスが傷をつけられたこともすんなり説明できそうです。
★たしかにシャンクスのあの傷は、刃物ではなく、獣の爪をあとな感じがする。
これは気付かなかった。
それが黒ひげに過去につけられたものだから、黒ひげがケルベロスの能力というのはあるかもね。


●<P.97>この「海賊がきたぞーっ!」というウソップのウソは、後にクロネコ海賊団が登場したことで、本当のことになってしまいます。他にも3巻24話で「島食らい」という島ほどのフンをする金魚がいたというウソは、後に15巻129話で巨大金魚のフンに遭遇し実現。「3000万は俺の後頭部にかかっている」というウソは、後にそげキングとして仮面を被って3000万の懸賞金をかけられるようになったことで、本当のことになりました。
このようにこれまでウソップがついたウソの中には、本当のことになった(本当にそんなものが実在していた)というものが多くあります。ということは、ウソップのウソは伏線なのではないでしょうか?だとすればまだ回収されていないものがあるはずです。
「おれには8千人の部下がいる!!!」(9巻72話)
というものがあります。表現や部下の人数を変えて何度も登場するウソですが、このセリフは伏線で、夢である勇敢な海の戦士になることができれば、ウソップに8000人の部下がいてもおかしくないでしょう。
★これもありそう。
今後に期待。


●<P.100>よく知られていることとして、麦わらの一味に新たな仲間が加わる際に、そのタイトルが「○人目」となる法則があります。
・「1人目」…ゾロが参加(1巻6話)
・「4人目」…サンジが参加(8巻68話)
・「2人目」…ナミが参加(11巻94話)
・「3人目と7人目」…ウソップとフランキーが参加(45巻439話)
・「8人目」…ブルックが参加(50巻489話)
この法則によるといっしょに旅に出てはいるものの、チョッパーとロビンはまだ仲間になっていないことになります。
★これも気付いてなかった!


●<P.105>現在までの航海でロビンが発見できた歴史の本文は5つ。ひとつ目はアラバスタ王国の王宮深くに隠されていたもの。ふたつ目は空島で守られてきたものです。このふたつは古代兵器、プルトンとポセイドンについて書かれていたもので、空島にある歴史の本文には、すでにそこに到着していたロジャーのメッセージが古代文字で残されていました。
3つ目はオハラにありました。これは考古学者たちが研究材料としていたものであり、それとは別に子どもの頃のロビンは4つ目を見つけています。
そして魚人島のはずれにある海の森で、ロビンは5つ目の歴史の本文を発見しました(638話)。この歴史の本文には、ジョイボーイという人物によるもので謝罪文が書かれているとのこと。ジョイボーイとは誰なのか?何に対して謝っているのか、詳しく描かれていません。
★3つ目と4つ目、特に4つ目は、意識できてない。
単行本読み返しの際には要確認。


●<P.150>それが西インド諸島とバミューダ諸島に挟まれた海域「サルガッソー海」です。サルガッソー海は、周囲の海流の関係で長い年月をかけて溜まり、増殖した「サルガッスム」というホンダワラ類に属する浮遊性の海草が原因となって船の航行を著しく妨げるため「粘りつく海」とも言われています。さらにここは亜熱帯気候地域であり、長期間無風状態になることが多く、風を動力とした帆船にとって天敵のような海域となっています。そのため、この海域に迷い込んだ多くの帆船が航行不能となり船員達は餓死してしまいました。現在でも小型船ではサルガッスムにスクリューを壊される可能性があるため、危険な海域とされています。大航海時代の海賊達がおそれるのも仕方がなかったわけです。
★サルガッソー!
宇宙戦艦ヤマトにも出てきて頭に引っかかってた。
ネットで調べたら、どうやら白色彗星編みたい。
元ネタはこれか!!


●<P.155>現在、マンガ、映画、小説、テーマパークのアトラクション、さらには有名なオモチャ「黒ひげ危機一髪」など、エンタテインメントを通じて発信される海賊のイメージの多くがこのティーチをモデルにしています。
★ワンピースブランドの黒ひげ危機一髪、売れないかな?;)



【アクション】
単行本読み返しの際に要確認。
・621話のトビラ絵、にんじん、ピーマン、たまねぎが見ている新聞にバギー
・オハラ、考古学者が研究材料にしているポーネグリフ(上記の3つ目)と、ロビンが見つけたポーネグリフ(上記の4つ目)



【著者】
なし


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シャンクスの傷 (ガマ)
2013-01-09 21:48:45
ティーチは
ケルベロスの能力者だと
私も思うのですが
魚人島編の誰かの回想で
白ひげ海賊団の中に
三本の長い掻き爪の用な
武器をつけている
ティーチの姿が
ありましたので
シャンクスの顔の傷は
その武器によるものだと
思うのですが

返信する

コメントを投稿