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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

スマホ・引きこもり・認知症

2014-07-06 10:00:15 | 実用
 
 芥川龍之介ではないけれど、頭がぼんやりしてしまうのが気になっていた。何とか「冴えた」状態にしたいと。それがどうやらできそうな、という話。

 以前ここで紹介したこともある、ストレスに効くという〈眼球運動〉。それを思い出してやってみたところ、フッと目の前が開け、スッと気持ちの方も軽くなった次第。やり方いろいろあるようだけど、頭は動かさずに視線を左右に動かすだけというごくごく簡単なもの。約1秒で1往復、目が疲れない程度に10回ほどやれば可。

 最近、スマホに夢中になって引きこもりになってしまう子供も多いようだ。画面の向こうには膨大な世界が拡がっているものの、画面自体はごくごく狭いもの。それを日がな眺めていれば、情報はたくさん入ってきても脳の機能はきっと低下してしまうに違いない。テレビもそうだけど、スマホばっかりやっていると、認知症に近い状態になってしまうのかも。
 だからそういう人たちにも〈眼球運動〉はオススメ。
 もう一つ言うと、実際認知症の人たちもおそらく視線があまり動いていないだろうと思う。そういう人たちにも眼球運動やってもらえれば。

 ところで、どうして目を横に動かすだけで脳の機能が回復するのか。「視野が広がる」という言葉はともかく、それはおそらく、昔々我々が野生の哺乳類であった頃、敵や味方やエサを探すため目をキョロキョロさせていた名残ではないか。生きるのに必要な情報を得るため、頭の方も冴えざるを得ない、といったところか。
 右目・左目使うことで、左右の脳の連携のバランスが良くなるのかもしれない。

 視界も明るくなって前向きな気持ちになれるし、歩きながらでも、またテレビCMの時にでもできるものなので、皆さんも是非(ただし近くに人がいる場合はアヤしまれるのでご注意)。副作用はないはず、です。
 〔写真は「キレイのココロ」より勝手ながら拝借〕 

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麻黄湯で何とか

2012-02-19 08:20:39 | 実用
 
 ここ静岡はほとんど雪は降らないものの、この冬は特に寒さが厳しいらしい。そのせいか、今年に入って2回もカゼをひいてしまった。(高熱は出ないので、一般のカゼだと思う)。
 今年の花粉症が始まったか、木曜なんかくしゃみと鼻水とが出て仕方なかった。カゼも抜け切っていなかったんで、もうヘロヘロ。(カゼの時は花粉症は出ないもんだと思っていただけに、これは意外だった)

 背中ゾクゾクするようなひき始めは葛根湯がいいのだが、いつまでも抜けきらず、胸やらのどの奥やら上腕やらが、何かばい菌に侵されたようにイヤな感じの残ることがある。つい先日までそういう状態だった。
 仕事休んで温かくして寝ていればいいのだが、なかなかそうも行かず、薬飲んで何とかすることになる。で、経験的にそういう時は「麻黄湯」という漢方薬が、僕の場合よく効く。1,2回飲めばかなり良くなる。

 症状も体調も人それぞれだから一概には言えないけれど、僕と同じような体質であれば、麻黄湯はいいかも。なお、前にも書いたように、麻黄湯はインフルエンザ初期にも有効らしいから、常備しておくと何かと安心。
 カゼにしろしろ何にしろ、こういう時はこの薬と、だんだん自分で分かってくるもの。年の功、というか。ただ言えるのは、飲んでみておいしいと感じられるか、おなかゆるくなったりしないか、というのはポイントになる。(まずく感じられたり下痢したりすれば、その漢方は合っていないと考えていいようだ)
 ともあれ、カゼやインフルエンザ、嘔吐下痢症、あるいは花粉症の方、お大事に。

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酒の飲み方

2011-05-22 09:17:52 | 実用
 
 きのう辺りは半袖でもいいくらいで、ビールもおいしい季節になってきました。そこできょうは、お酒の飲み方について。

1.ビールは少しずつ
 最初の1杯はもちろんガッと空けるものだが、そのあとはそうそうグラス空けられるもんじゃない。そこへ注ぎ足し注ぎ足しすると泡も消えておいしくなくなるから、小さなグラスに半分か3分の1くらい入れてそのつど空けるようにするといい。
 宴会の席で、隣りの人の液量少ないからと注ぎ足しするのは、わざわざ不味くするようなものだから、やめた方がいい。

2.ワサビはお刺身の上に
 ワサビを醤油に溶く人がほとんどだと思うが、ワサビ本来の香りが逃げないよう、お刺身の上に乗せるのがいいらしい。僕も長いこと溶いていたのだが、池波正太郎さんの『男の作法』(新潮文庫)という本に教えてもらった。
 なお醤油も、小皿になみなみ注ぐのではなく、これも少しずつ。お魚からの水分により、段々味が落ちていくものだから。

3.注ぎの手と受けの手
 隣り同士でビールやお酒を注ぐ場合、右に座った人は右手で、左に座った人は左手で、それぞれ注ぎあるいは受けるようにするといい。これ年配の人でも意外と知らないようで、たしか小笠原流の作法。もちろん空いた手を軽く添えてもいい。
 こうすることで相手と向き合うようになって、酒の席での親密感がより深まるというもの。もちろん親しくなるのがイヤであれば、そうする必要はないわけで。

4.ビールばかりでは
 最初から最後までビール、というのもありだけど、おなか張るしおしっこばっかり出るし、どこかで日本酒/焼酎/ワインなどに切り替えるといいように思う。
 ビールばかり飲んだ翌日って、変な二日酔いが残るもの。日本人には、日本人に合った食べ物飲み物がはやりあるのだろう、と。

 冒頭の写真ではとりあえずビールを撮りましたが、お刺身にはやはり日本酒ですよね。適量が大事なのは言うまでもありませんが。
 

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睡眠障害には牛乳を

2010-04-25 08:25:04 | 実用
 
 年とともに〈寝力〉がなくなるのは仕方ないこととは思っていたけれど、ここ数ヶ月(いやそれ以上か)は特にひどくなっていた。それが、牛乳を飲むだけでずいぶん良くなった、という話。

 寝付きはまあいいのだけれど、ストレスなのか、それとも男にもあるという更年期のせいなのか、明け方5時頃に目が覚める。昔ならすぐ寝直すこともできたのだが、それがなかなかできず、ぐずぐずしているうちに起きる時間になってしまう、というパターン。
 寝不足だから頭も冴えず、特に午後は眠くてたまらなくなる。(先週も考えがまとまらなくて、この場お休みしてしまいました)

 で、いろいろやってみて今のところ一番いいのが牛乳。
 ただ寝る直前というのはおなか張るので、寝る1~2時間前がいいようだ。よく銭湯上がりに牛乳(腰に手を当てて!)という図があるけれど、あれはあれで、理にかなっているのかもしれない。
 牛乳でおなか緩む人は、ゆっくり飲むか、温めてから飲むといいと思う。また、ハチミツを混ぜたホットミルクだとさらにいいらしいが、少々カロリー高そう。

 なぜ牛乳がいいかというと、睡眠にはセロトニンとかメラトニンという脳内物質が重要な役割を果たしていて、牛乳中のアミノ酸・トリブトファンが、その元となるかららしい。
 始めてまだ1週間ほどだが、多分にプラセボ効果もあるかもしれない。まあこれでダメなら、セロトニンのサプリメントでも買おうかと思っているところ。アメリカなんかでは、よく売れているようだ。

 「ぐっすりネット」という、いいサイト見つけましたので紹介しておきます。牛乳のことも載っています。
 それと、おなかのため、あるいは免疫力アップのため、寝る前のヨーグルトも是非。
 そうそう、寝酒は眠り浅くなるし、朝余計に早く目覚めてしまうので、やめといた方が無難。(そういう意味じゃ、夜遅くのビールのCMは罪作りなもの)
 
 もちろん牛乳だけで治らない人もいるでしょうが、何かきっかけにでもなれば。
 ではでは、良い眠りを。(本当ツラいですからね)
 

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おじいちゃんの知恵袋(その3)

2010-04-04 10:15:54 | 実用
 
1.トイレにバスクリン
 便器にバスクリンを入れるという話ではなく、使い終わったバスクリンの容器をトイレの芳香剤として使うというもの。中の粉がなくなっても、こういった容器は結構香りが残っている。そのまま捨ててもいいのだが、香りがなくなるまでは芳香剤になるはず。
 ただ香りが同じなので、お風呂に入った時にトイレを思い出してしまうかもしれないのだが。

2.脱水槽にも水
 二槽式洗濯機の話。一度洗ったものは脱水に掛けると思うが、その際、給水のレバーを脱水槽側に切り替え、脱水中の洗濯物に水を加える。回転中に2回ほどやれば洗剤液はだいぶ抜けるはずだから、すすぎの時間が短縮できるはず。急いでいる時は、すすぎやらずにそのまま干してもいいかもしれない。
 ただモーターに負荷掛けるんで、その辺は適宜。

3.二日酔いにはお味噌汁
 これはけっこうよく知られている話。飲みすぎた翌朝は、スープや味噌汁を飲むといい。アルコールの利尿作用で失われた塩分を、適度に適度に補ってくれるし、大豆の蛋白質もいいらしい。
 あるいは、オレンジやアップルのジュースを飲んでもいい。糖分及びビタミンの補給になる。
 (実はゆうべちと飲みすぎたため、けさ起きてすぐにジュースと味噌汁(インスタント)とを飲んだところ)

 良かったら試してみてください。

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僕なりの健康法

2010-01-24 08:23:41 | 実用
 自慢めいて聞こえるとは思いますが、しばしご辛抱を。

・まず、タバコは吸わない。
 (30歳までは吸っていたが)
・酒はほどほど。特に寝酒は良くない。
 (毎晩のように飲んでた時期もあったが、今は週1,2回。ただし正月は別)
・運動は週2,3回。
 (合気道を習っており、サッカーも時々)
・昼と夜は普通に食べるが、朝食は果物と野菜のみ。
 (果物を先に食べておくと、血糖値が上がるため、食欲が抑えられるそうだ)
・体重は5kg減り、現在おなか周りは75cm弱。
 (上背ないし、元々やせ型なんだけど)
・腹筋ももう少しで見えそうだし、この年としては非常にいい状態じゃあないかと。
 (息子に比べればまだまだだが)
・寝る1時間ほど前にヨーグルトを1個。
 (寝てる間におなかの調子を整えてくれる)

 筋肉質になれば、体温が上がる(体温は筋肉から生まれる)。体温が上がれば免疫力が高まる。そうすりゃ病気にも罹りにくくなる、というわけ。
 ベルトの上から腹がはみ出て、動きにキレがないのって、みっともなくて仕方ない。カミさんだって、スマートな方が嬉しいに違いない。

 …とカッコいいことばかり書くとシラけてしまうかもしれないが、健康的に過ごしたければこれくらいは、と思っているところ。
 で何なんだ、長生きでもしたいのか、酒もタバコも好きなだけやって、死ぬときは死ぬとき、という人もいるだろう。
 まあそれは個人の好き好きなので、他人がどうこう言う問題ではない。ただ、タバコにしろ酒にしろ、タダではないわけで。さらに、病気になればまた診察代やら薬代、入院代もかかるわけだし、時に痛い思いもしなくてはならない。何より、そんなこんなで時間とられるのが、一番面倒くさい。

 話は逸れるけど、生きてて何が楽しいって、好き勝手に考えを巡らせる、これほど楽しいことはないと思っている。それは仕事中だろうが休みの時だろうが、関係ない。ただし仕事中は周りからのちょっかいも多いので、そうも行かない。
 だから逆に、少々休んでも給料減らないよう、あるいは専用の部屋で仕事ができるよう、一所懸命働くってのが、僕なりの考え方。

 あと、加齢は足から、とはよく言われることで、見た目若くても、足引きずって歩いている人ってよく居る。足が上がらなくなっている兆候なので、皆さん自身、あるいは周り気を付けて見てみてください。
 ついでながら、駅の階段上る時など、トントンあるいはパタパタ足音させている人ってのは、段差で足上がらなくて蹴つまずく人と同じで距離感つかめていないようなので、これまた要注意。

 それと大事なことは、今年に入って書いているように、周りの人や環境、それから食事にも感謝しつつ生きるってのが精神衛生上もいいわけで、それはそれで、健康的な生活につながるし、それだけ考える時間が増えるってことになる。
 いずれにしても、費用はまったく掛かりませんので。

 …また話が長く、また大きくなりました。
 

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おじいちゃんの知恵袋(その2)

2009-07-19 08:37:56 | 実用
 
1.ひなた水
 下着や靴下、ワイシャツなど、洗濯してもシミがなかなか落ちないことがある。そんな時、水を張った洗面器にシミの部分が上に来るように浸し、お日様の当たる所に数時間置いておく。そのあと普通に洗濯すれば、シミはかなり落ちるはず。
 ただしこれは僕が考えたものではなく、10年ほど前、新聞の投書に「おばあちゃんのひなた水」として載っていたもの。なお温まった水は、そのまま洗濯に使ってもいい。

2.色と形
 人に何かを取ってもらう時、「その四角いの」と言うより「その青いの」といった方が早く伝わる。形より色の方が識別が容易だからだが、これはドラマ『MR.BRAIN』でもやっていたから分かる人も多いかと思う。

3.忘れ物しないために
 翌朝忘れ物してはならないものがあったとする。そんな時、たとえば玄関の靴を、いつもと違う形に並べておき、それを見たらその持っていくべきものを思い出すよう、自分に言い聞かせておく。そうすると朝、寝ぼけていても急いでいても、靴を履く時に違和感あるから「あれっ」と思う。これも脳の特性を生かしたもので、忘れ物しない方法の一つ。

4.ペンホルダー
 これは僕が考えたもの。鉛筆やボールペンなど、居間のテーブルに置いておく人も多いかと思う。僕の場合テレビ見ながらいろいろと思いついたことをメモするのに紙と鉛筆は必須なのだが、あちこち行ってしまうことが多い。かと言って鉛筆立てを置くのも邪魔臭いので、ティッシュボックス上部の角に穴を開け、そこに差すことにしている。ティッシュなんてだいたいあるものだから、スペースの無駄にもならない。

5.虫よけがない時に
 キャンプで虫よけスプレーを忘れてしまったような時、筋肉痛用の塗り薬なんかあったら、ある程度それで代用できる。あのスースーした感じというのは、虫が嫌がるもの。そもそもハッカとかメンタームとか、植物由来の芳香成分は、その植物が虫を寄せ付けないために編み出したものだから。そういう意味では、メンソレータムなどのリップクリームでも可。

 …まだまだおじいちゃんと呼ばれるような歳では、ないんだけれど。
 

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寝酒の代わりに

2009-06-07 07:15:34 | 実用
 
 “ナイトキャップ”というカッコいい言葉にほだされて、若い頃から寝る前によく酒を飲んでいたのだが、朝がツラくなってきたというのか、体力が落ちてきたんで、もう何年もやめている。
 その代わりにやっているのが、ヨーグルト。ただし睡眠中、やはり胃に負担がかかるので、寝る1時間ほど前に、1つだけ。

 ヨーグルトが下痢症や胃腸炎にいいのはよく知られているところだが、免疫力アップにもいいらしい。腸内細菌の状態を改善してくれることで、腸が司っている免疫システム(全身の50%とな)も良くしてくれるらしい。
 それから、胃腸の調子が良くなることでお通じも良くなるし、そうすると老廃物が早く体外に出て行くことになるから、血液、全身そしてお肌にもいいようだ。老化防止にもなるらしい。
 タバコやらないせいもあるが(昔は吸っていた)、そろそろ50だというのに肌がきれいなようで、カミさんからも「おとうさん肌きれい」と言われている。(知らない人には気持ち悪いだけだろうけど)

 ところで、赤ん坊の腸内細菌中、ビフィズス菌は9割もあるのに、大人になるとそれが2割まで減るそうだ。そのメカニズムは誰か研究しているのだろうけど、幼い子供ってのは、スリッパやらその辺のゴミやら、よく口ににするんで、おなか壊さないようにするためだろうと思う。
 あそれから、野生の動物ってのは、他の小動物やら死骸やら、生でパクパク食べているけど、人間がやったら絶対おなか壊すだろう。生まれつきできることとはいえ、おなか丈夫だ。善玉菌たくさん持っているんだろうね。(でもヨーグルトは食べていないはず。???)

 寝る前におなかペコペコというのも切ないもの。酒飲み過ぎて体壊すより、ヨーグルトで健康に。どう?
 

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健康法あれこれ

2008-10-19 08:22:50 | 実用
 
 体調不良というのは、だいたいが風邪かおなか壊すか、だろうと思います。これからだんだん寒くなってくることですし、基本的ながらいくつか健康法をまとめておきます。
 もちろん僕が全部考えたわけではなく、よく知られているものもあります。

1.鼻で息を吸う
 息を吐く時は口からでもいいが、吸う時は鼻から吸うこと。雑菌を捕捉してくれるし、鼻腔で空気が暖められるため、体への負担が少なくて済む。口を開けて呼吸している人は、おそらく風邪ひきやすいと思う。口は閉じて(口の中の空間はできるだけ小さく)、温かく湿らせておくのが、ノドには一番いい。
 ついでながら、白人の鼻が高いのは、比較的寒い地方に住んできたため、冷たい外気をより暖めることができるよう、空気の通り道が細く長くなったんだそうだ。

2.洟をよくかむ
 洟(鼻水)をすすってゴクリと飲み込んでしまうのは、その中に含まれる雑菌やウイルスを体の中に入れてしまうことになる。ノドや気管支にも悪いし、おなかにも良くない(風邪からおなか壊すことはよくある)。授業中だろうが会議中だろうが、洟はティッシュできちんとかむのがいい。
 そもそも鼻水ってのは、雑菌等を捉えて外に出すのがその目的なのだから、中に入れるものではない。それは痰も同じ。できるだけ外に出す方がいい。(とは言ってもペッペ吐いてはいけない)

3.手を洗う
 洗うとはいっても、よほど汚れていたり油ベタベタしていたりしなければ、石鹸は使う必要はない。体の表面には〈常在菌〉という皮膚を守っている菌がいるし、皮脂というアブラ分もある。それらは必要なものだから、わざわざ石鹸なんかで落とさなくてもいい。流水で充分。
 手洗いソープのCMで、菌がこんなに少なくなりました、なんていう絵が出てくる時があるが、それって大事な常在菌や皮脂もなくなっているってことだからね。

4.朝晩水を飲む
 寝る前、そして起きたあとに、水を飲む。コップで1~2杯分だが、冷たい時はゆっくりと。
 ひと晩で500mLほどの水分が体から出て行くそうなので、血液ドロドロにならないためにも、寝る前は必要(脳梗塞や心筋梗塞の予防になる)。多少の満腹感も得られるので、眠りにも就きやすい。
 朝は朝で、失われた水分を補給するとともに、胃腸を刺激することでお通じが良くなるはず(特に女性にはいいかも)。

 以上、お役に立ちますれば。
 蛇足ながら、おととしの1月に「冬季下痢症にはヨーグルト」、去年1月には「カゼの治し方」という一文を載せたところ、それぞれGoogle検索で上位にランクされているようです。少しは役に立っているんだろうなあ。

 〔写真は、三重県「なばなの里」にて〕

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メールの功罪

2008-02-24 10:08:17 | 実用
  
 たまーにあるんだけど、仕事中電話がかかってきて「メール送っておいたんだけど、どう?」というケースがある。慌てて開いてみると、たった今送られたものだ。それも急な用件らしい。あんたのメール読むために仕事してんじゃないんだけど、とそういう時は思ってしまう。
 そう、今回はメールの功罪含め、ちょっと気の利いた使い方というのを紹介しておく。

 同じ内容のものを、多数の相手にまとめて送ることができるメールは、非常に便利なものだ。しかし、送ったらそれで相手が引き受けたものと思うのは、当然ながら間違い。その相手との信頼関係にもよるが、特にややこしい頼み事などは、電話を一本入れるといい。
 最近よくやるのは、メールを作っておいてから、その相手に電話を入れること。ややこしい話だと「じゃあメール送って」と言うだろうから、すぐに送ればいい。メールの文章を書いてるうちにこちらの頭も整理されるし、画面見ながら話すれば、その電話で説明を求められてもすぐに答えることができる。
 もし何か予想外の質問が出たら、調べて追記すればいい。また、電話して相手がいない場合でも、「メール入れときます」と電話受けてくれた人に伝えておけば、頼む相手も納得しやすい。「留守のようでしたので、メール入れておきます」と本文の頭に書いておいてもいい。

 やたら大きなファイルをどんと送り付けておいて、「資料送付」としか書いてないメールもある。何の資料なのか分かるよう、件名を「資料送付(20日の品質講習会)」とでも入れておけば、受けた人は読む優先順位を付けやすい。
 できれば本文に、気を付けたい新しい情報など要点を書いておくと、より親切。資料だけを送ってくるのは、送る本人も内容よく把握していないんじゃないかと思わせる。

 意見の取りまとめなど、特定の人に同じようなメールが送られるような場合、送る側は件名に部署名あるいは担当者名を入れて「社内規則案(経理)」とでもしておけば、まとめる方もまとめやすい。
 僕も何回か取りまとめをやったが、件名だけでは区別のつかないメールがたっくさん来て困った。

 要は、受け取る側の身になって、ということだろうと思う。どうすれば人が動きやすいか、を考えればいい。なかなか難しいのだが。
 でもこういうちょっとしたことで、気配りができる人間か、つまりデキル奴かどうかってのがわかるのも事実。明日からでも是非。
 しっかし、毎日毎日メールに追いまくられているってのも事実。
 そうそう、一度会社のパソコンが壊れたことがあって数週間なしで過ごしたんだけど、あの時はせいせいした(あとが大変だったけど)。

〔来週また中国へ出張になります(今回は北京)ので、1回だけ、お休みします。また何か面白いことあったら、この場で報告したいと思います。では、行っペキンます。

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