シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

Re: アル・アンダーソン ソーラ氏

2005年11月16日 | 米60's
 昨日に引き続きます。Q関連のWILDWEEDSのご紹介です。
 Q加入以前のアルアンダーソンが率いたバンドです。

 アメリカのロックの良質な部分だけを抽出したような、ソウルフルでポップでジャジーな、グッドタイミンロックのまさに最高峰の一つですよねー!

 ラヴィンスプーンフルも大好きですけど、こっちも引けをとらないくらいですわ。ラヴィンスプーンフルよりもっとストレートなロックっつう感じなので、アル意味ではこっちの方が好きかもしれない。

 まず、(たぶん)CADET時代のシングル音源コンピCDとしての、『THE BEST AND RARE』(エアメイルレコーディングス)と『NO GOOD TO CRY~THE BEST OF THE WILDWEEDS』の2つが出てます。
 ちなみに前者は日本編集のCDなので解説が詳しいです。また、後者は「NO GOOD TO CRY」(後述)のステレオミックスとインストverの2曲が加えられています(あとは曲目同じです)。
 どっちも欲しいところですが、強いて言えば曲数の多い後者ですかね。
 そして、ヴァンガードから出た唯一のアルバムも、ボーナス付きの再発アナログとCDで出てます。

 契約関係がなんかややこしそうだったり、コンピもリリースは数年前だし、今まで思うような再発状況がなかったのか、WILDWEEDSは意外と広くしられていないのが現状のようです。Qファン、もしくはそのへんのつながりからならばWILDWEEDSに行き着きそうですけど、例えば60年代ロックのカテゴリーからはここに行き着けないような状況かも。自分も知りえたのは偶然でしたし。もったいないなー。

 個人的にはヴァンガード以前のCADET時代の方がたまらなく好きだ。この一曲目の「NO GOOD TO CRY」はそのイントロ聴いただけで、なんかこのバンドのステキさのすべてが伝わってくる感じ。本気で最高ですよ。嘘偽り誇張妄語無し。
 当然かなりヒットしたらしく(ローカルチャートで1位、全米では88位)、JOHN FRED AND HIS PLAYBOY BANDがカバーもしてます。
 こんなステキな名曲、聴かないのは一生の損。全ロックファン必聴くらいのレベルがあると思うんですけど。アマゾンで試聴できますので、必ずどうぞ。

 さて、WILDWEEDSにはHPがあって、この「NO GOOD TO CRY」のライブ音源も聴けるし、なんとプロモまで見れる!!!これは狂喜ですぜ。
 さっそくだまされたと思って聴いて、視てみて下さい。

 明日にはアマゾンの在庫がなくなってるかもしれません。

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