部下力―上司を動かす技術 (祥伝社新書) (新書)
吉田 典生 (著)
部下力―上司を動かす技術 (祥伝社新書)
場所:江東区図書館
男はなにかの目的を達するためにコミュニケーションするが、女はコミュニケーション自体が目的たりうる。
であるがゆえに、女性は横のネットワーク作りが得意。
なるほど。
仕事で横の連携が以前にもまして必要になってきています。
上が決めたからといって、そう簡単に連携できるものではありません。
課長さんあたりが、日頃から気軽に連絡を取り合えるようになっていると、それこそ上が決める前からうまく回るようにいろいろと仕掛けをできるわけです。
そういう意味でも、特に目的がなくても、いろいろと話をしておいたほうがいいんですな。
コーチングアップ、部下が上司をコーチする。
上司の言葉だけに踊らされない、言葉以外の情報、表情、身振り手振り、声の抑揚、そんなあたりから、上司の本当の思いと、ただの思いつきを峻別する。
上司にも答えがあるあけではない。
上司の言う事実と解釈をちゃんと区別して受け取る。
否定するな、肯定から入るべし。
上司と意見の対立の溝が埋まらないとき、一段上から考えてみる。共通のゴールは案外いっしょ。やりかたがちょっと違うだけ。だったら、埋められるはず。
要は、上司のせいにして逃げず、自分で納得して行動すること。
最近とみに感じることです。
いつも上司が守ってくれるわけでなし、いついなくなるかもわからない。
前の上司の方針がこうだったといっても、君もそれに納得していたんだろうと言われたらそれまで。
だから、ちゃんと自分の中に落としておかないといかんわけです。
そのためにも、うまくボスマネジメント。