考えすぎて動けない人のための 「すぐやる!」技術 [単行本(ソフトカバー)]
久米 信行 (著)


場所:江東区図書館
最近、少し本の読み方が変わった。
変わったというよりも観点が増えたと言うべきか。
これまでは「自分」のバージョンアップのため、だけ。
今は、自分のバージョンアップには使えないけども、「部下」のバージョンアップになら使えるネタなんではないかなと、そういう読み方も加わった。
この本は、自分にはいらんけど、部下には使ってもらって良いこともありそう。
てことで、いくつかメモ。
●<P.32>①有能な先輩=教えを受けたい人ほど仕事を抱えて、いつも忙しい
●<P.32>②有能な先輩ほど、前向きでホウレンソウを欠かさない後輩が好き
●<P.33>③有能な先輩ほど、お互いに忙しい時ほどトラブルが起きると知っている
★うん、だからさっさとホウレンソウ、悩む前にホウレンソウ、雑談するようにホウレンソウ。
●<P.58>立派な私見はいらない
講師や議長が求めているのは「立派な私見」ではありません。いきなり正論を言われたところで、そこから話は広がりません。
今の講演や議論で説明不足だった点や、参加者の「疑問」や「悩み」を共有して、全員の理解を深めるのに役立つ「良い質問」こそが重要なのです。「良い質問」によって、講義や講演の穴を埋めることで、はじめて「良い講演」「良い会議」が完成するのです。
この認識ギャップに気づけば、質問の時間や講演後の帰り道に「自信」たっぷりに「自分の意見」を語る人の方が「空気が読めていない」ことがわかるでしょう。
★これはおもしろい。
講演者を言い負かしたって何の得にもならない、むしろ敵を作るだけ損。
より積極的には、講演者の聞いてほしそうなところを聞いてあげるべきか。
●<P.66>まずは、いただいた名刺をよく眺めてください。名刺を、表も裏も良く眺めて、話のきっかけにする人は、いそうでいないものです。
一人でも多くの人と深くコミュニケーションをしたいと思っている人は、まず名刺からして違うはずです。
平凡なビジネス名刺ではなく、そこに話題が弾むような工夫があったら要注目です。そんな人(あるいは会社)は、「話しかけられたい」「話したい」という強い欲求を持っている可能性が高いのです。まずは、こうした前向きな人と会話を楽しむ練習をするのがお勧めです。
★懇親会なんかはどうしても身内で固まりがちだけど、こういう突破口はあるかも。
●<P.80>わが地元、東京商工会議所墨田支部の有志が、全国の地域振興や活性化の達人たちにその極意を尋ねると、驚くべき回答返ってきたそうです。
「ヨソモノ・ワカモノ・バカモノ」に活躍してもらうこと」と「合意ではなく強引にいく」ことが大切だというのです。
★本当に何かを変えたいと思ったときには、この二つはそうだと思う。
●<P.112>多くの場合「何もしないこと」で、「最初に動くリスク」を回避できたと思っている人が多いのです。
しかし、同時に「何もしないで失われていくリスク」「何もしないから蓄積されないリスク」「知らないうちにライバルが先行するリスク」にさらされているのです。より大きなリスクに気づかないのは悲しいことです。
★全ては判断、判断を先送りにしているように見えて、実は今はやらないという判断をしている、それは合理的な判断だろうか?
●<P.121>長い歴史を持つユダヤ人の教えの中にも、多勢の意見に流される「危険な愚行」を戒めた格言があります。それは「多数決で全員同じ意見=満場一致になった場合は、その提案は採択しない」というものです。
★ほんとかどうかはわからないけど、これはなかなかしぶい。
採択しないまでも、再考すべきかもしれない。
●<P.147>長距離走を楽しむランナーなら、「セカンドウインド」と言う言葉をよくご存知でしょう。
走り始めてしばらくは呼吸が苦しく、とても長くは走れないと感じます。しかし、「長距離のランニングで、走り出して15分ぐらいたつと心拍数や血圧が安定して楽になる状態」(小学館『大辞泉』)に至るのです。
「酸素の需要量と供給量のバランスがとれた状態」になれば、「快適にランニングなどを継続することができる」(三省堂『大辞林』)わけです。
★これ感じる、フィットネスジムで泳いでいたら、最初はしんどいけどしばらくするとそれほどでもなくなる。
1キロぐらい、20~30分泳いだあたり。
2キロは泳ごうと思っているから、折り返しに来たから気分が軽くなるもんだと思ってた。
こういう現象があるのか。
これを意識できると、動き初めで辛いと思っても、もうじき楽になると知っているから乗り越えやすそう。
【アクション】
セカンドウインドを意識、動き始めは辛くてもそのうち軌道に乗る、そう信じて続けてみる。
久米 信行 (著)
場所:江東区図書館
最近、少し本の読み方が変わった。
変わったというよりも観点が増えたと言うべきか。
これまでは「自分」のバージョンアップのため、だけ。
今は、自分のバージョンアップには使えないけども、「部下」のバージョンアップになら使えるネタなんではないかなと、そういう読み方も加わった。
この本は、自分にはいらんけど、部下には使ってもらって良いこともありそう。
てことで、いくつかメモ。
●<P.32>①有能な先輩=教えを受けたい人ほど仕事を抱えて、いつも忙しい
●<P.32>②有能な先輩ほど、前向きでホウレンソウを欠かさない後輩が好き
●<P.33>③有能な先輩ほど、お互いに忙しい時ほどトラブルが起きると知っている
★うん、だからさっさとホウレンソウ、悩む前にホウレンソウ、雑談するようにホウレンソウ。
●<P.58>立派な私見はいらない
講師や議長が求めているのは「立派な私見」ではありません。いきなり正論を言われたところで、そこから話は広がりません。
今の講演や議論で説明不足だった点や、参加者の「疑問」や「悩み」を共有して、全員の理解を深めるのに役立つ「良い質問」こそが重要なのです。「良い質問」によって、講義や講演の穴を埋めることで、はじめて「良い講演」「良い会議」が完成するのです。
この認識ギャップに気づけば、質問の時間や講演後の帰り道に「自信」たっぷりに「自分の意見」を語る人の方が「空気が読めていない」ことがわかるでしょう。
★これはおもしろい。
講演者を言い負かしたって何の得にもならない、むしろ敵を作るだけ損。
より積極的には、講演者の聞いてほしそうなところを聞いてあげるべきか。
●<P.66>まずは、いただいた名刺をよく眺めてください。名刺を、表も裏も良く眺めて、話のきっかけにする人は、いそうでいないものです。
一人でも多くの人と深くコミュニケーションをしたいと思っている人は、まず名刺からして違うはずです。
平凡なビジネス名刺ではなく、そこに話題が弾むような工夫があったら要注目です。そんな人(あるいは会社)は、「話しかけられたい」「話したい」という強い欲求を持っている可能性が高いのです。まずは、こうした前向きな人と会話を楽しむ練習をするのがお勧めです。
★懇親会なんかはどうしても身内で固まりがちだけど、こういう突破口はあるかも。
●<P.80>わが地元、東京商工会議所墨田支部の有志が、全国の地域振興や活性化の達人たちにその極意を尋ねると、驚くべき回答返ってきたそうです。
「ヨソモノ・ワカモノ・バカモノ」に活躍してもらうこと」と「合意ではなく強引にいく」ことが大切だというのです。
★本当に何かを変えたいと思ったときには、この二つはそうだと思う。
●<P.112>多くの場合「何もしないこと」で、「最初に動くリスク」を回避できたと思っている人が多いのです。
しかし、同時に「何もしないで失われていくリスク」「何もしないから蓄積されないリスク」「知らないうちにライバルが先行するリスク」にさらされているのです。より大きなリスクに気づかないのは悲しいことです。
★全ては判断、判断を先送りにしているように見えて、実は今はやらないという判断をしている、それは合理的な判断だろうか?
●<P.121>長い歴史を持つユダヤ人の教えの中にも、多勢の意見に流される「危険な愚行」を戒めた格言があります。それは「多数決で全員同じ意見=満場一致になった場合は、その提案は採択しない」というものです。
★ほんとかどうかはわからないけど、これはなかなかしぶい。
採択しないまでも、再考すべきかもしれない。
●<P.147>長距離走を楽しむランナーなら、「セカンドウインド」と言う言葉をよくご存知でしょう。
走り始めてしばらくは呼吸が苦しく、とても長くは走れないと感じます。しかし、「長距離のランニングで、走り出して15分ぐらいたつと心拍数や血圧が安定して楽になる状態」(小学館『大辞泉』)に至るのです。
「酸素の需要量と供給量のバランスがとれた状態」になれば、「快適にランニングなどを継続することができる」(三省堂『大辞林』)わけです。
★これ感じる、フィットネスジムで泳いでいたら、最初はしんどいけどしばらくするとそれほどでもなくなる。
1キロぐらい、20~30分泳いだあたり。
2キロは泳ごうと思っているから、折り返しに来たから気分が軽くなるもんだと思ってた。
こういう現象があるのか。
これを意識できると、動き初めで辛いと思っても、もうじき楽になると知っているから乗り越えやすそう。
【アクション】
セカンドウインドを意識、動き始めは辛くてもそのうち軌道に乗る、そう信じて続けてみる。