シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

Bitter Cherry Jam

2011年02月01日 | 日本90's~
永年聴き続けてる定番CDの中に chain letterの "theatral musical" がある。

この chain letter とは、西田浩一さんというミュージシャンのソロプロジェクト名。
関西在住時代のシノワとも交流があった・・・というよりも自分が一方的なファンとしかいいようが無い関係ではあったのだが・・・。
一時はタイムボムなんかでは chain Letter の7インチはプレミア付いてましたもんね。

ご察しの通り、この chain letter は自分の好きな三本の指アーチストの Todd Rundgren のアレから採られているとか?
西田さんの音楽からはところどころにトッドフレイヴァーがするんですよねー。
ちなみにあとの二本は Small Faces と Velvet Underground で、この三本柱だけは高校時分から死ぬまで変わらないだろうと思う。

この "theatral musical" はもちろん西田さんがお一人で作られた内容だが、このここ10数年ずっと聴き続けているが全然飽きない。
よっぽど波長が合う音楽なんだろうなと思う。


さて、先日車でまた chain letter を聴いてて、そういえば最近はどうされてるんだろうか?と思いネット検索してみたら、なんと昨年めでたく復活ライブをされているでは!
これはめっちゃ嬉しくなりました。実は一時活動休止みたいなことを聞いてそれっきりだったので。
 ↓ここからHPに入れます。なんとラジオもあるんですよねー 
  http://tulip-house.ddo.jp/

で、このページからは奥様とされている、いわば cherry letter の後身発展バンドにあたるといえる Bitter Cherry Jam のEPが購入可だったので、もちろん全部購入してみた。
それを機会ちょっとメールのやりとりをさせていただいた。
ちょうどシノワも本格的に活動再開の折なので、ちょっと運命的というか非常に深いものを感じた次第だった。

それで、先日のシノワライブが一段落して落ち着いてすべてをぶっ通しで聴いてみた。
ああもう想定していた以上の素晴らしい音楽。
これぞ キングオブインディーポップであり、自分の想像するIndiePop が、IndiePopに求めている全てがここにあるという感じ。

このジャジーなメロディとコード感と手作り感溢れる質感の音の絶妙なバランスは奇跡的としかいいようがない。
西田さんの曲中でのギターの入れ方やギターの音像は唯一無二で本当に他では聴けない。
身近にこんなに幸せになる音楽があるなんて・・・という最大の讃辞を送るにふさわしい音楽だと本当に思う。
聴いてると本当に気分が良くなってくる。
ほんまにヘビロテでデスクでは今はこればっかり聴いてます。
自分は聴いてるだけでいろんな情景が浮かんでくるなんとも懐かしくもある質感・・・

以下のmyspaceで聴ける i just want to call you up はまさに鬼名曲。
http://www.myspace.com/bittercherryjam

インディーポップ好きは必聴ではないでしょうか


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