MONKEY TURN 3 (小学館文庫 かD 19) 文庫 – 2012/1/14
河合 克敏 (著)
場所：江東区図書館
スタート対決は波多野、ST0.10秒。
小林のすすめで夜中でも明かりが付いているトイレで猛勉強の波多野。
実技が苦手な小林に、ペアボートの前席に後ろ向きに載せて、自分の操縦を見せる波多野。
判別試験、D班は再度D班になれば退学、最初はスタート、明らかにタイムが早いD班、整備でも優秀なD班。
二日目の操艇、2艇による交差旋回、腕を上げた小林、波多野に全速ターンでの交差旋回を持ちかける洞口、全速ターンで交差旋回をきめる洞口と波多野、2周半したところで停止信号、命令違反から0点を申し渡される二人。
学科試験も終わり結果発表、1位波多野、他のD班のみんなも軒並み好成績、学科を白紙で提出し自分にバツを与えていた洞口はB班に。
入所から6ヶ月、模擬レース開始。
外出日、富士急ハイランド、波多野に会いに来たスミ、模擬レースでなかなか勝てない波多野、スミからヒントをもらう、別れ際スミと約束、本栖をトップで卒業する！
翌日の模擬レース、振りな6コースを選択する波多野、前を行く洞口らを差してトップに出る波多野、スミからもらったヒント、周りの動きを予測していた波多野。
競艇の基本的な戦法、イン逃げ、マクリ、差し。
波多野の戦法はマクリ差し、予測して操縦する波多野、旨い奴は予測ができるので勝てるが、そうでない連中との勝負では勝てない波多野。
大山教官出馬、ツケマイで波多野のスピードを殺す大山、奥の手を使わざるをえなかった大山、本栖リーグ戦を始める時期がきたことを感じる。
12月、服についた水が凍る中操縦訓練を続ける波多野ら、珍しく転覆する洞口、司会が悪い日はこっそりとモンキーターンの練習をしていた洞口、それに気づき続く波多野。
現地訓練、多摩川競艇場、プロ5にに混じって出る波多野、プロのモンキー丹に全く歯がたたない波多野、モンキーターンに挑戦し見事転覆。
身体の小さい青木、萩原プロからのアドバイス、ターンでは振りな小さい体も直線では武器、エンジンの力が同じなら直線で一挺身リードできる。
多摩川競艇場での現地訓練最終日、本栖リーグ戦第二節、4レースまで終わって勝率トップ洞口、2位波多野、優勝戦出場当確、枠は残り4つ。
【シリーズ】
MONKEY TURN 2 (小学館文庫 かD 18) 文庫 – 2011/12/15
河合 克敏 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/5eb05f3fca9f3dbbedccf49110e38bdb
