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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

あぁエスパルス

2015-10-18 07:17:40 | サッカー
 
 終盤に入っての4連敗で〈オリジナル10〉の清水エスパルス、ついに降格。諸行無常とは言え、Jリーグ開幕時ヴェルディと覇を争った名門の、見る影もなくなってしまったのは誠に残念。ただ、去年奇跡的な残留を果たしているのだから、今年残留争いをした時点で“負け”と言えるだろう。

 サンフレッチェとの試合だったか、両チームの体つきに明らかに差が見られ、「こりゃ勝てんわ」と思ったもの。『エスパルスニュース』でOB達が「強い気持ちを持って」と口々に言っていたが、そんなもんじゃなくて、シーズンオフやキャンプでの体づくりからしてダメだったんじゃないか。よくお相撲さんが体大きくなって強くなるように、厳しいトレーニング/走り込みがやはり必要なんだろう。そういう意味では、初期のレオン監督なんか、それはそれで合っていたのかも。
 あと、シュートがまとも過ぎ。メッシ並みとまでは言わないが、相手ゴール前でのひと工夫はあってもいい。

 さてさて、来年はJ2での戦いとなる。ジュビロとの静岡ダービーがあるのかどうか分からないが、レッズやサンフレッチェ、ガンバが一度落ちてから常勝軍団になったように、またイタリア・ユベントスが降格してから快進撃を続けているように、我らがエスパルスも早いところJ1に戻って強くなってほしいもの。
 どうか頼むから、僕の目の黒いうちにJ1リーグを制覇してくれ。

 〔写真はたしか、2007年時のもの〕

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膝の痛みにはこれ

2015-10-11 09:05:13 | 実用
 …と書くと何かの薬か健康食品のことだと思われるかもしれないが、3分ほどで終わる簡単な運動の話。

 年のせいか、左の膝が痛くて歩くのも曲げるのもツラいほど。〈大井川マラソン〉というのに出たいので湿布を貼っていたがなかなか治らず、整形外科に行ったら軽い〈変形性膝関節症〉とのこと(膝が曲がってしまう病気のことだと思っていたが、どうもそうではないらしい)。それでも湿布と痛み止めもらっただけ。

 確かNHK『ためしてガッテン』で以前紹介されていたのを思い出し、それをやることにした。
 痛い方の足が上になるよう横向きに寝て、痛む上側の足をまっすぐにしたまま上下に、そうハサミのように動かすというもの。膝まわりの筋肉が鍛えられることで痛みを軽減させるようだ。そう言えば肩こりも腰痛も、筋肉のバランスが崩れると起きるものらしい。コツは3つ。
   ・膝が痛くない程度に済ませる
   ・足は高く上げる必要はないが、下げた際も空中に浮かせておく
   ・下側の膝は曲げておくのがいいそう(理由はよくわからない)
 なお、ネットで「膝の痛み 運動」とでも検索すれば、いくらでも出てくるはずです。

 うちのおふくろがずいぶん前から「膝が痛い痛い」と言っていたのでこの運動を教えてあげようと覚えていたのだが、まさか自分でやる羽目になるとは思わなかった。これも遺伝なのかなあ。
 遺伝と言えば、親知らずなのか下の右奥歯が、ちょっと硬いもの噛むと「ジーン」と痛んで仕方ない。親父がその昔「いたー!」と言っていたのを思い出す。これも今の僕と同じなのか。血は争えない、というか。

 さてこの運動、半信半疑ながら毎日欠かさずに続けていたら、かなり良くなった。再来週のマラソンには、何とか出られそう。
  

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不愉快ポイント

2015-10-04 11:28:57 | こころ
 
 皆さんにも経験ないだろうか、考えたくもないことが頭にこびりついて離れないことが。それも、休日のゆっくりくつろぎたい時に限って。そして時には、映画やデート、ドライブに旅行が台無しになってしまう。
 それは仕事のことだったり職場のことだったり不愉快な奴のことだったり、または勉強や学校のことだったり。「何で休みの日にあんな奴のこと考えなきゃならないんだ」と思うのに、頭が勝手に考えてしまう…。

 昔からそういう強迫神経症的なところがあるのか、休日前には特に注意するようにしているのだが、先のシルバーウィーク中にハマってしまって参った。せっかく一人旅に出たのに、イヤなことが頭から離れず、目の前の景色も充分楽しめず。
 そうこうしているうちにふと思いついたのが〈不愉快ポイント〉。不愉快なことを考えるたび、ポイントが貯まるというもの。ポイントカードなんてないんだけれどで、少し考えたら10ポイント、ずーっと考え込んでいたら100ポイント、と。
 「人生はあざなえる縄のごとし」とも「塞翁が馬」とも言うし、「人生はプラスマイナスゼロ」とも言う。だから、悪いことがあればその分良いことがある、と考えることで、心がスッと軽くなったものだ。単純な時間の経過もあろうが、おかげで旅の後半はリラックスして楽しむことができた。

 貯まったポイントが何かの商品に交換できるわけではないけれど、のちのち、年取った時、あるいは死後なのかもしれないけれど、いいことがきっとあるに違いない。
 もちろんポイントの数字/付け方は勝手に決めていいし、貯まったポイントで以って自分へのご褒美としてケーキなんか買ってもいいかもしれない。その辺は自由。
 
 ところで一人旅の場合、電車を利用することが多いのだが、窓から外の景色を眺めているとどうしても視線が左右に動くことになる。これって、ストレス解消にいいと言われる〈眼球運動〉に近いので、ひょっとしたら精神衛生面でもいいのかもしれない。
 …さて今回の2泊3日の旅だけで、不愉快ポイントが2000ほど貯まったのでした。

 〔写真は、旅の最中に車窓から見えたいい風景〕


 
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