シノワレコード

女性Vo60sサイケガレージ的Indiepopバンド"シノワ/shinowa"のGtヒラタによる色々レビュー&世間の話題

2005年シノワ再発アワードへの道 ~フィナーレ・アーニー伝説・・・・・

2005年12月31日 | 米サイケ・ガレージ
 さて、アーニーについてわかってきたことがだいぶあったので、箇条書きにて報告します。

・アーニーは、カリフォルニアサンタバーバラのローカルスターらしく、当地ではかなり有名な、サンタバーバラロックの生き証人のような人らしい。

・アーニーは、ジャイアントクラブ以前に「Ernie Joseph&Emperors」という名義で、1965年にリプライズから「Meet Me At The Corner/Got A Lot I Want To Say」というシングルを出している。またこのバンドのドラムはDOVERSというバンドを結成している。

・「Ernie Joseph&Emperors」では、なんと、サイコティックリアクションで有名なcount fiveと対バンをしている!

・ アーニーは、「Ernie Joseph&Emperors」のあと「Ernie's Funny's 」を結成し、1967年に「Thru' The Fields/Shimmey Like Kate(Yardbird 8004)」というシングルを出している。ビッグブラザー名義の『South East Tour』のアルバムに入っているハードロックぽくない曲は、実はこの曲である。なおこの曲はジャイアントクラブの1stにも収録されている。

・アーニーは、旧バンドの曲をバンド名を変えてもそのバンドの音源として使い回していることがあるようなので、それが錯綜してみんな混乱しているようだ。その混乱をさらにややこしくさせたのが、今回のアカルマの再発の編集の仕方である。

・ビッグブラザーの、coryもアーニーの兄弟らしい。ジャイアントクラブでは3兄弟でバンドをしているようだが、coryを加えると4人兄弟ということになる?

・アーニーは、ストロベリーアラームクロックにも参加したことがある(未確認情報だが、こう訳せる英文がある)?

・ジャイアントクラブのアルバムにはSACのメンバーや、Greg Munfordも一緒に手伝った?特にSACのギターのエド・キングがギターを弾いているとか?

・ ジャイアントクラブが解散したあと、アーニーはロスアンゼルスに移住し、そこでBigbrotherとして活動したとのこと。

・アーニーは、ビーチボーイズ、ジミーヘンドリクス、英国マージーグループ、Rascals、バニラファッジ、Three Dog Nightのファンだったらしい。

・ブログ第四章で紹介した謎の大群衆は、「Love Valley Music Festival」という実際にあったライブだったらしい。ビッグブラザーはそこに出演したが悪評だったらしい。そこにはオールマンブラザースが出演していたようだ。客は50,000以上いたらしい。

・アーニーは、フェスティバルの不評でへこんだのか、その後地元に帰ったようだ。

・アーニーは、SRS (Songwriters Recording Studio)というスタジオを設立したらしい。


 まあ、自分でも整理しきれていないので、また新事実がわかれば、このブログで随時お伝えします。
 知りたい人はあまりいないと思いますが、ここまで来たらもう意地だ。


アーニーフォーエバー!!!!

・・・・・・・・・・・・と思ったら、アーニーはまだバリバリの現役でした。

現在はbrian faith bandとして、なんと結婚式の余興のバンド活動などをしているみたいだ。

なななな・・・なんとアーニーが結婚式で歌ってくれるのだ((;゜Д゜)ガクガクブルブル

ボーカルには歌手/女優メイリアマティスという方が加わっているとのこと。

なお、懲りずにビッグブラザー名義でニューアルバムも出しているぞ!
今度、こんなに日本であなたのことを好きなバカ野郎がいますと、メールを送ってみようかと思っている。

アーニーへのメールはここだよー!

みなさま、よいお年を!来年もどうぞよろしく!


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