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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

南無2009

2009-12-27 13:19:24 | 時事
 
 今年亡くなった方々を。〔敬称略,カッコ内は享年〕

 1月 2日 平木隆三(77)
         名古屋グランパスの初代監督
 1月 8日 牟田悌三(80)
         『チャコちゃんケンちゃん』のおとうさん役  
 1月11日 福田繁雄(76)
         この人の作品は面白かった。日本のエッシャー
 1月13日 パトリック・マクグーハン(80)
         『刑事コロンボ』で犯人役を3回
 1月16日 アンドリュー・ワイエス(91)
         この絵は一度は見たことあるかも。
 1月28日 青山孝史(58)
         小学生の頃、女の子の憧れの的
 1月29日 分銅惇作(84)
         高校生の頃、参考書やラジオでお世話になった。
 2月 2日 山内一弘(76)
         野球職人の一人
 2月26日 佐竹明夫(83)
         『ウルトラQ』なんかに出ていた。
 3月25日 遠藤幸雄(72)
         体操ニッポンの立役者
 3月31日 金田龍之介(80)
         存在感のある名脇役
 4月21日 清水由貴子(49)
         介護疲れらしいが、自殺とは気の毒
 4月22日 七田眞(79)
         速聴のテープを何本か
 4月23日 中丸忠雄(76)
         『キイハンター』なんかに出ていた。
 5月 2日 忌野清志郎(58)
         キング・オブ・ロック。天国でも、愛し合ってるかーい!
 5月11日 三木たかし(64)
         名曲の数々
 5月16日 滝平二郎(88)
         哀愁のある切り絵
 5月17日 頼近美津子(53)
         きれいなお姉さんだった。
 5月23日 盧武鉉(62)
         真面目そうな大統領だったのに。
 6月25日 マイケル・ジャクソン(50)
         キング・オブ・ポップ。黒い時の方が輝いていた。
 6月25日 ファラ・フォーセット(62)
         子供の頃、ドキドキしながら見ていた。
 7月 5日 土居健郎(89)
         若い頃、何かというと「甘えてる」と言われた。『甘えの構造』は読みづらくて難解
 8月 2日 古橋廣之進(80)
         水泳ニッポンの立役者  
 8月 3日 大原麗子(62)
         難病で孤独死とはかわいそう
 8月12日 山城新伍(70)
         最後は介護施設だったそうだ。
 8月18日 金大中(85)
         波乱万丈の一生
 8月19日 木村洋二(61)
         笑いの単位「アッハ(aH)」の発明者
 9月 8日 ニールス・ボーア(87)
         世界的な物理学者。過去の人かと思っていた。
 9月11日 臼井儀人(51)
         『クレヨンしんちゃん』は下品なだけではなかった。
 9月22日 根本順吉(90)
         異常気象の本が昔あった。
10月 3日 中川昭一(56)
         汚名挽回したかったろうが。
10月10日 江畑謙介(60)
         どこかで戦争が起きるとテレビに出ていた。
10月16日 加藤和彦(62)
         「あの素晴らしい愛をもう一度」は高校の合宿で歌った。
10月21日 南田洋子(76)
         認知症とは。長門さん気の毒。
10月29日 三遊亭圓楽(76)
         星に帰った王子さま
10月30日 クロード・レヴィストロース(100)
         構造主義の父
11月13日 田英夫(86)
         日本の良識の一人
12月 2日 平山郁夫(79)
         シルクロードの絵など
12月24日 奥村公延(79)
         くぐもった声の名脇役

 〔その他確認したければ、「訃報ドットコム」をどうぞ〕

 こうしてみんな死んでいく、それぞれの役目を果たして。
 なお、故人には失礼ながら、個人的に感慨のない方は割愛しました。

 ではでは、皆さま良いお年を。「トラ年にタイガーいないゴルフ界」 

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女の子と居酒屋へ

2009-12-20 09:38:14 | 女の子
 
 いつもカタい話ばかりなので、たまには色めいたネタを。
 ちょっとだけモテた、というお話。(もちろんタイガー・ウッズの足元には及ばないが)

 11月、仲間内で飲みに行き、3次会だったか、たまにはキャバクラへってんで、その辺の店へ。3人で入ったら3人の女の子が付き、隣りに座った子が「ケータイの番号教えて」と言うので、まあかわいらしい子だったからお互いに教え合った。
 後日電話なぞしていたら「どっか飲み行こうか」という話に。行きたい居酒屋があるそうだ。ただし、そのあとはお店へ一緒にということで(いわゆる「同伴」というやつ)。お互いさま、と思いOK。

 そして先日、駅で待ち合わせをしてその居酒屋へ(しゃれてていい所だった)。最初会った日は酔っ払っていたから、本当にかわいいのか自信なかったが(酔うとどの子もかわいく見えてしまう)、シラフで見てもかわいらしかったから良かった。
 キャバクラによくいるような髪キンキラキンでもないし、派手な厚化粧でもないし、どこにでもいそうな普通の子(最近はそういう子も勤めているようだ)。ハタチの学生だそうで、保育園に就職が決まったことや教育実習のこと、あと手相の話なんか。美人というわけではないが、愛嬌あるし、冗談もちゃんと通じるし、とても話しやすい子だった。
 いい雰囲気の中、お刺身やおでんなど食べながら話し込んだあと、その子のお店へ。着替えたその子とまた小1時間とりとめのない話を(それなりにお金かかったんだけど)。
 その間メルアドも交換し、年明けにでもまた別のいい居酒屋へ行こうか、ということに。ただ今度は「同伴」でなくてもいいそうで(エッ…)。

 30近くも年の離れた「かわいい飲み友達」ってところ。まあこういう関係がどのくらい続くのかわからないが(あるいはもう終わっているのかも)、ポシャらなければまた続きでも。
 しかし、電話やメールでドギマギするなんて、実に久しぶりのこと。もちろん、他の客とも同じようなことしているのだろう、とは思いつつ。

 ところで、マイケル・ジャクソンにしろタイガー・ウッズにしろ、アメリカで大成功した黒人というのは、なぜかスキャンダルに巻き込まれてしまう。かの国には、目には見えない何かがあるのか。(あ、またカタい話になってしまった…)
 

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数学と自然界―『リーマン予想』を見て

2009-12-13 10:09:45 | 科学/考察
 
 NHKオンデマンドでランキング1位になったこともあるので知ってる人も多いと思うが、11月15日のNスペで『魔性の難問・リーマン予想』というのをやっていた。理学部の息子と、とても興味深く見た。

 詳しいところは難しすぎてよく分からないのだが、素数の並びから導かれた関数が、原子の動きを表わす式と、非常によく似ているのだという。
 ただの「数字のお遊び」と思われていた素数論が、自然現象・原子論に通ずるものがあるということで、その方面では話題になっているらしい。数学者や物理学者は、〈宇宙の神秘〉あるいは〈神の存在〉をますます感じつつあるようだ。

 そこで思い出すのは、人間の手の形の不思議さ。
 たとえば指をすぼめたとき、親指から小指までが1点に集まるのは、まあ物をつまむのに都合がいいからだというのはわかるが、「フレミングの左手の法則」をやったとき、親指・人差し指・中指の先端同士の距離が、ほぼ等しくなるのは不思議だ。つまり、3本の指先にインクを付け、「フレミング」の形にして紙に押し付けると、そこに正三角形の頂点が現れるということ。
 さらに、指を少し動かして、人差し指・親指先端同士を結ぶ線と、人差し指・中指の先端同士を結ぶ線とが直角になるようにすると、そこには、長さの比が「3:4:5」の直角三角形ができてしまう。

 そんなの単なる偶然だよ、と言われればそうなのだが…。
 有名なところでは、〈ミロのビーナス〉に黄金比が隠れているなんてのもあったりして。

 なおこの番組、今夜遅くに再放送があるそうなので、興味ある方はどうぞ。
 ところで、上記リーマン予想は10進法での話なんだけど、2進法や12進法でも同じことが言えるのだろうか。同じ土俵であれば、同様な結果になるのだろうとは思っているが。

 …ちょっと小難しい話になりました。
 

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ゲーム機〈ゴジラウォーズ〉発見!

2009-12-06 10:03:07 | 
 
 11月の連休を利用して、恒例の家族温泉旅行で恵那へ。
 恵那峡ワンダーランドという遊園地に行ったら、ふた昔前の遊園地という感じだった。観覧車やジェットコースターなど、ひと通りは揃っていて、ほとんど並ぶことなく乗れたし、それなりに楽しめたのだが、富士急ハイランドやナガシマスパーランドへも行ったことのある者としては、物足りないものだった。(ただし眺めは素晴らしかった)

 そんな中、ゲームスポットに寄ったところ、懐かしいゲーム機〈ゴジラウォーズ〉を見つけた。子供が幼稚園か小学生のころ、近くの西友の屋上にあって、よく買い物がてら遊んだものだ。
 これ、いわゆるシューティングゲームである。100円入れると、「ゴジラ発見、ゴジラ発見。ゴジラ、撃退せよ!」という声に続いて、奥の50cmはあろうかというゴジラが例の雄叫びを上げ、これまた例のテーマ曲に合わせて迫ってくるというもの。口の中や胸、手のひらにセンサーがあり、そこを狙って撃つと得点になり、ゴジラは後退する。そしてこちら側のチェーンを突破されたらゲームオーバー。(実際にやってもらうのが一番いいのだが)
 懐かしくて懐かしくて、子供と一緒に、いや子供以上に夢中になってやってしまった。大学生の子と2人で110点、そして1人でやって124点出して、喜んでいた。(カミさん「子供より楽しそう!」)
 遊園地の方にはある意味失礼ながら、このゲーム機が一番面白かった。これだけでも、行った甲斐があったというもの。

 もちろん家からは日帰りでは行けないので、恵那ラヂウム温泉館という、少々アヤしげな所に1泊したのだが、いやいやどうして、ロケに何回も使われたらしく、シブくていい旅館だった。(『トリック』にでも出てたかもしれない)
 何より、それぞれの部屋が離れになっているのがいい。また多少値段は張るものの、別の離れで夕食をとることもできる。信州牛が出たけど、これがまたウマくて。

 ジェット遊覧船からの恵那峡の景色も良かったし、そのガイドも楽しめた。天気にも恵まれ、いい家族旅行となりました。さて来年はどこ行こうか。
 

コメント (2)
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